(2019/03/20)最低音域を修正しました

 あいみょんさんの音域について、当ブログでは、これまでに『マリーゴールド』『今夜はこのまま』『愛を伝えたいだとか』『君はロックを聴かない』『満月の夜なら』『夢追いベンガル』『ふたりの世界』『○○ちゃん』、『ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌』『恋をしたから』『プレゼント』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。

『ふたりの世界』(あいみょん),Futari no Sekai (Aimyon)


【地声最低音】 mid1E(E3)

いつになったら私のことを 嫌いになっくれかな
違えちゃったことがショックで
そんなこと今まで一度も思(おも)ったことないわ


【地声最高音】
hiC#(C#5)  

サヨナラって言わないでっ言うくせに
★満たされて 幸せで 大好きで ちょっと嫌いで 今(ま)がある hiC#裏声




【裏声最高音】
hiC#(C#5) ラストのサビで1回のみ

いつも私が「さよら」を告げるのにね
★混ざり合って 抱き合って 今(ま)がある

『ふたりの世界』(あいみょん)











 こんにちは。今回はあいみょんさんの『ふたりの世界』(2017)を取り上げたいと思います。この楽曲は、2017年の9月に発売されたアルバム『青春のエキサイトメント』に収録されています。



 


 さて、この『ふたりの世界』ですが、あいみょんさんの楽曲の中では、かなり
女性的な面が強い歌詞であると思います。これまで『愛を伝えたいだとか』、『君はロックを聴かない』、『マリーゴールド』といった人気曲は男性目線で描かれてきました。また、女性目線でも『『貴方解剖純愛歌 〜死ね〜』ではかなりエキセントリックな描写が強かったと思います。その点を考えると、『ふたりの世界』はかなり一般的な女性に近い目線で描かれています。

 さて、『ふたりの世界』ですが、
サビの部分に歌詞の内容を要約するようなフレーズが出てきます。それは「自己中心的に進む恋愛とこの先の不安」です。前半の「自己中心的に進む恋愛」は次の歌詞の中に象徴されると思います。

「まだタバコは吸わないで 赤いワインを飲もう

サヨナラって言わないでって言うくせに いつも私が「さよなら」を告げるのにね

一方で、「この先の不安」については

「あまり優しくないし 仕事ばかりだけれど

いつになったら私のことを 嫌いになってくれるかな

といったフレーズに象徴されます。

 「自分が主導するような形の恋愛が幸せで満たされている一方で、不安も抱えている」。月の満ち欠けで言うなら
『満月』に近い状態の恋愛と言えると思いますが、欠けていく月への不安が、この楽曲では上手く描かれていると思います。

 また、楽曲の中では「恋人のために買うコーヒーを間違えて、ショックで寝れない」といったどこか
可愛らしく、献身的な面が描かれています。非常に女性らしさが目立つ楽曲です。



 さて、『ふたりの世界』の音域ですが、
地声最低音 mid1F#(F#3)~地声最高音hiC#(C#5)、裏声最高音hiC#(C#5)の範囲でメロディーが構成されています。ちなみにラストのサビ直前の「ちょっと ズルいかな ダメかな 嫌かなー」の部分は、hiB(B4)になります。
 「速い節回しや高音域が続く」といったこともないので、比較的歌いやすい楽曲ではないでしょうか。
 
 一方で、歌詞の中に「まだ眠たくないのセックスといったフレーズも出てくるため、友達とのカラオケなどで歌いにくいという人もいるかもしれません。そこがあいみょんさんらしさでもあるのですが。そのフレーズが気にならなければ、積極的にチャレンジしてもいいと思います。