『きっかけ』(乃木坂46)

【地声最低音】mid1G#(G#3)
★交差m2G#[て]んの とちゅF[うで] m1G#[不]m2F#[安]に]な[る]【Aメロ】
★m1G#[あ]の信号 いm2G#–hiA#地[つ[ま]で
★m1G#[あ]おい色m2A#[な]んだろう
★一せ2C–m2A#[いには[しり]出]す【Bメロ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※ラストサビで3回
★hiB[理]屈でhiC#地–A[はな]くて]【ラスサビ[転調+1]】
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※ラストBメロで登場
★ほら 人hiD#裏–D[ご]み[の])【ラストBメロ[転調+2]】
※サビの時点で転調している
【補足】hiA~hiC#を含むフレーズ一覧
★自分hiC#裏–C^[の]意[思]) 関F#–m2G#[け[いな]い]ように【Bメロ】
☆私が嫌いm2G#–hiA#地[だ[ぁ]
★けっF#–m2G#–hiA#[し[ん[の] きっ[かG#–A#[け[は]【通常サビ】
★誰m2G#–hiA#[か[がは]し]り出す【ラストBメロ[転調+2]】
☆欲しいんだ きっかけhiA#–hiB地L[ぇ[え]
★けっm2G#–hiA–hiB[し[ん[の]きっ[かA–B[け[は]【ラストサビ[転調+1]】
★m2G#–hiA[いつだ[っ]て]このむ[ねA[の]
★hiA–m2G#[た]っ]たひhiB–A[と]つ]を]A[選]ぶ]こと
★生きhiB[よう]
※☆について、通常Bメロ⇒サビではキーが2つ、ラストBメロ⇒ラストサビでは1つ上がるので注意
★自分hiC#裏–C^[の]意[思]) 関F#–m2G#[け[いな]い]ように【Bメロ】
☆私が嫌いm2G#–hiA#地[だ[ぁ]
★けっF#–m2G#–hiA#[し[ん[の] きっ[かG#–A#[け[は]【通常サビ】
★誰m2G#–hiA#[か[がは]し]り出す【ラストBメロ[転調+2]】
☆欲しいんだ きっかけhiA#–hiB地L[ぇ[え]
★けっm2G#–hiA–hiB[し[ん[の]きっ[かA–B[け[は]【ラストサビ[転調+1]】
★m2G#–hiA[いつだ[っ]て]このむ[ねA[の]
★hiA–m2G#[た]っ]たひhiB–A[と]つ]を]A[選]ぶ]こと
★生きhiB[よう]
※☆について、通常Bメロ⇒サビではキーが2つ、ラストBメロ⇒ラストサビでは1つ上がるので注意
まず、『きっかけ』についてです。この楽曲は、2016年に女性アイドルグループの乃木坂46によりリリースされたアルバム『それぞれの椅子』に収録されています。いわゆるアルバムのリード曲にあたり、ミュージックビデオも制作されています。非シングルですが、人気が高く、カラオケなどでもよく歌われているようです。作詞は秋元康さん、作曲編曲は杉山勝彦さんによりなされました(編曲は有木竜郎さんとの共同)。
『きっかけ』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としてはやや高め~高めのレンジで歌メロが作られています。一般的な女性は少しキーを下げた方が歌いやすいと推測しています。
今回の楽曲はABメロの地声高音はそこまで高くなく、サビを中心にhiA~hiC#辺りの中高音がよく登場します。今回は「間奏がほとんどない」という点も考慮すると、女性の音域としてはやや高め~高めなのではないかと私は推測しました。そのため、ソロで歌唱する場合は「中高音寄りの女性」の方が歌いやすいと想定しています。
一方、今回はABメロがそこまで高くないため、「高音域が非常に得意な女性」については若干キーを上げた方がより歌いやすいのではないかと私は想定しています。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。同曲は寺岡呼人さんとMr.Childrenの桜井和寿さんがライブでカバーしています(原曲キーよりも6つ低いレンジ【mid1D#~mid2G(裏声hiA)】)。この辺りが1つの目安になると思います。ただ、大手のカラオケだと原曲キーから6つしか下げられないこともあるため、人によってはキー調整が複雑になりやすいです。キー調整のしにくさという点で、一般的な声域の男性にはハードルになりやすい曲です(「中高音寄りの男性」は別)。
最後に『きっかけ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、やや高め~高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#はAメロで登場します。いずれも歌い出しの瞬間的な音です。mid1G#については歌えるに越したことはないですが、そこまで明瞭な発声である必要はないと想定しています。このmid1G#に次ぐ低音としては、mid2A#が6回登場します。こうした点を考慮すると、おおよそ標準的な女性の音域の範囲内です。ただ、このmid2A#の登場回数などを考慮すると、「高音域が非常に得意な女性」については少しキーを上げてもよいと思います。
次に、地声最高音hiC#はラストサビで計3回登場します。このhiC#に次ぐ地声高音としてはhiCがピークとなる場面が全体で4回(いずれも通常サビ)、hiBが13回(主にラストサビ)、hiA#が24回、hiAが7回登場します。「1番Aメロ~ラストサビまで間奏がほとんどない」点などを考慮すると、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しています。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度下げてみてください。
ちなみに、同曲はTHE FIRST TAKEで遠藤さくらさんがソロで歌唱しています。遠藤さんは原曲から4つ低いキー【mid1E~hiA(裏声hiB)】で歌唱しているため、「中低音寄りの声域の女性」などはこのレンジを参考にしてみてもよいと思います。
『きっかけ』は低音域に余地があり、キー調整は可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回は音域がやや広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。一方、【Bメロ⇒サビ、サビ⇒Aメロ、ラストBメロ⇒サビ】など転調が行われる場面があるため、慣れないうちは音程に注意したいです。
『きっかけ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiC#(裏声はhiC~hiD#辺り)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。ABメロではmid2G#辺りが多く、サビでhiA~hiC#辺りが登場します。一方、同曲は間奏がほとんど無いため、体力的に辛くなりうる可能性があります。低音はおおよそ標準的な部類です。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が非常に得意な女性」については若干キーを上げた方がより歌いやすいと私は推定しています。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心。サビで中高音が増える
②間奏がほとんどない。高音が得意でないと体力的に辛くなりやすい
③原キーだと「標準よりやや高め~高音域が得意な女性」向け
④キー調整は可能だが、ビギナーにとってはやや音域が広い印象
⑤音域が合うなら練習曲向き。メロのよさが活きた作品