ちなみに『灼熱にて純情(wii-wii-woo)』はラップパートのような場面があり、一部音域調査が行いにくかった場面があります。もしかしたら一部ミスなどあるかもしれません。
『灼熱にて純情(wii-wii-woo)』(星街すいせい)、Shakunetsu nite Junjou(wii-wii-woo)[Suisei Hoshimachi]
【地声最低音】mid1G(G3)
★What’s 純情? m1G[お]く[ち]に[合い]ますか? 【Aメロ】
★甘っm1G[た]るい[だ]け[じゃ]満足しないね
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で7回
★狭hiA[い]部屋[の]中A–B–hiC地[だっ[て[こ]こ]ろ]無[尽B[蔵]に【サビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※サビを中心に登場
★(歪なほどに光る)hiC–hiB[も]の]な[の] hiE裏[知]らない]【サビ】
★hiE裏–hiB–hiA[燃]や]し]A–B地[尽くし[て]【ラストサビ】
【補足】hiA~hiBを含むフレーズ一覧
★スタンバイはとっくm2G–hiA[に[で]き]てる[の]【Aメロ】
★じゃあ time is now, time is m2G[now] hiB[wii-wii]-woo
★ああもう鬱陶しい ノイm2G[ズを]さ[らっ]てよ[雷hiA[鳴]【Aメロ②】
★塵みhiB裏[たい]の 埃っB裏[ぽい]の 一掃で黙らせたいm2G[ね]
★hiB地–hiA[わ]た]し[に]ス[テ]ー[ジ]をくれ
★独尊唯我なんて大層hiA[な] [こ]と[言っ]てA–hiA#[ない[の]【Bメロ】
★hiB[て]き宜hiA[徹]底[的] hiB[刺]しちゃって
★hiB–hiA[a]-ha]-ha B[前例ない]くらい]にB[燃やしたいん]だっ]て【サビ】
★膨張hiA–hiB[し[て]るん]だろ B–A#([あ]あ])×2
★hiB–hiA[リ]ミッ]トか[け]ずに[ブース]トしB[て]ぇ[ぇ]
★hiA[な]らちょっと[だ]まろうか?[み]ち[をhiB[開]け]ろよhoney
★世界はもっと昂hiA[ぶ]れhiB[る]
★燃えhiA[る]ほど 尽き[る]ほど ステー[ジ]はhiB[あ]つ[く]なる【Dメロ】
★だからまhiA[だ]hiB–A[振]り[し]ぼ])れよhoney ちゃんと声はB裏[と]どくから
★hiB–hiA[純情なん]だ[よ]) B–A[それが答え]なん[だ]【ラストサビ】【補足】hiA~hiBを含むフレーズ一覧
★スタンバイはとっくm2G–hiA[に[で]き]てる[の]【Aメロ】
★じゃあ time is now, time is m2G[now] hiB[wii-wii]-woo
★ああもう鬱陶しい ノイm2G[ズを]さ[らっ]てよ[雷hiA[鳴]【Aメロ②】
★塵みhiB裏[たい]の 埃っB裏[ぽい]の 一掃で黙らせたいm2G[ね]
★hiB地–hiA[わ]た]し[に]ス[テ]ー[ジ]をくれ
★独尊唯我なんて大層hiA[な] [こ]と[言っ]てA–hiA#[ない[の]【Bメロ】
★hiB[て]き宜hiA[徹]底[的] hiB[刺]しちゃって
★hiB–hiA[a]-ha]-ha B[前例ない]くらい]にB[燃やしたいん]だっ]て【サビ】
★膨張hiA–hiB[し[て]るん]だろ B–A#([あ]あ])×2
★hiB–hiA[リ]ミッ]トか[け]ずに[ブース]トしB[て]ぇ[ぇ]
★hiA[な]らちょっと[だ]まろうか?[み]ち[をhiB[開]け]ろよhoney
★世界はもっと昂hiA[ぶ]れhiB[る]
★燃えhiA[る]ほど 尽き[る]ほど ステー[ジ]はhiB[あ]つ[く]なる【Dメロ】
★だからまhiA[だ]hiB–A[振]り[し]ぼ])れよhoney ちゃんと声はB裏[と]どくから
※地声hiBが全体で約50回前後登場します(途中で正確に数えるのを諦めました)。
まず、『灼熱にて純情(wii-wii-woo)』についてです(以下、『灼熱にて純情』)。この楽曲は、2022年にバーチャルYouTuberの星街すいせいさんによりリリースされたシングル作品です。公式としては2023年1月下旬にリリースが予定されているアルバム『Specter』の先行曲といった扱いになっており、2022年時点で配信などが既に行われております。
