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『君こそスターだ』(サザンオールスターズ)の音域

こんにちは。今回はサザンオールスターズの『君こそスターだ』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『君こそスターだ』(サザンオールスターズ)
『君こそスターだ』(サザンオールスターズ)の音域







【地声最低音】mid1E(E3) ※全体で9回程度

m2F#地[う]み啼く1G#[み]なみF#m1E[か[ぁ]ぜ]F#E[ぇ[ぇ]【Aメロ】
★そんな過去のほうが好m2Em1E[き[ぃだよ]【Bメロ】


【地声最高音】mid2F#(F#4) ※全体で26回

m2C#[稲]m2A#[がさ][はm2E[きょ]うも]m2F#E[雨]ぇ]【Aメロ】
★走りく2Em2F#[る[か]m1G#[ぇは]【Bメロ】
m1G#[あし]たへm2F#E[の]追]1G#[ぉい]【サビ】
★惚2Em2F#[れ[たよき]ぃみが[ぁ]
m2F#E[魅]せ]たドm1F#[ラ]マに乾杯


【補足】mid2Dmid2Fを含むフレーズ一覧

★砂に2D[まみれ見]つめ[合っm2F[た][を]つなぎ泳い2E[だ]【Bメロ】
★永遠m1F#[に] m1G#[見]果てぬゆm2E[め]【サビ】
★しm2ED^[ろ][カ]モ])メ[と]ケセ2A#m1F#[ラ[セ]ラ]【Dメロ】
2A#[あ]たらm2D[し]いた[び]がは2A#m1G#[じ[ま]

 まず、『君こそスターだ』についてです。この楽曲は、2004年にロックバンド・サザンオールスターズによりリリースされたシングル作品です(アルバムとしては『キラーストリート』に初収録)。同曲は、2004年アテネオリンピックの応援曲としてタイアップが付き、また春の選抜高等学校野球大会の入場行進曲で使用されました。そうしたこともあり、ファンに高い人気の楽曲です。年間CDセールスでトップ10に入るなど大きなヒットとなりました。


 『君こそスターだ』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としてはやや高め~高めのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
 今回の楽曲は地声最高音がmid2F#程度で、標準的の範囲内です。ただ、中高音mid2D~mid2F#の登場回数が全体的に多く、低音も男性曲としては高いです。こうした傾向から、「中高音寄りの声域の男性」にマッチしやすい曲であると私は分析しています。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです(mid1Eやmid1F#辺りの回数が多いため)。一つの目安ですが、原曲キーから4~6つ程度上げてみてください。今回は男性曲としては中高音寄りであるため、低音が得意な人だと意外と原キーで歌える可能性がありますが、低音が得意な女性でも若干キーを上げた方がより安定すると私は考えています。



 最後に『君こそスターだ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2F#(F#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め(もしくは「高め」)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1EはAメロやBメロで登場します(回数としては9回程度)。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲としてはやや高めの低音であるため、その点で中高音域が得意な人の方が有利に働きやすいです。ただ、「女声域に近似するような高音男性」については、低音が少し歌いにくい可能性があるため、場合によってはキーを上げてみてください。

 次に、地声最高音mid2F#はAメロ~サビまでで計26回登場します。このmid2F#に次ぐ地声高音としてはmid2Fがピークとなる場面が全体で2回、mid2Eが9回登場します。低音がやや高い点なども考慮すると、標準よりやや高く、一般的な音域の男性は少しキーを上げた方が歌いやすいのではないかと私は想定しています。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。


 『君こそスターだ』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。また、今回は音域がそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も一応可能だと思います。ただ、キー調整をしたからといって、ただちに原曲のような歌唱が出来るわけではないので、その点は留意しておいてください(ちなみに、私自身も桑田佳祐さんのようなニュアンスで歌唱することができません)。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。そのため、音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。ただ、桑田佳祐さんのしゃがれたニュアンスの歌唱をするためには力量が問われます。慣れないうちは、自分が歌いやすいように発声するのがよいのではないかと私は想定しています。逆に余裕のある方は、桑田さんの歌唱表現なども大いに参考にしてみてください。

 『君こそスターだ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~mid2F#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にこれらの音階が多いです。また、低音もmid1E程度であり、男性曲としてはやや高めです。一方、10秒超の間奏が2回程度あるため、体力的な負担が少し軽減されるとも考えています。
 こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただ、「女声域に近似するような高音男性」については、若干キーを上げた方がより歌いやすい可能性があります。その辺りは実際に歌唱して、微調整を加えてください。


【まとめ】

①全体的に中高音寄りで、最高音よりも高く感じやすい印象
②原キーだと「標準よりやや高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③キー調整はしやすく、ビギナー向けの調整も一応
④原曲のように歌うにはやはり力量が求められる
⑤メロやリズムは比較的わかりやすい。練習曲やカラオケにもおススメ

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