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『Dear…』(西野カナ)の音域

こんにちは。今回は西野カナさんの『Dear…』(2009)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『Dear…』(西野カナ)
『Dear…』(西野カナ)の音域







【地声最低音】mid1F(F3) ※全体で5回程度

★「じゃあね」って言っm2A#m1G#[て[か][ま]【Aメロ】
m1G#[5分もたっ]てない[のm1F[に]
m1G#2A#[ギュッとして]ほ]1G#[くて] G#A#[boy], miss [you]
m1G#m1F[でもねケータイ[に]き]みの【Bメロ】
★いつだっm1G#[て] [一人じゃないんm1F[だ]よ]って


【地声最高音】hiD#(D#5) ※全体で10回(ロングトーン含む)

hiCC#hiD#^^-A#[つ[よ[く]な]れ]るよ]【サビ】
★二人いA#hiC[っ[しょ]ならChID#C#C[こ[の]さ]き]も]
hiA#[き]hiD#地LC#C[だ]か]ら]【Dメロ】


【補足】hiA#hiC#を含むフレーズ一覧

★会えhiA#[ない時間]にもい[と][すhIC[ぎて]【サビ】
ChiC#^[た[だ]そ]れだけで
★君に届けhiA#ChiC#^[た[い[こ]と]
m2G#hiA#hiC[平[気[だ]よっ[て] [っA#[た]【Dメロ】
★ウソになhiCA#[る]け][ど]
★“だいじょhiA#[う]ぶ”っhiCA#[て]お][えるC[のは]

 まず、『Dear…』についてです。この楽曲は、2009年に女性歌手の西野カナさんによりリリースされたシングル作品です。NTTドコモ「がんばれ受験生 ’09-’10」公式ソングとして書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はフル配信で100万ダウンロード、着うたで75万ダウンロードを達成しました。また、2025年にはストリーミング部門でも1億再生を達成しています(ランキングテータサイトBillion Hits!より引用)。こうしたロングヒット傾向から、西野さんの代表的な作品の1つといえます。


 『Dear…』の音域的な特徴についてです。 同曲は女性の音域としては高いレンジで歌メロが作られています。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいですが、今回は音域が広いため、キー調整もしにくいです。
 今回の楽曲はABメロでは中低音が中心であり、mid1Fやmid1G#などが登場します(高音はせいぜいmid2G#まで)。一方、中高音としてはサビはDメロでhiC~hiD#辺りが多いです。こうしたことから、中高音域が得意な人にマッチしやすいです。ただ、低音がそれなりに低いため、「かなり高音寄りの声域の女性」の一部は低音が歌いにくい可能性があります。

 男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。機種によってはキー下げにも限度があるため、原曲キーから3~5つ程度上げて、1オクターブ下を歌唱してみてください(原キーよりも7~9つ低い)。今回は、一般的な音域の男性にはキー調整の手間がかかり、その点がハードルになるかもしれません。なお、「高音域が非常に得意な男性」についてもいくらかキーを下げた方がよいと思います。



 最後に『Dear…』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1FはAメロBメロで5回登場します。このmid1Fに次ぐ低音としては、mid1G#は21回と多いです。こうした点を考慮すると、女性の音域の範囲内であるものの、それなりに低音感があります。そのため、「高音域が非常に得意な女性」の一部は、若干キーを上げた方がよいかもしれません。

 次に、地声最高音hiD#はサビとDメロで計10回登場します(特にDメロはロングトーン)。このhiD#に次ぐ地声高音としてはhiC#がピークとなる場面が全体で10回、hiCが19回、hiA#が22回登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原キーから1~2つ程度下げてみてください(ただし、今回は音域がかなり広いので、キーを下げても難しいかも)。


 『Dear…』は低音域が低く、キーを下げる余地はあまりありません。今回は音域が広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。音域の広さが大きなネックになる曲です。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。先述のように、音域が低音~高音までかなり広いため、場面ごとに安定した歌唱が求められます。高音がかなり映えるため、歌いこなせると気持ちよさそうだとも感じました。

 『Dear…』を原曲キーで歌唱する場合、hiA#~hiD#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビはDメロを中心にこれらが頻出します。一方、低音はABメロで多く、mid1F~mid1G#が登場します。mid1G#辺りがかなり多いため、それなりに低音感があります。
 こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただ、先述のように「高音域が非常に得意な女性」の一部は、逆に低音が歌いにくい可能性があるため、その点は注意してください。


【まとめ】

①ABメロはそれなりに低い。サビは中高音が連続する(音域が広い)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な女性」向け
③「かなり高音寄りの声域の女性」だと逆に低音が歌いにくいかも
④音域が広く、キー調整がしづらい(ビギナーなどは辛い)
⑤メロ自体は分かりやすい。歌いこなせると気持ちよさそう

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