『デイドリーム』(reGretGirl)、Daydream(reGretGirl)
【地声最低音】mid1C(C3)
★m1D[き]みのものでm1E[あ]ふ[れ]て[る]部[屋]で[今]朝も目覚めて【Aメロ】
★m1E[あ]ぁ そうか あぁ そうm2G[か] もうm1D[ぜ]んぶ夢じゃなかったんだ
★僕の知らない誰かとm1C–m1D[お]なじキスをす]るとか【ラスト】
【地声最高音】hiE(E5) ※全体で1回のみ
★もうずっとそhiE地–hiD–hiB–D[ば]に]い[て]【Cメロ】
【補足】mid2G(一部略)~hiDを含むフレーズ一覧
★こm1E[う]いう弱気なとこm2G[ろも] G–m2F#[不安にさせたん]だ]ねぇ【Aメロ】
★ふたm2G[り]をつなG[ぐ] あかG–hiA[いい[と]が]【サビ】
★ちぎhiC–hiB–hiA[れ]て]し]まうお[と]が[き]こえhiB[た]
★どうしてサヨhiA–m2G[ナ]ラ?]【2番サビ】
★わm2G[るい夢なら早]hiB–hiA[く]覚]めて]【Cメロ】
★僕の元からいなくなhiD裏[らないで]
★明けそhiA–hiB[う[に]な]い夜だから
★m2G–hiA[僕の知らない[だ]れかと]くだ[らないケンカhiA–hiB[す[る]と]か]【ラスト】
★僕の知らないhiA[だ]れかのために日々を過A[ごす]とhiB[か]
★僕の知らないhiB–hiA[だ]れ]かに 僕の知らない君をみB[せ]な]いで
まず、『デイドリーム』についてです。この楽曲は、2017年に3人組ロックバンドreGretGirlによりリリースされたミニアルバム『my』に収録されております。同アルバムにはバンドとしては初の全国流通盤であり、当ブログでも以前に取り上げた『ホワイトアウト』(過去記事)も収められております。
その中でも『デイドリーム』はreGretGirlの楽曲でも特に人気の高いものの1つであり、公開されたミュージックビデオは1000万回近くに達しております。
当ブログでreGretGirlを初めて取り上げたのは2020年ですが、バンドは2021年に日本コロムビアよりメジャーデビューしました。最近は、2枚目のアルバム『tear』がリリースされ、表題曲の『tear』がBillboard Japan Heatseekers Songsにランクインするなど、ヒットの兆しが見られます。
さて、『デイドリーム』はスローなバンド曲です。ゆったりとした楽曲ですが、ストリングスなどは用いられておらず、3人のバンドサウンドを中心に展開されます。テンポが緩やかである分、ボーカルの良さが活きております。作詞作曲はフロントマンの平部雅洋さんによりなされました。
同曲の歌メロはAメロサビと展開しますが、ラストには通常サビとは異なる大サビのような場面が登場します。歌詞は失恋がテーマとなっており、相手への未練を断ち切れない主人公の姿に共感する人も多いのではないかと思います。
『デイドリーム』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジ(一部かなり高い)で歌メロが作られております。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲はラストの一部とAメロで低音域が多く、サビやDメロが高音域が要求されます。そのため、相対的に音域が広くなっております。低音~高音まで広いレンジが要求される楽曲だといえます。低音と高音が明確に分かれているため、場面ごとにメリハリのある表現を心掛けたいです。
ちなみに、同曲はAメロ、終盤の一部がかなり低いため、女性が原曲キーで歌唱するのは難しそうです。低音域が得意な方はもしかしたら原キーでも大丈夫かもしれませんが、通常は少しキーを上げた方が歌いやすいのではないかと推測されます。
最後に『デイドリーム』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高い(一部はかなり高い)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cは終盤の大サビの部分で登場します。ただ、私なりの印象ですがmid1Cにはそこまで厳密にこだわらなくてもよいのではないかとも思います。ただ、同曲はmid1D,mid1E辺りは比較的多いです。
このmid1C~mid1E辺りは男性の音域の範囲内ですが、女性にとってはかなり低いレンジになります。そのため、女性の場合は、通常はキーを上げた方が歌いやすいと思います。
次に、地声最高音hiEについては、Cメロで登場します。このhiEは男性の音域としてはかなり高いです。ただ、登場回数は1回のみですので、ヘッドボイス(強い裏声)などが得意な方は、裏声を上手く使いこなすのもよいのではないかと思います。
ただ、このhiEの場面を除いても、hiCがサビを中心に6回程度登場するなど、男性の音域としては高いです。そのため、やはり一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4つ程度下げてみてください。
『デイドリーム』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ただ、同曲は音域自体がかなり広いため、もしかしたら歌い慣れた人であっても一部難しい部分が出てくるかもしれません。キーを調整するにしてもある程度高音域が得意であって方が有利だと私は分析しました。
『デイドリーム』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiEといったレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけhiA~hiC辺りはサビで多くみられます。一方、同曲はAメロでは低音域が多く、全体を通して低音~高音まで要求されます。そのため、「高音域が得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。女性については、高音域は歌いやすいと思いますが、低音は原キーだと歌いにくそうだと分析しまいた。
『デイドリーム』はボーカルの良さが活きたスローなバンド曲であり、カラオケで歌えると映えると思います。個人的には歌詞なども非常に耳に残りました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
この曲結構きついですよね
Cメロが本当にきついです
hiEとhiDロングトーンの合わせ技は厳しいです
というかリグレは全部高いです
サウシーと似た音域ですが、リグレの方が1段階上な感じします
サウシーも男性の中では滅茶苦茶高い方ですけど、リグレも高いですよね。
リグレは私はまだそんなに聞き込んでいないのですが
代表曲が高いというわけではなく、全体的に高いんですね。
今度しっかり聞いてみたいです。
ご紹介ありがとうございます。