なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVなどが公開されておりません。また、Spotifyなどのストリーミングなどでも配信されていないようです(個人的には今後配信して欲しいと強く思います)。
『掌の世界 (with 斎藤宏介 from UNISON SQUARE GARDEN)』(TK from 凛として時雨)
【地声最低音】mid1G(G3)
★てm2A#–m1G[のひらに迷路[え]が]いて【Aメロ】
【地声最高音】hiD(D5) ※サビで頻出(全体で15回以上)
★hiD–hiC–hiA#[Ti]me Tra]veling]×3 A#–hiA[と]どく[場]所]【サビ前半】
★hiA–A#[この[手]が]世界A#–hiD地[に[なっ]て【サビ後半】
★hiC–hiA#[とう]め[い]に[塗っ]て])hiD地–A#–A[おい]た]よ]
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビとDメロ
★hiA–hiA#–hiC[記[憶の鍵をつ[ない]で] ぼhiA-hiD裏–A#[くらは光に[なっ]て]【Dメロ[大サビ]】
★hiC[I’ll] hiD[leave it] [for] D[you]
【補足】hiA#~hiC#を含むフレーズ一覧
★目を閉じてリバースさせm2G[て] 君の声が届くま[で]【Aメロ】
★らhiA#[せ]ん[じょ]う[に]散[ら]ば[っ]た[声]hiC[を]【Bメロ】
★透きhiA–hiC[と[お]って 君A–hiA#[を[待っ]てい]る【サビ】【裏声最高音】hiD(D5) ※サビとDメロ
★hiA–hiA#–hiC[記[憶の鍵をつ[ない]で] ぼhiA-hiD裏–A#[くらは光に[なっ]て]【Dメロ[大サビ]】
★hiC[I’ll] hiD[leave it] [for] D[you]
【補足】hiA#~hiC#を含むフレーズ一覧
★目を閉じてリバースさせm2G[て] 君の声が届くま[で]【Aメロ】
★らhiA#[せ]ん[じょ]う[に]散[ら]ば[っ]た[声]hiC[を]【Bメロ】
★(The world in my hand) hiA#–hiC[う[つし]た]
★hiA#–hiC[だ[れ]に[も]と[ど]か[な]い]hiC#–C[場]所][で]【Dメロ[大サビ]】
★つhiA#[た]え[ら]れな[かっ]た[こ]とhiC#–hiC[全]部]
まず、『掌の世界 (with 斎藤宏介 from UNISON SQUARE GARDEN)』についてです(以下、『掌の世界』)。『掌の世界』は、元々は2013年に男性アイドルグループSMAPのシングル『Joy!!』のカップリング曲としてリリースされました。同曲は作詞作曲を凛として時雨のフロントマンTK氏が担当しました。
その後、『掌の世界』は2021年にTKさん自身によりセフルカバーされました。TKさんによりリリースされたベストアルバム『egomaniac feedback』のボーナストラックとして、同曲が収録されております。タイトルを見ても分かりますが、ゲストボーカルとしてUNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介さんが招かれました。
『掌の世界』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性曲としてはかなり高い音域で歌メロが作られております。通常はキーを下げた方が、歌いやすいです。
ちなみに、原曲のSMAPの歌うバージョンについては、mid1B(B2)〜mid2F#(F#4)で歌メロが作られております。よほど高音域が得意な方でもない限り、SMAPのバージョンの方が歌いやすいのではないかと私自身は推測しております。ちなみに、カラオケではSMAPのバージョンから4つ下げて、オク上げで歌うと、TK&斎藤宏介バージョンのキーになります(正確には8つ上のキーです)。
『掌の世界』は音域的には女声域と近似しており、女性の方が原曲キーでチャレンジしやすそうです。ただ、同曲はツインボーカルということもあり、メロとメロとの間が短く、息継ぎが行いにくいです。そのため、高音域が得意な方でも、1人で歌うのが非常に大変なのではないかと私自身は分析しました。 複数人で歌うことを選択肢に入れても良いと思います。
最後に『掌の世界』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)〜【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べると、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1GはAメロで登場します。このmid1Gが最低音となる男性曲はかなり高い確率で「キーが高い男性曲(スタミナも不可欠)」になります。今回の楽曲についても、そうした性格が色濃く反映されております。
一方で、最低音が高い分、女性が原曲キーで歌うことも可能です。 声域的には「標準より高めの音域の女性」などが合いやすそうです。先述のように息継ぎが大変な作品ですので、2人以上で歌うことをオススメします。
次に地声最高音hiDについてはサビを中心に登場します。正確な数は数えておりませんが、少なくとも15回以上は登場し、多いです。hiDは男性の音域としてはかなり高い音階ですので、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、SMAPの歌うバージョンのmid1B(B2)〜mid2F#(F#4)辺りがより歌いやすいのではないかと思います。
『掌の世界』は低音域に余地があり、キー調整はしやすいです。ただ、元々のキーが非常に高く、また歌メロも絶え間なく続きます。そのため、キーを下げたとしても難しい部分は多く、通常は複数人で歌ったほうがよさそうです。その点は留意しておいてください。
ちなみに、同曲を原曲キーで歌唱する場合は、「高音域が非常に得意な男性」、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な女性」などがマッチしやすそうです。ただ、いずれにしても2人以上で歌唱した方が良いのではないかと私は分析しました。
TK氏の歌う『掌の世界』は原曲キーだと非常に高く、難易度も高いです。ただ、カラオケ等で歌いこなせると非常に気持ちが良いですし、高音域が得意な方などは歌ってみたいと感じやすいのではないか思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
記事になるのが早すぎてびっくりしました()ありがとうございます。
TKとユニゾン斎藤が同じキーで歌っていたのでビックリしました。おそらく歌に専念するともっと高いキーが出る人だったんでしょうね(ユニゾンはご存知の通り歌メロとギターが忙しいです)
先にこっち聞いてたので後でSMAP版聞いた時低すぎてビックリしました、、が、実はm2F#なら他のSMAP曲と変わらないんですね。
ストリーミングに無いのは意外ですね。自分はサブスク系やってないのでリクエストの際その辺の配慮は出来ませんでした…(当然SMAPのもないでしう)
コメントありがとうございます。
実は私自身も気になっていたので、リクエストを頂いたその日に調べました(笑)
厳密にいうと、斎藤さんはTKが地声で歌ってるhiDを一部裏声hiDを使われているのですが
斎藤さんだけしか歌ってない地声hiDもあるので、両者ほぼ同じレンジですね。
どっちのパートも滅茶苦茶大変です。
SMAPの方はmid2F#なのですが、こっちも上手く歌いこなすとカッコよくなると思います
TKセルフカバーがストリーミングに無いのは、もしかしたらジャニーズとの版権関係で配信が難しかったのかもしれませんね。
個人的にはもっと広まって欲しいです。
なるほどジャニーズ関連だからと言うのは有り得る感じ、(ボートラだから?と思いましたがそっちのが濃厚ですな)
SMAP版は一般的な男性の音域と言えますが、この対比はまさに一般男性と高音化したプロの男性の乖離を感じる例ですね。久々に聞いてSMAP声こんな低かった?ってなりました。(TK/斎藤版は最近の曲の中でもかなり高い方ではありますが)
SMAPはそこまで高くないので
高音域が得意でない方の練習曲としてはおススメしやすいですね。
よくよく考えたら、SMAPまだ取り上げてない。