『始まりの朝』(Official髭男dism)、Hajimari no Asa
【地声最低音】mid2A#(A#3)
【地声最高音】hiC#(C#5) ※Cメロで登場
★hiC[あ]hiA#[さ] はhiC#[じ]hiC[ま][り]m2G#[の][あ]G#[さ]
★hiC#[か]hiC[す]hiA#[か]m2G#[に]
【裏声最高音】hiD(D5) ※2番Bメロで1回
【補足】mid2G~hiC辺りの注意箇所
★hiA[あ]m2G[さ] はhiA#{じ]hiA[ま]m2G[り]の[あ]さ(Aメロ)
★m2G[上]hiA[手]hiA#[くい][か]G[ず]に崩G{れ]A[て]hiD裏[く]
【補足】mid2G~hiC辺りの注意箇所
★hiA[あ]m2G[さ] はhiA#{じ]hiA[ま]m2G[り]の[あ]さ(Aメロ)
★2番出口から見えたhiA[そ]m2G[ら]
★手招きm2G[し]てhiA#[い]hiA[る~]G[ぅ]ぅ
★m2A#[「ま]えがみみじm2G[か]hiA[すぎ][た]かG[な]?」(Bメロ)
★m2G[気]hiA[に]hiA#[す]A[る]hiC裏[こ]え 弾[ん]A{で]る
★おhiA[く]m2G[れない]hiA[よう]m2G[に]~ スG{ピ][ー][ド上]A[げ]hiA#[て]
★おhiA[く]m2G[れない]hiA[よう]m2G[に]~ スG{ピ][ー][ド上]A[げ]hiA#[て]
★はhiA[しれ]はhiA[しれ] はA[なび]m2G[ら]を[追]hiA[い]hiA#[抜い]A[て](サビ)
★新しm2G[い]hiA[スニー]G[カ]ーが希望の歌[を]hiA[うたっ][て]い[る]
★はm2G[ち]hiA[じは][んの]hiA#[チャ]hiA[イムが ひ]hiA#{び]hiC[い]て
★僕らのhiA#[は]hiA[るが]m2G[始]まる
★僕らのhiA#[は]hiA[るが]m2G[始]まる
★繰hiA[り]m2G[返す]、繰hiA#[り]hiA[返す](2番Bメロ)
★m2G[ふ]m2G#[る]hiA#[え]G#[る 指]G[さ][き]A#[た][ち](Cメロ)
★hiA[浮か]hiA#[ん]hiC[でく]
まず、『始まりの朝』についてです。この楽曲は2017年に、4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたミニアルバム『レポート』に収録されている楽曲です。アルバムの1曲目に収録されています。
元々はアルバムの中の1曲でありましたが、テレビ番組で音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんが注目した楽曲として紹介されたことにより、 音源がアップロードされました。再生回数は50万回超でヒゲダンの作品の中では少ないですが、アーティストのこうした素早い対応は、ネット配信・ストリーミングが盛んな今っぽい動向だと思いました。
さて、『始まりの朝』のサウンドについてです。イントロに登場する打楽器のアンサンブルが非常に高揚感を誘います。ヒゲダンらしい爽やかなピアノポップです。歌詞としては春の希望を歌ったものですが、サウンド面にもピアノのみならず、ツリーチャイムなどが用いられるなどキラキラ感が非常に強いです。
個人的に好きな場面は、短いフレーズですが、1番終了後に展開されるピアノです。また、サビの場面でツリーチャイム、ベースギターがユニゾンになっているフレーズも非常に耳に残ります。
歌メロディーは音域自体は広くないですが、逆に言えば楽曲全体を通して高音帯による爽やかさや前向きさが強調されます。Cメロは転調したAメロのフレーズが引用され、高揚感が一層高まります。高いキーが出るボーカリストにとっては非常に気持ちのよい高音域なのではないかと想像できます。『始まりの朝』は全体として、シングルカットできるような出来栄えで、多くの人の耳に届く様なアレンジ、歌メロディーなのではないかと感じました。
さて、 最後に『始まりの朝』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3) ~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiD(D5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。
まず、『始まりの朝』の音域自体については、広いわけではないです。ただ、それゆえに楽曲全体を通してhiA以上の高音域が連続して登場します。場合によっては、原曲キーでは楽曲のほぼ全てが歌いこなせない人も居るのではないとか想像できます。
一方で、hiA#以上の音域を高いレベルで使いこなせる人であれば、非常に楽しめる4分半になるのではないかと感じました。高音域ゆえに楽曲全体を通して非常に心地よいです。
一般的な男性の場合は、キーを下げることが尤もな選択肢であると思います。原曲キーから5~6程度下げると最高音がmid2G(#)辺りに設定されます。高音域を歌い慣れている人であれば、もう少し上げても良いと思います。ただ、いつも申しますように、普段歌い慣れていない人は、mid2F,mid2Gといった音階がスムーズに発声しづらいと思いますので、もう少しキーを下げて練習してもよいと言えます。
『始まりの朝』は音域自体は広くないので、キーの大きな調整などが行いやすい楽曲です。その点で、練習曲などに使いやすい面もあるのではないかと私は分析しております。
一方で、『始まりの朝』は女性の方がキーが合いやすいかもしれません。場合によっては原曲キーでも良いかもしれません。ただ、歌い慣れた女性であれば、原曲キーよりも少し上げた方が楽しめると思います。男性ほど大きなキーの調整は必要ないと思います。
