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『a lovely tone』(UVERworld)の音域[2013年]

 こんにちは。今回はUVERworldの『a lovely tone』(2013)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、『a lovely tone』はアルバム曲であり、アーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源も公開されておりません。よって、当ブログでも動画の添付は致しません。


『a lovely tone』(UVERworld)
『a lovely tone』(UVERworld)の音域






【地声最低音】mid1E(E3) ※Aメロで登場

★一晩中頭の中m1F#[を] 引っ掻き回し集[めた][とば]m1E[ぁ]【Aメロ】


【地声最高音】hiB(B4)  ※要所要所で登場

★君に沢m2G#[山]hiB[愛]G#F#[の]こ]とば[投げか]G#[け][た][ど]【冒頭orCメロ】
★(今じゃ 君には)簡hiB[単]に言えてしまうけm2G#[ど]m2F#[ぉ]【サビ】
m2G#[おと]m2F#[ずれ]る最hiB[大]G#[の][ふこ]G#[う][は]【ラストサビ後半】
m2G#[昔は]m2F#[君]が隣[に]居たhiB[と]G#[いう]


【補足】mid2F#hiAを含むフレーズ一覧

m2F#m2G#E[v][ery wo]rd] (君に沢山愛のことば投げかけたけど)【【歌い出し or Cメロ】
★まだ言m2G#[え]m2F#[てない]G#[葉][がひ]とつある

★いくつも君にはつm2G#[た]m2F#[えて]hiA[たよ]G#[ぉ]【Bメロ】

m2G#[oh] m2F#[oh  fo]r[e][ver]hiA-G#[い]してるなんて事G#[も]F#[ぉ]【サビ】

m2G[こ]m2F#[れ]から[も永]hiA[遠]m2G#[に]続く数式hiA[なんだね]G#[ぇ]【Cメロ】

m2G#[今あ]m2F#[る]ものす[べ]G#[て]【ラストサビ後半】
m2F#m2G#[人[生]を]F#G#[きて行[く]こと]
★僕はm2G#[もう]m2F#[か]くごG#[が]F#[出]来た
m2G#[誰]m2F#[より]G#[幸せ]hiA[に]G#[す][る]から


 まず、『a lovely tone』(ア・ラブリー・トーン)についてです。この楽曲は、2013年にUVERworldの24枚目のシングル『Fight For Liberty/Wizard CLUB』のカップリング曲として発表されました。アルバムとしては、2014年リリースの8枚目のオリジナルアルバム『0 CHOIR』に収められております。
 同アルバムには、先に挙げたシングルとともに、『ナノ・セカンド』、『7日目の決意』といったシングル曲も収められております。その中で、今回取り上げる『a lovely tone』は、アルバムの中でも特に落ち着いたアレンジの作品となっております。


 『a lovely tone』はゆったりとしたテンポのバンドナンバーです。全体として落ち着いており、オシャレなサウンド、コードワークになっております。ちなみに、カップリングバージョンと、アルバムバージョンでアレンジが若干異なっており、アルバムバージョンではサックスのメロが追加されているようです。
 歌メロは、Cメロ(もしくはDメロ)から始まり、AメロBメロサビへと展開していきます。終盤はCメロサビが長く続きます。この辺りは、カラオケなどでも大変な部分ではないかと思います。

 『a lovely tone』は元々は別の歌詞が用意されていたようですが、友人の結婚式をきっかけに現在のような内容に書き換えられたそうです。【僕と一緒になろうよ Will you marry me?】といった歌詞がストレートで、結婚式などにも合いそうな作品だと感じました(サウンドワークなどもマッチしております)。


 『a lovely tone』の声域的な特徴についてです。同曲は、男性としては高めのレンジで歌メロが作られております。Aメロ辺りは比較的低めのレンジでありますが、Bメロサビ辺りは中高音域が断続的に登場します。同曲は、後半はCメロラストサビ辺りがかなり長いですので、体力も必要不可欠になります。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです(女性は原キーも可能ですが、少しキーを上げてもよい)。
 

 最後に『a lovely tone』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Eについては、Aメロ(正確にはBメロでも)で登場します。この辺りは男性であれば、ある程度歌唱可能だと思います。一方、女性の場合はかなり低いレンジになります。原キーでも出せなくはないですが、一般的にはキーを上げてよいと思います。

 一方、地声最高音hiBはCメロサビ等で登場します。私自身、正確な回数を数えていないのですが、多くても10回前後くらいになるのではないかと思います。登場回数としては多いです。同曲は、上述のように、mid2F#~mid2G#辺りが大変多いですので、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。目安として、原曲キーから3つ程度下げてみてください。

 『a lovely tone』は低音部分に余裕があり、キー下げなどは可能です。歌い慣れた人であれば、自身の得意なレンジに合わせられると思います。一方、ビギナーなどはやはり難しい部分が出てきやすいです。キー調整するにしてもしっかり歌い慣れておく必要があります。

 『a lovely tone』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiB辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。また、後半のCメロラストサビ辺りは尺が非常に長いですので、スタミナは必要不可欠になります(私自身も音域調査しながら、「長ぇな」と感じました)。その辺りも踏まえて練習に励んでください。

 同曲は全体的に落ち着いたナンバーであります。ボーカルのTAKUYA∞さんはロック色のある歌唱をされておりますが、私自身はR&Bやソウルといったアレンジ・歌唱にも合いやすいのではないかと感じました。原曲とは異なりますが、hiB等の高音域で裏声を多用してみるのも面白いかもしれません。

 『a lovely tone』は原曲キーでの歌唱は大変でありますが、全体として落ち着いた作品になります。カラオケなどでもしっとりとした場面で歌ってみてもいいのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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