ちなみに、アルバム『Specter』はアニメなどで縁の深いアーティストやボカロPなどの楽曲提供を受けており、全体としてロック色の強い作品になることが見込まれております。既存曲のキタニタツヤさん作詞作曲の『TEMPLATE』などからも垣間見えます。
さて、『灼熱にて純情』はアップテンポのロックナンバーです。同曲は作詞作曲をUNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんが担当されております。ユニゾンの楽曲は全体的にメロが速く、息継ぎなどが大変な作品ですが、今回の『灼熱にて純情』もそうした特徴が如実に表出されております。ちなみに、編曲はボカロPkemuとしても知られる堀江昌太さんが担当されました。そうした点も楽曲のロック感に大きな影響を与えております。
『灼熱にて純情』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性曲としては高めのレンジで歌メロが作られております。そのため、通常は少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は先述のように、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんが作曲されております。そのため、メロが非常に速く、息継ぎなどが大変です。そのため、音域以上に高音感を感じやすいと思います。
ちなみに、同曲を男性が歌唱する場合、当然ですがキーを下げた方が歌いやすいです。私なりの勝手な想像ですが、もしユニゾンが同曲をカバーする場合、原曲キーから2つ程度下げるのではないかと推測しております(男性だと「高音域が得意な人」向けになります)。
最後に『灼熱にて純情(wii-wii-woo)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域としては高めです(体感的には「高い」としてもよいかも)。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiCはサビで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、同曲はhiCに次ぐ高音としてhiBが全体で50回程度登場します。そのため、地声最高音hiCの楽曲としてはかなり高音感があります。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しました。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください(♭1~2)。
※ちなみに、当ブログでの目安として、「地声最高音がhiCの女性曲」は「一般的な女性の音域の範囲内」、「やや高め」などと判断することが多いです。ただ、今回はhiC,hiB高音の登場回数が多いため「高め」「高い」といった判断をしました。
『灼熱にて純情』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ただ、同曲は最低音がmid1G(登場頻度も高い)ですので、大きなキー下げには向きにくいです。歌い慣れた人であれば、一応自分の得意なレンジに調整することができそうですが、ビギナーなどはもしかしたら難しい部分が出てくるかもしれません。最低音や最高音だけを見ると標準的に見えますが、見た目の音域以上に大変な楽曲です。
『灼熱にて純情』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiCといった高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、登場回数が異常なほどに多いです。そのため、見た目よりも高音が辛く、スタミナなども消耗しやすい楽曲です。こうした点を踏まえ、「標準より高め~ある程度高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。逆にhiFなどの高音階を地声で安定して歌えるような「高音域が非常に得意な女性」はキーを上げてもよいと思います。
同曲は先述のように、歌メロは非常に速く、息継ぎなどが大変な作品です。そのため、テンポを下げて練習してもよいと思います。また、「ここで息継ぎを入れる」、「ここは妥協する」といった決まり事を作っておくのもよさそうです。複数人で歌唱するというのも選択肢です。
『灼熱にて純情』はメロが速く、息継ぎなどがしにくい難曲ですが、歌いこなせると楽しいと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。