同曲はOfficial髭男dismのYouTube公式チャンネルでライブ版の映像が公開されております。地声最低音などが確認できないなどスタジオ音源とは微妙に違うところもありますが、参考として添付します。
『たかがアイラブユー』(Official髭男dism)、Takaga I love you
【地声最低音】mid1C(C3) ※2番Aメロで1回だけ
★m1C[そ]つぎょうアルバムみたいにいつか笑えるように
※こだわらなくていいです。ここ以外ではmid1Fが低音
【地声最高音】hiC(C5)
★hiA[あ]い[い]hiA#[れ]hiC地[な]A#[く]A[たっ]て
※Cメロで1回のみ。それ以外ではhiA#
【裏声最高音】hiC(C5)
※サビで登場します
★もたm2G[げ]hiA#[あっ]hiA[て]生まG[れ]hiC裏[てい]く
※サビで登場します
【補足】mid2G~hiA#辺りの注意点
★とても不安にm2F[なっ]てしm2G[まう]F[よ](Aメロ)
★つないm2G[だ]あ[り]き[たりな]hiA[こ]hiA#[と]A[葉]のG[さ]きには(Bメロ)
★m2G[奇]hiA[跡が]hiA#地[あっ]G[た]
★たかがm2F[ア]イm2G[ラ]F[ブユー](サビ)
★m2G[常]hiA[套]G[句]の[NEED]
★(それでも僕ら相も変わらず)愛をm2G[さ]hiA#[け]hiA[ぶ]
★(それでも僕ら相も変わらず)愛をm2G[さ]hiA#[け]hiA[ぶ]
★サイケm2G[デリッ]クでやっ[ぱり]こhiA#[わ]hiA[くて] G[で]も(Cメロ)
★ 聞き飽m2F[き]たm2G[NEED] hiA[YOU](ラスト)
まず、『たかがアイラブユー』についてです。この楽曲は、2018年にOfficial髭男dismによりリリースされたアルバム『エスカパレード』に収録されています。アルバムの4曲目です。
同曲は、ライブ映像がYouTube公式チャンネルで公開されており、300万回以上の再生回数を記録しています。
『たかがアイラブユー』は打ち込み主体のシンセポップナンバーです。ボーカルにエフェクトがかけられるなどの趣向がなされています。バンドでありますが、クラブミュージック感が強いです。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、馴染みやすいと思います。
歌詞については、「愛してる」の言葉の大切さを歌った内容になっています。付き合い始めた頃の恋の熱量が無くても、聞き飽きた「アイラブユー」を忘れずに続けていれば、良い着地点を見出せるのではないかという歌詞だと私は解釈しています。
さて、『たかがアイラブユー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】hiC(C5) 、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cについてです。ここはライブ音源では確認できません。あまりこだわらなくても良いと思います。ここを除くと、mid1Fが最低音になります。
次に地声最高音hiCはCメロで1回だけ登場します。声にエフェクトがかけられている場面です。ただ、地声にこだわる必要性は少ないと思います。場合によっては裏声でもよいです。この場面を除くと、hiA#,hiAといった音階が時々登場します。
これらの音階は、一般的には高めですので、キーを下げることを選択肢に入れても良いです。同曲は図で見ると分かりにくいですが、ヒゲダン作品の中ではかなり手を付けやすい部類です。hiA#辺りが安定的に発声できる人は原曲キーでチャレンジしてみても良いと思います。また、地声最高音がmid2G辺りの人もhiA#辺りを裏声で歌唱してもよいです。裏声による歌唱が合いやすいアレンジです(ライブ版よりCD音源の方がより落ち着いたアレンジです)。
『たかがアイラブユー』は図に示すように広めの音域で作られております。ただ、先にも述べたように、最低音のmid1Cはこだわる必要はなく、地声hiCについても裏声でも良いと思います。それらを考慮すると、見た目以上にキーの調整はしやすいと思います。個人的には、中上級者だけでなく、歌い慣れない人向けにもキー調整できるのではないかと解釈しています。図では分かりにくいですが、個人的には狙い目のヒゲダン作品です。
コメント
早速のアップありがとうございます。
今まで耳だけで聴いていたものが
文章に起こされて聴いてみると
また新たな発見があって
とても興味深かったです。
これからも少しずつで良いのでアップして
いってください。
楽しみにしています。
>>1
コメントありがとうございます。
ヒゲダンはまた、タイミングを見て取り上げます。