『世田谷ラブストーリー』(back number)

【地声最低音】mid1A(A2) ※全体で3場面(6回)。低音の場面が一部に限定される
☆1F#[出]て[かm1D[ら]【Aメロ】
☆m1A–E[僕]が]無[くD–B–A[ぅち[な[のは]
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で4回(サビはm2G中心)
★さm2F#–hiA^-E–D[が[し]て]いる]んだよ]【Aメロ】
★僕のかF#–hiA–m2G[か[わ]れ]ない]【Dメロ】
★にm2G–hiA–F#–E[じゅ[っ]ぷ]ん]まF#–E[で]ぇ]
【裏声最高音】hiB(B4) ※サビやDメロで登場
★m2D地–hiB裏[も[う]終]電[に間B裏[に]合う]よ[うに]【サビ】
★まいにm2G地–hiA裏–hiB^[ち[へ[と]ぉ]E地[ガタン]ゴF#地[ト]ン]【Dメロ】
★名hiB裏–A[前を持た]ないぼ]m2F#地–E[く]の]ぉ
★時間m2D地[はhiB裏–A[に]じゅう]よ時]
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★m2D–C#[旧道沿]い]の居酒D[屋を]【Aメロ】
★2D–E–m2F#[その[こ[う][じE[つ]を]
★m2D[え]き[まm2F#–E[で]3]ぷ]ん【Bメロ】
★ちょっとちm2D[かす]ぎたm2F#[よな]
★またねとm2D[ち]いm2F#–E[さく]手]を振っ]E[た]
★こm2D{ん度は君]を追m2E[いか]け]E[て]【サビ】
★E–F#–m2G^[もう今日[はこ[こ]にい]な]よって
★ちゃんと言うm2G–F#–E[か]ら]ま]F#[た]
★あF#–m2G^-E[そび[に来]て]よ]
★送るm2E–D[ようなへ]ま]m2F#–E[は]ぁ]
★しなm2D[い] も[うE–m2F[し[な]い]か]ら[さ]
★各m2D[え]きm2F#–E[停]車]は]【Dメロ】★m2D–C#[旧道沿]い]の居酒D[屋を]【Aメロ】
★2D–E–m2F#[その[こ[う][じE[つ]を]
★m2D[え]き[まm2F#–E[で]3]ぷ]ん【Bメロ】
★ちょっとちm2D[かす]ぎたm2F#[よな]
★またねとm2D[ち]いm2F#–E[さく]手]を振っ]E[た]
★こm2D{ん度は君]を追m2E[いか]け]E[て]【サビ】
★E–F#–m2G^[もう今日[はこ[こ]にい]な]よって
★ちゃんと言うm2G–F#–E[か]ら]ま]F#[た]
★あF#–m2G^-E[そび[に来]て]よ]
★送るm2E–D[ようなへ]ま]m2F#–E[は]ぁ]
★しなm2D[い] も[うE–m2F[し[な]い]か]ら[さ]
★君をm2G–F#–E[連]れ]去]ってF#[行く]
まず、『世田谷ラブストーリー』についてです。この楽曲は2014年にロックバンドback numberによりリリースされたアルバム『ラブストーリー』の1曲として収録されています。非シングル曲ながら人気が高く、2016年のベストアルバムにも収められました。また、2026年にはストリーミングで1億再生を達成しており、日本レコード協会よりゴールド認定がなされています(ランキングテータブログBillion Hits!より引用)。
『世田谷ラブストーリー』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高め(もしくは明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しています。
今回の楽曲は、Aメロの一部で中低音が集中する反面、その他の大部分については中高音が多いです。そのため、「見た目の音域は広いですが、体感的には中高音寄りの曲」であり、標準より高い声域の男性が原キーで歌唱しやすい曲だと私は分析しています。地声感のある発声が中心ですが、サビやDメロでhiB辺りが裏声で登場するため、地声と裏声の器用な使い分けは不可欠です。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~5つ程度上げてみてください。ただ、今回は音域がかなり広いため、原曲と同じように歌うと歌える人が限定されやすいです。
※一方、今回は低音が登場する場面がAメロの一部に集中しています。そのため、「低音が登場するAメロだけ1オクターブ上で歌い(上の☆の2フレーズ)」、他を原曲と同じように歌唱すると、音域はmid1G#~hiB(地声hiA)になります。こうした歌い方をすれば、「中低音寄りの音域の女性」などは原キーでも歌唱しうる可能性があります。また、キーを上げる場合であっても同様であり、「Aメロの低いところだけは1オクターブ上を歌う」というやり方を試してみるのもおススメです。
最後に『世田谷ラブストーリー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1AはAメロで計6回登場します(場面としては3回)。このmid1Aに次ぐ低音としては、mid1Dが3回程度登場します。mid1Aは男性の音域としてはそこそこ低音感があるのですが、今回は低音が登場する場面が、Aメロの一部に限定されます。そのため、「一部だけが突出して低く、それ以外の場面はそこまで低音感がない」と私は分析しています。「女声域に近似するような高音男性」については、低い場面だけ1オクターブ上で歌ってみるのもよいと思います(キーを上げるのもよい)。
次に、地声最高音hiAはAメロやDメロで計4回登場します。このhiAに次ぐ地声高音としてはmid2Gがピークとなる場面が全体で8回、mid2F#が19回、mid2Fが4回、mid2Eが13回、mid2Dが49回登場します。こうした点を考慮すると、男声の音域としては高めであり、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しています。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『世田谷ラブストーリー』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域がかなり広く、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。先述のように、今回はAメロの一部に低音が集中します。そのため、音域の広さがハードルになる場合は、「Aメロの低音フレーズだけを1オクターブ上で歌う」というのもよいかもしれません(ただし最初は違和感を感じやすい)。
今回の楽曲は、メロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。最近のJ-POPと比べても息継ぎもしやすいです。
『世田谷ラブストーリー』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~hiA(裏声はhiBまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は見た目と比べて中高音寄りであり、mid2F#等が多いです。また、間奏がそこまで多くないため、その点でも見た目より幾分か高いと私は分析しています。一方、低音はmid1Aが一部で見られます(ただ、全体でみると低音は少ない)。
こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。ただ、「高音域が非常に得意な男性」の一部はキーを上げた方がより歌いやすい可能性があります。その辺は実際に歌唱して微調整を加えてください。
【まとめ】
①低音が低いのはAメロの一部のみ。それ以外は中高音寄り
②原キーだと「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③音域が広いと感じた時は、「低音の☆の場面だけ1オクターブ上で歌唱する」のもよい
④メロ自体は分かりやすく、カラオケ向き
⑤サビやDメロで裏声が登場するため注意