『Brand new planet』(Mr.Children)
【地声最低音】mid1D(D3)
★終わってしまうってm1D[は]しり[つ]づ[け]た(Aメロ)
【地声最高音】hiA#(A#4)
★こm2F[の]手で飼いこhiA#[ろ]しF[た](ラストサビ[転調+1])
※通常のサビではhiAが最高音
【裏声最高音】hiA(A4) ※ラストサビ前半
※通常のサビと同じキーです
★さm2E[よ]うならを告hiA裏[げ]るうE[た]
※通常のサビと同じキーです
【補足】mid2E~mid2G#辺りの注意点
★でも歩道橋の上 きらめくm2E[ほ]しは(Aメロ)
★宇宙の大きさでそれをわm2E[らっ]m2F#[て]E[いた]
★消えm2F{か]m2G[けの]可能F[せ]G[いを] (ラストサビ[転調+1])
★m2F[見つ]けF[に]行m2G#[こ]G[う]
まず、『Brand new planet』(ブランド・ニュー・プラネット)についてです。この楽曲は、2020年末にリリース予定のMr.Childrenのフルアルバム『SOUNDTRACKS』に収録されております。同曲は、テレビドラマ『姉ちゃんの恋人』のために書き下ろされました。
『Brand new planet』はアルバムの発売に先立ち、Mr.ChildrenのYouTube公式チャンネルでMVが公開されました。公開されたMVは1週間で140万回もの再生回数を記録しております。
『Brand new planet』の歌メロについてです。私なりのイメージなのですが、ミスチルはこれまでドラマの主題歌を担当する際、AメロBメロサビCメロといった形を取ることが多かったです。ただ、今回の楽曲は、Aメロとサビで歌メロが作られており、シンプルです。ラストのサビでは転調が行われ、キーが1つ上がります。
歌唱難易度としては、ミスチル作品としては標準的(もしくは少し手を付けやすい)といったところだと思います。
さて、『Brand new planet』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiA#については、ラストのサビで登場します。登場回数は4回です。同曲はラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります。よって、通常のサビではhiAが最高音になります。
この辺りの音階は一般的な男性の音域よりもやや高めですので、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。原曲キーから2つ程度下げるのを目安に調整してみて下さい。
一方で、hiA,hiA#を裏声で歌唱するというのも表現としてはアリなのではないかと思います。裏声が器用に使える人などは、そうしたアレンジを試してみても良いかもしれません。
『Brand new planet』は低音部分に少し余裕があり、キー調整をすることが可能です。ただ、地声最低音の登場回数は多いですので、図で示す程に余裕はないかもしれません。よって、キーを下げ過ぎると低音部分が少し歌いにくくなる可能性があります。その点で、歌い慣れていない人などは少し取っ付きにくいかもしれません。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合は、原曲キーから2つ程度キーを上げると歌いやすいです。高音が得意な人はもう少し上げても良いです。