『ずっと好きだった』(斉藤和義)
【地声最低音】mid1F(F3)
★m1F[こ]の町m2D[を]1F–m1G[あ]る]けば1G[ぁ]【Aメロ】
★m2D[もう一杯ど]う? m1F–1G[ふた]り]だけで
【地声最高音】mid2G(G4) ※全体で14回
★m1F[よ]みがえるm2F–m2G[1[6]才]【Aメロ】
★m2F–m2G[教科書[の] G–F–D[落]書きは]ぁ] [ギターの絵と]ぉ
★m2F#–m2G–D[ホント[好き]だっ]たm2A#[ん]だ[ぜ]【サビ】
【補足】mid2D~mid2F#を含むフレーズ一覧
★m2F–D[ずっと好き]だっ]たm2A#[ん]だ[ぜ]【サビ】
★F–m2F#–D[相変[わら]ずき]れm2A#[い]だな[ぁ]
★m2D[つ]いm2A#[に]言[い]出[せ]なかったけど
★m2D[は]なし足りない気持ちはもうD[止められ]ない
まず、『ずっと好きだった』についてです。この楽曲は、2010年に男性シンガーソングライターの斉藤和義さんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、『ARE YOU READY?』に収録されました。同アルバムは6万枚を超えるCDヒットとなり、前アルバムの倍近い伸びを記録しました(綿毛さんのツイートより引用)。
さて、『ずっと好きだった』は、資生堂の化粧品ブランドのCMソングとして書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はロングヒットを記録。2014年には75万ダウンロードを達成し、日本レコード協会よりトリプルプラチナ認定がなされました。
同曲は2010年にリリースされたシングル作品の中でも配信売上が高い作品の1つであり(ランキングデータブログBillion Hitsより引用)、また斉藤和義さんの代表的なヒット曲の1つとなっています。
『ずっと好きだった』はアップテンポのバンド曲です。古典的なロックンロールのサウンドが特徴的であり、ミュージックビデオではビートルズのルーフトップ・コンサートがオマージュされており、斎藤さん自身はポールマッカートニーに扮した姿で演奏しております。歌メロについては、Aメロサビとシンプルです。作詞作曲編曲は斉藤和義さんによりなされました。
『ずっと好きだった』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域の範囲内(人によってはやや高いかも)で歌メロが作られております。音域はそこまで広くないため、人によってはキーを上下して調整をするのもよいと思います。
同曲の歌メロはAメロサビで作られています。全体的に中高音寄りのメロであり、mid2D~mid2G辺りが見らまれす。ただ、最高音自体はそこまで高くないため、比較的取っつきやすいといえます(ただ、斎藤さんのようなニュアンスで歌うのは力量が必要)。また、歌声は地声ベースであり、裏声は少ないです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は最低音がmid1Fなので、理論上は女性が原キーで歌えなくもないです。ただ、女性の得意な声域を考慮すると、やはりキーを上げた方が声質が活きやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~6つ程度上げてみてください。
最後に『ずっと好きだった』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】mid2G(G4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(全体的に中高音寄り)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1FはAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲の最低音としてはやや高く、その分相対的に中高音のメロとなります。
次に、地声最高音mid2GはAメロとサビで登場します。登場回数は全体で14回程度です。このmid2G辺りは男性の音域の範囲内であるため、一般的な男性でも原曲キーがマッチしうると思います。ただ、今回は全体を通して中高音が多いため、人によっては少しキーを下げるのもよいです。逆に高音域が得意な男性はキーを上げてもよいかもしれません。
『ずっと好きだった』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意なレンジに調整することができそうです。今回の楽曲は音域もそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も可能そうです。ただ、斉藤和義さんのような表現をするためには力量が求められますので、弛まぬ練習を重ねてください。
同曲はメロディー自体は比較的分かりやすく、また最近のJ-POPと比べると歌メロもゆったりおり、息継ぎなどもしやすい方です。キー調整などを含め、音域が合うのであれば練習曲にはおススメです。
『ずっと好きだった』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2Gといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回はこれらが全体的に登場します。低音域についてはmid1F程度であり、男性曲としてはやや高めです。
こうした点を考慮すると、「標準的(orやや高め)~高音域が得意な男性」が原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な男性」などはいくらかキーを上げるのもよさそうです。
【まとめ】
①最高音はそこまで高くないが、全体的に中高音寄り(音域は広くない)
②原キーだと「標準的(orやや高め)~高音域が得意な男性」に合いそう
③キー調整はしやすく、また最近のJ-POPと比べると息継ぎなどもしやすい
④メロも分かりやすいので、練習曲やカラオケにはおススメ
コメント
やっと知ってる曲が来ました
低くもなく滅茶苦茶に高いわけでもないのでよくカラオケで歌ってます。斉藤和義さんは程よい高さの曲が多くて助かりますね
名無しさんコメントありがとうございます
斉藤和義さんはいい曲が多いですよね
私は「歩いて帰ろう」をよく歌います
自選曲としてもいくつかピックアップしていました