『ODD FUTURE』(UVERworld)
【地声最低音】mid1C(C3)
★m1C[終]わ[ら]ぬ[きょ]うに価値なんてない【1番Bメロ】
★身に覚えの無い運命に 殺されかけた事もあっm1D#[たし]【2番Aメロ】
★m1D#[そ]れでも今日もD#[生かされてるっ]て事は
※mid1D#は一部のみ記載してます
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で21回(アウトロ込みだと23回)
★hiC[Dreaming] m2G–m2F[意]思]逆走 しかG[くい]そ]ら【サビ】
★心の隙間埋hiA#–hiC[め[ぬ] 明けぬ夜から抜C–A#[け]よう] oh oh A#[oh] oh
★m2G[ゴング]鳴りそれぞ[れ の]天命hiC–hiA#–G–G#–A#[を]ぉ]ぉ[ぉ[ぉ]ぉ]ぉぉ【大サビ】
【裏声最高音】hiC(C5) ※全体で1回
★矛hiA#–hiC裏[盾を楽[し]m2G[め]るよゆ[う]ぅぅ【1番Aメロ】
【補足】mid2G~hiA#を含むフレーズ一覧
★一hiA#裏–m2G[部を知って hi]gh] A#[厭わず star]light]【1番Aメロ】
★What’s going on? まだm2G[そう] やり残してんだ[ろう]【2番Bメロ】
★m2G–m2F[修正]のしよう]の無い日々のな[か]でも
★人とm2G[は]違うと認めた上m2G#[で]ぇ] [可能性]のるつぼひG#[らく]
★m2G–m2F[I Keep my i]deals] それぞG[れの]人]生【大サビ】
★m2F[愛]も[夢]も[危険なほど簡単に火がついちゃう]のさ
まず、『ODD FUTURE』(オッド・フューチャー)についてです。この楽曲は、2018年にロックバンド・UVERworldによりリリースされたシングル作品です。オリジナルアルバムとしては、2019年の『UNSER』(アンサー)に初収録されました。同アルバムには、『Touch off』(過去記事)、『ROB THE FRONTIER』(過去記事)といったシングル曲が収録されております。同アルバムには出荷ベースで19万枚を記録し、日本レコードよりゴールド認定がなされております。
『ODD FUTURE』は堀越耕平さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌に起用され話題を呼びました。個人的に面白いと感じたことは、アニメで流れた90秒のバージョンと、シングルでかなり違った展開をしている点です。これ単にメロディーを組み替えただけでなく、楽器なども含め、アレンジをかなり変更しております(引用元)。そうした点が、UVERworldのサービス精神の強さを感じました。人気アニメと楽曲の質が相まって、ミュージックビデオは1700万回を超える再生回数を記録しております(アニメのオープニングバージョンは2300万回の再生回数を記録)。
『ODD FUTURE』はEDM調のバンド曲です。ボーカルにエフェクトをかけるなどの工夫が凝らされております。また、AメロBメロについては1番と2番で全く異なる展開をしており、その点でも特徴的です。
『ODD FUTURE』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。通常はキーを下げた方が歌いやすそうです。また、EDM調ということもあってか、1番Aメロでは裏声が多用されている点も、TAKUYA∞さんとしては珍しいかもしれません。
一方で、同曲は低音域も低めであり、大きなキー下げには向きません。また、低音を中心に、女性が原曲キーで歌うのは少し難しい部分が出てきます。「低音パートを男性、高音パートを女性が歌う」という工夫をするのも個人的には面白いかもしれないと感じました。
最後に『ODD FUTURE』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cは1番Aメロで登場します。上の音域一覧では記述してませんが、mid1D#とのコンボです。この場面以外でも、mid1D#などが比較的多く登場します。低音域が苦手な男性は若干歌いにくいかもしれません。また、女性の声域としては相当低く、原キーでの歌唱は困難です(この辺りをしっかり歌える女性は標準と比べても相当低い)。
次に、地声最高音hiCはサビを中心に登場します。登場回数は曲全体で21回とかなり多いです。そのため、一般的な男性の場合はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください(ただ、これだけ下げても一般的には高いです)。
『ODD FUTURE』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、音域自体がかなり広いため、歌い慣れた人であっても難しい部分が出てくるかもしれません。キー調整をするにしても、歌う人を選ぶ楽曲だと私は分析しました。
『ODD FUTURE』を原曲キーで歌唱する場合、hiC,hiA#などを地声でしっかり歌いこなせる力が求められます。一方で、AメロBメロでは低音域が比較的多いため、広い音域が要求されます。ただ、音域が広い分、『一滴の影響』(過去記事)、『シリウス』(過去記事)などのようなスタミナは必要ないと私は分析しました。
これらを考慮すると、「高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は考えました。先述の通り、女性の場合は、低音がネックになり、原曲キーの歌唱は難しいです(高音域は比較的合いやすい)。
『ODD FUTURE』はノリの良いバンド曲であり、カラオケなどでも合いやすそうです。個人的には【矛盾を楽しめる余裕】という歌詞が印象に残りました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
この曲よく歌います、体感的にはかなり音域が広く感じる曲で、もっとlowとかに行っててもおかしくないと思ってました
サビが長いので自分的には体力使う感じします。
コメントありがとうございます。
サビは回数も多いですよね。体力使うの分かります。
ちなみに、ライブの動画ではTAKUYAさんはlow音階をがっつり使ってました。
ラップパートなのであまり気にしなくてもいいと思いますが、
やはり音域が滅茶苦茶広く、高音域も安定してます。凄い。
調査お疲れです!hiCの回数の予想が当たってました!めちゃくちゃ多いですね。低音も多く出てきますし
hiCがこれだけ出てくると歌うの難しいですね。さすがUVERworldって感じです笑笑
間奏のサックスがめちゃくちゃ好きです。
コメントありがとうございます。
歌い出しから、hiCなのが何気に辛いです。
間奏のサックスめっちゃ分かります。
誠果さんのサックスいいですね。