こんにちは。今回はBUMP OF CHICKENの『ハルジオン』(2001)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『ハルジオン』(BUMP OF CHICKEN),Harujion(BUMP OF CHICKEN)
『ハルジオン』(BUMP OF CHICKEN)









【地声最低音】mid1C#(C#3)  ※Bメロ

★ただひとm1C#[つ]思い出せる 忘れられたままのはm1C#[な]
m1D#[に]m1F[じを作っ][て][た] F[手を]伸ばしたら消えD#[てっ]F[た]

※最低音ではないですが、低音が多く登場するAメロフレーズです

【地声最高音】mid2G#(G#4)  ※サビとラストサビ

★折れるm2F[こ]m2F#[と]m2G#[なく] 揺F[れる]【サビ】
★忘れm2F[ら]m2F#[れ]m2G#[てい]F[な]F#[ま][え]【ラストサビ】

※各サビで1回、ラストのサビで2回の計4回


【補足】mid2D#mid2F#のフレーズ一覧

★生きm2D#[て]いく意味を失くした時 【サビ】
★じぶm2D#[ん]の価値を 忘れたとm2F[き]
m2F#[ほ]m2F[ら][え][る] F#[れ]F[る]白い花
★ただひとつ m2D#[お]m2F[もい]出せる 


 まず、『ハルジオン』についてです。この楽曲は、2002年に4人組ロックバンドBUMP OF CHICKENによりリリースされたシングル作品です。アルバム『jupiter』やベストアルバムなどにも収録されております。
 『ハルジオン』はバンプの代表曲として挙げられることの多い『天体観測』(過去記事)のヒットの後にリリースされました。一般的には、『天体観測』の知名度が非常に高いのですが、私自身は『ハルジオン』も負けないくらい好きで、オリジナルアルバムでよく聴いた思い出があります。

 『ハルジオン』はアップテンポのロックナンバーです。歌メロについては、基本的にAメロBメロサビが3回繰り返されます。そうした構成でありながら、演奏時間が4分半でまとまっております。

 歌メロの音域については、AメロBメロでは比較的低めのレンジで歌メロが展開されますが、サビで一気に盛り上がります。サビではmid2D#~mid2G#辺りの音階を上手く歌いこなすことが求められます。 




 さて、『ハルジオン』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。大よそ、一般的な男性の音域の範囲内(もしくは少し高い)といえます。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#については、サビで1回ずつ、全体で計4回登場します。登場回数としてはそこまで多くありません。
 ただ、バンプのボーカル藤原基央さんは、mid2D#~mid2G#辺りでのエモーショナルな表現に非常に長けております。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内なのですが、藤原さんの表現力の豊かさは学びが多いのではないかと思います。
 逆に、声が非常に高い人などは少しキーを上げても良いかもしれません。メロの「静の部分」と対となるように、サビで力強く発声することを心がけたいです。また、「力強く」といっても「全力で発声する」というわけではなく、「適度な力強い発声」で聞き苦しくならないようバランスを取りたいところです。

 『ハルジオン』は低音部分に余裕があるため、キー調整は可能です。ただ、細かく表記はしておりませんが、AメロBメロでは最低音mid1C#以外にも比較的低めの音が多く登場します。よって、図で示す程にはキー調整の余裕はないと私は分析しました。
 もし歌い慣れていない人などでキーを調整しても難しいと感じた場合は、別の曲と並行して練習してください。例えば、BUMP OF CHICKENの楽曲の中でもより音域が狭い、もしくはよりポップな作品を選ぶと良いと思います。