音域以外の注意点としては、今回は一つ話をします。ヒゲダンの曲の多くに言えるのですが、歌メロディーは半音だけズレるような微妙な音程の箇所などがございます。例えば、『始まりの朝』で言えば、「繰hiA[り]m2G[返す]、繰hiA#[り]hiA[返す](2番Bメロ)」の箇所です。「繰り返す」は1回目と2回目は同じ音階ではなく、半音ズレています。ヒゲダンの楽曲では、こうしたメロディーの小さな移動が多く見られる印象で、場合によってはしっかり聞き込んでおく必要があります。
カラオケなどで高得点を目指す人でなければ、音程に過度にこだわる必要もないと思います。ただ、こうした微妙な音階を意識していれば、「正しく音程を取る練習」にもなるのではないかと私自身は考えました。
★hiA[浮か]hiA#[ん]hiC[でく]
まず、『始まりの朝』についてです。この楽曲は2017年に、4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたミニアルバム『レポート』に収録されている楽曲です。アルバムの1曲目に収録されています。
元々はアルバムの中の1曲でありましたが、テレビ番組で音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんが注目した楽曲として紹介されたことにより、 音源がアップロードされました。再生回数は50万回超でヒゲダンの作品の中では少ないですが、アーティストのこうした素早い対応は、ネット配信・ストリーミングが盛んな今っぽい動向だと思いました。
#関ジャム で蔦谷さんに「始まりの朝」を取り上げて頂いたので急遽音源をアップしました。
— Official髭男dism (@officialhige) June 18, 2017
沢山の方に聴いて頂きたいので是非拡散して下さい!https://t.co/Tgd5MJAK3L
さて、『始まりの朝』のサウンドについてです。イントロに登場する打楽器のアンサンブルが非常に高揚感を誘います。ヒゲダンらしい爽やかなピアノポップです。歌詞としては春の希望を歌ったものですが、サウンド面にもピアノのみならず、ツリーチャイムなどが用いられるなどキラキラ感が非常に強いです。
個人的に好きな場面は、短いフレーズですが、1番終了後に展開されるピアノです。また、サビの場面でツリーチャイム、ベースギターがユニゾンになっているフレーズも非常に耳に残ります。
歌メロディーは音域自体は広くないですが、逆に言えば楽曲全体を通して高音帯による爽やかさや前向きさが強調されます。Cメロは転調したAメロのフレーズが引用され、高揚感が一層高まります。高いキーが出るボーカリストにとっては非常に気持ちのよい高音域なのではないかと想像できます。『始まりの朝』は全体として、シングルカットできるような出来栄えで、多くの人の耳に届く様なアレンジ、歌メロディーなのではないかと感じました。
さて、 最後に『始まりの朝』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3) ~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiD(D5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。
まず、『始まりの朝』の音域自体については、広いわけではないです。ただ、それゆえに楽曲全体を通してhiA以上の高音域が連続して登場します。場合によっては、原曲キーでは楽曲のほぼ全てが歌いこなせない人も居るのではないとか想像できます。
一方で、hiA#以上の音域を高いレベルで使いこなせる人であれば、非常に楽しめる4分半になるのではないかと感じました。高音域ゆえに楽曲全体を通して非常に心地よいです。
一般的な男性の場合は、キーを下げることが尤もな選択肢であると思います。原曲キーから5~6程度下げると最高音がmid2G(#)辺りに設定されます。高音域を歌い慣れている人であれば、もう少し上げても良いと思います。ただ、いつも申しますように、普段歌い慣れていない人は、mid2F,mid2Gといった音階がスムーズに発声しづらいと思いますので、もう少しキーを下げて練習してもよいと言えます。
『始まりの朝』は音域自体は広くないので、キーの大きな調整などが行いやすい楽曲です。その点で、練習曲などに使いやすい面もあるのではないかと私は分析しております。
一方で、『始まりの朝』は女性の方がキーが合いやすいかもしれません。場合によっては原曲キーでも良いかもしれません。ただ、歌い慣れた女性であれば、原曲キーよりも少し上げた方が楽しめると思います。男性ほど大きなキーの調整は必要ないと思います。
音域以外の注意点としては、今回は一つ話をします。ヒゲダンの曲の多くに言えるのですが、歌メロディーは半音だけズレるような微妙な音程の箇所などがございます。例えば、『始まりの朝』で言えば、「繰hiA[り]m2G[返す]、繰hiA#[り]hiA[返す](2番Bメロ)」の箇所です。「繰り返す」は1回目と2回目は同じ音階ではなく、半音ズレています。ヒゲダンの楽曲では、こうしたメロディーの小さな移動が多く見られる印象で、場合によってはしっかり聞き込んでおく必要があります。
カラオケなどで高得点を目指す人でなければ、音程に過度にこだわる必要もないと思います。ただ、こうした微妙な音階を意識していれば、「正しく音程を取る練習」にもなるのではないかと私自身は考えました。
コメント
先日「始まりの朝」をリクエストしたものです。
迅速なご対応ありがとうございました!
詳細に調査を行っていただき、非常に参考になりました。
これからも定期的に閲覧しようと思っています。
ありがとうございました!
>>1
『始まりの朝』全体的に高音域帯が多いですので
データをブログに記載するのが大変でした。
ただ、楽曲自体の質も高いので、調べていて楽しかったです。
またよろしくお願いします。