なお、同曲は、歌詞の一部にセリフの部分があります。そこは音域の調査の対象外とさせていただきます。その点はご了承ください。
『欲望の歌』(ゴールデンボンバー)、Yokubou no Uta(GOLDEN BOMBER)
【地声最低音】mid2A#(A#3) ※Aメロ
★どうやら僕は中の下のm2A#{よ]うだ(Aメロ)
【地声最高音】hiE(E5) ※Bメロで登場
★おhiC#[やを恨]hiD#[む]hiE[つ]C#[も]D#[り]E[は]D#[無い]hiC[が]
※曲全体で3回登場
【補足】hiA~hiC#の注意点
★実hiA[は]ファンhiA#[で]しかも(Aメロ)
【補足】hiA~hiC#の注意点
★実hiA[は]ファンhiA#[で]しかも(Aメロ)
☆お目当ては他のメンhiC[バ]hiC#[ーァァ]
☆hiC#[面白く]hiB[ねぇ] 想像と違うなぁ (Bメロ)
★こんなm2G#[僕]にhiA[最]G#[高]の歌声と素晴らしい才G#[能を] (サビ)
★そしてとm2G#[な]hiC#[り]hiA[に]G#[最]愛の美しき配偶者G#[を]
※2つ☆のフレーズは連続しております。
まず、『欲望の歌』についてです。この楽曲は、2015年に4人組エアーバンド・ゴールデンボンバーによりリリースされたアルバム『ノーミュージック・ノーウェポン』に初収録されております。同アルバムは、インディーズでありながら総合チャートで週間1位を獲得しました。
『欲望の歌』はMVが制作されており、MALICE MIZER(マリスミゼル)などヴィジュアル系ロックバンドのパロディーになっております。また、同曲のサウンドもV系などをオマージュしたものです。
『欲望の歌』はアップテンポのシンフォニーメタルです。ボーカルのニュアンスもヴィジュアル系などを想起させます。一方で、歌詞は主人公の劣等感がこれでもかと描かれており、鬼龍院さんっぽさが強く感じられます。2020年初頭に『ヒプノシスマイク』の楽曲として鬼龍院翔さんが提供した『パーティーを止めないで』[伊弉冉一二三(木島隆一)]というものがありますが、どこか対になったような世界観でもあります。
『欲望の歌』は図にも示すように、キーが高いの曲であります。地声最低音が高めですので、高音域を歌いこなす力と同時に持久力が要求されます。
※リクエストの際には、「音域の広い曲」ということで紹介されました。今回はラストサビの前のセリフの部分を調査しておりませんが、セリフ部分まで原曲に忠実に歌唱すると、かなり音域の広い作品になります。
さて、『欲望の歌』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiEについては、Bメロで登場します。曲全体で3回登場します。この場面以外にもhiC#等高めの音が登場しますので、一般的な男性の音域よりも高いです。キーを下げた方が一般的には歌いやすいです。
一方で、Bメロで登場する高音域の部分は、息漏れの少ない裏声で歌唱しても良いかもしれません。原曲のニュアンスとは少し変化しますが、Bメロを裏声で上手く対応できると、地声最高音がhiA#くらいでも形になりえます。地声最高音hiEなどが出なくても、原キーでチャレンジしてみる価値はあると思います。
『欲望の歌』は高音域寄りで歌メロが作られており、低音部分に余裕があります。よって、キー調整などは可能です。ただ、視聴してみても実感できると思いますが、かなりアクの強い発声がなされております。そうしたことを考えると、キー調整するにしても歌い慣れた人向けの作品であるといえます。
コメント
金爆はhiA~hiBのイメージですので結構びっくりですね(この歌はネットの動画のhiE集で知りました)
こういうのを見るとプロのボーカリストは、使わないだけでみんなかなり高い音まで出るのかなと推察してしまいます。素人がめいっぱいカラオケなどで声を張っているのとは次元が違いますね
>>1
私もちょっと驚きました。
hiEではないですが、鬼龍院さんは確かpretenderもカバーされてますね。
https://silkroadstore.jp/product/4229%E2%80%AC
リクエストに応えて下さりありがとうございます!!!
いつも参考にしています!
これからも頑張って下さい( ¨̮ )
>>3
リクエストありがとうございます。
こちらこそ、学びの多い記事になりました。
鬼龍院さん、予想よりもずっとキーが高かったです。