※Mrs.GREEN APPLEも最近リクエストが増えているミュージシャンです。リクエスト曲については、なるべく同じアーティストが連続しない形で少しずつアップロードしていきます。
『CHEERS』(Mrs.GREEN APPLE)
【地声最低音】mid1D(D3) ※楽曲全体を通して登場
★m1D[は]かられるられる今日も 1D[と]りあえずさ(Aメロ)
★だって世界は昨m1D[今](サビ)
★やるせない日々だからこそわm1D[ら]おう
【地声最高音】hiC(C5) ※Cメロ1回
★m2G[見]hiD裏[つけ]hiC地[た]hiB[の][四つ葉]hiA[の][ク]hiB[ロー][バ]G[ー][を]
【裏声最高音】hiG(G5) ※Cメロ1か所
★m2G[活気]hiG裏[がな]hiD[く]hiC[な]hiB[っ]C[て]B地[き]m2F#[た]G{な]
【補足】mid2F#~hiE辺りの注意箇所
★教えてよ 君は何故、泣hiA裏[く]m2G[の]を(Aメロ)
★かm2G地[た]m2F#[よ]った世の定規で
★m1D[な]まぬるいJUICEでm2F#[乾]m2G[杯](サビ)
★hiE裏[シ]hiD[ン]hiC[パ]hiB地声[シ]hiA[ー]
★m2G[こ]m2F#[われ]てしF#[まっ][た?]
★あhiD裏[い]hiC[し]hiB地[て]hiA[る]m2G[の][こ]{え]F#[たち]G[も](Cメロ)
★それm2G[で]hiA[も]hiB[ね] このご時世にね
まず、『CHEERS』についてです。この楽曲は、2019年に5人組バンドMrs.GREEN APPLEによりリリースされる予定のアルバム『Attitude』に収録されている楽曲です。アルバムのリリースに先立ち、MVが公開されました。MVの公開は以前当ブログでもレビューした『インフェルノ』、『lovin’』に続き、3か月連続のリリースになります。
『CHEERS』はMrs.GREEN APPLEのYouTube公式チャンネルでMVが公開されており、2019年9月末現在、約200万回もの再生回数を記録しています。アルバムの発売も迫り、注目度も非常に高まっているといえます。
『CHEERS』のサウンド等についてです。まず、イントロで登場するシンセの象徴的なフレーズが楽曲のカラーを上手く表現していると思います。どこか遊び心溢れた軽快さが表現されています。DTM(デスクトップミュージック)が盛んになった今っぽさを感じます。また、四つ打ちのリズムが随所に用いられ、楽曲全体を通して高揚感を誘います。他の楽器もこうした軽快感をベースとした演奏になっています。楽曲全体を通して、どの楽器も好きなフレーズがあるのですが、個人的にはとりわけエレキギターのフレーズが随所で光ります。『インフェルノ』と同じ人達が制作したとは思えない振れ幅の感じました。
歌メロディーについては、AメロサビCメロから構成されております。Bメロが無い分、楽曲全体が上手くまとまっているように感じます。それを象徴するように、演奏時間も3分半程度に収まっています。ミセスの歌メロディーは、突拍子もないような高音階のボーカルが随所に登場するイメージなのですが、今回の『CHEERS』でもそれは見られます。主に「息漏れの無い裏声」なのですが、サビやCメロで特に顕著であり、一番高い場面ではhiGにもなります。カラオケ等ではチャレンジされる方は非常に苦戦するのではないかと思われます。
『CHEERS』の歌詞についてですが、他人や世間の物差しに囚われずに生きていくことが歌われています。ただ、そうした「レールから外れることで生じる不安などもみんなで上手く乗りこなしていこう」という点が、楽曲の軽快さとして強く強調されているように感じました。
個人的には「教えてよ 人は何故、「幸せ」と追いかけっこしてるの? 彷徨えたら楽だろうな」というフレーズが耳に残りました。少し前に三月のパンタシアの『青春なんていらないわ』の中でも歌詞の中に「正解なんていらないわ」というフレーズが登場しました。「彷徨うこと」や「『効率的に正解に向かうこと』とは異なる別の解を探すこと」が出来にくい現代を象徴しているのではないかと考えました。
最後に、『CHEERS』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiC(C5) 、【裏声最高音】hiG(G5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、『CHEERS』ではhiC以上の高音域は基本的に裏声が使われています。ボーカルの大森元貴さんは息漏れの少ない裏声を多く用いております。一般的には、まずは息漏れの多い一般的にイメージされる裏声を練習した方が良いと思います。ちなみに最高音hiGについては、私自身判別に迷いましたが、今のところは裏声に分類してあります。このhiG辺りになると、裏声でもかなり高いキーになります。
次に地声最高音についてです。一番高い箇所はCメロのhiCの場面です。ただ、ここは裏声も入り混じる場面ですので、場合によってはhiCは裏声でも良いのではないかと思います。ただ、地声で歌えるに越したことは無いです。
『CHEERS』は楽曲全体を通しては、最低でもhiA、できればhiB辺りが安定的に歌える必要があると思います。大森さんは他の楽曲においてもこの辺りのキーは地声で歌いこなすことが多いです。ミセスの楽曲ではこのhiA,hiB辺りのキーが頻出する上に、器用な裏声で高音域を歌唱しますので、難易度は非常に高いです。
一般的には少しキーを下げて歌唱するのがベストのやり方なのではないかと思います。例えば、原曲キーから2つ程度下げると、かなり歌いやすさが上がります。
ちなみに、『CHEERS』は音域が非常に広いですので、キーを多く下げて練習するするといったことには向きません。ある程度歌い慣れた人がキーを下げて歌唱するということは可能ですが、普段歌い慣れたない人がキーを下げて練習する場合はかなり難易度が高いと思います。後者の場合は、別の曲で歌い慣れた上で、この曲に取り組んだ方が良いと思います。
『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
コメント
Official髭男dismの相思相愛という曲お願いしたいです。HPを見てて同じアーティストの連投は避けたいと仰っていた為、難しいかもしれませんが今週の週末カラオケ大会に出場するため、勝手ですがこの歌のレポートをよろしくお願いします!
>>1
リクエストありがとうございます。
ヒゲダンはリクエスト曲全てアップし終えています。
よって、『相思相愛』にはすぐに取り掛かることが出来ます。
明日か明後日をメドに、なるべく早くアップロードいたします。
カラオケ大会楽しんできてください。応援しています。
同じくMrs.GREEN APPLEのどこかで日は昇るお願いできますか?
>>3
ミセスは近々一曲アップ予定です
>>4
Love me,Love youの音域も知りたかったのでありがとうございます。
また次の機会にどこかで日は昇るもやっていただけたら幸いです!
楽しみにしてます
>>5
コメントありがとうございます。
励みになります。
同じくミセスのIn the Morningやってほしいです!
エデンの園でhiGのあとの
活気がなくなってきたな
のところ全て地声で出されてたので
出そうと思えば地声でもポンポン出るのが凄いです
>>8
大森さんの歌声は本当に参考になりますね。
いつも記事作成お疲れ様です。2つお伝えしたいことがございます。「まず、『CHEERS』についてです〜」の段落の『lovin’』がlonvin’になっているので修正してはいかがでしょうか。
また、『lovin’』のリンクを同箇所に設定してはいかがでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
修正します。