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『真夏の夜の匂いがする』(あいみょん)の音域と感想

(2019/08/14)サウンドについて、間違った記述がありました。具体的にはアコギの記述です。修正します。

 こんにちは。今回はあいみょんさんの『真夏の夜の匂いがする』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『真夏の夜の匂いがする』(あいみょん)、Manatsu no Yoru no Nioi ga Suru(Aimyon)


『真夏の夜の匂いがする』(あいみょん)










【地声最低音】mid1F#(F#3)
 

根拠のない台詞に騙されたらさ[いご] (2番Aメロ)
★「いらっしゃい」 ほらま[た]聞こえた(Cメロ)


【地声最高音】hiD(D5)  

hiA[振]hiB[り]hiC#[切っ][て す][すん]hiD[で]hiC#[行][こう](サビ)


【補足】

★グラスを片手に hiB[人]hiA[生を]謳歌 人生を歌おうか(Bメロ)
★天国hiA[か]hiB[ご][く][か][~] (サビ)
★恋もかhiA[ねも]このじんhiB[せ][いも]
★ 今夜は私もそのひhiA#[と]り~~[ぃ]hiB[ぃ]hiC#[ぃ](ラストサビ直前)




 まず、『真夏の夜の匂いがする』についてです。この楽曲は2019年にシンガーソングライターのあいみょんさんによりリリースされたシングル作品です。TBS系のドラマ『Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜』のために書き下ろされた楽曲であり、同ドラマの主題歌となりました。
 『真夏の夜の匂いがする』はあいみょんさんのYouTube公式チャンネルでMVが公開され、2019年8月現在で、約300万回以上の再生回数を記録しています。MVの公開から20日足らずであることを考えると、あいみょんさんの人気の高さがうかがえます。

 『真夏の夜の匂いがする』のサウンドについてです。編曲は立崎優介さんと田中ユウスケさんの共同プロデュースです。あいみょんさんの編曲ではおなじみの面々です。
 エレキギターのストロークから始まるバンドナンバーです。これまであいみょんさんは『マリーゴールド』、『君はロックを聴かない』に代表されるようにアコースティックギターを基調としたナンバーが多く見られました。故に、エレキギターのカッティングから始まるナンバーは珍しいと思います。
 この『真夏の夜の匂いがする』を聴いていて、私自身が感じたことがあります。あいみょんさんは現在、演奏はアコギがメインです。しかし、キャリアを重ねる中で、もしかしたらエレキギターを奏でるあいみょんさんが見られるかもしれません

 個人的に面白い箇所と思った箇所は前奏、Aメロです。1番ではバンドの音色ではないデジタルサウンドが楽曲の不気味さを演出していました。2番では先に述べたようにアコギを使ったアレンジになっています。サビの部分は非常に爽やかなバンドナンバーなのですが、Aメロの不気味さもあいみょんさんらしさの一つです。
 前回取り上げたKing Gnuの『The hole』などとはことなるベクトルでの、どこか怪談のようなおどろおどろしさを感じます。ラストのサビの直前で流れる「今夜は私もその一人? 今夜は私もそのひとり~~ぃぃぃ」のフレーズは特にそうしたニュアンスが分かりやすい形で表出していると思います。

 『真夏の夜の匂いがする』の歌詞についてです。ざっくり申し上げるならば「不確定な要素を抱えつつも、前に進んでゆく」というメッセージになっています。ただ、その中にどこか不気味さやダーク感が描かれます。不気味さなどの演出についてはAメロBメロなどを中心に描写されます。2番の「フラつく脚が不思議とお菓子な家へ 快楽へと ご苦楽へと 吸い込まれていく」などは象徴的なフレーズだと思います。

 



 さて、最後に『真夏の夜の匂いがする』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3) ~【地声最高音】hiD(D5) でメロディーが構成されております。一般的な女性の音域が目いっぱい使われています。

 まず、地声最高音hiDについては、各サビで1回ずつ登場します。カラオケなどで歌い慣れて高音域が得意な女性にとっては非常に楽しめる音域だと思います。あいみょんさんは大体、hiC#~hiD辺りを地声の最高音に設定することが多い印象です。

 一方で、高い声が苦手な人はこのhiDやhiC#といった音階がスムーズに発声しにくいかもしれません。場合によってはキーを少し下げることを考えてみてください。原曲キーから2程度下げると最高音がhiCに設定されます。ただ、この『真夏の夜の匂いがする』は低音部もやや低めですので、キーを下げると低音部の余裕がなくなるかもしれません。よって、キーを下げて練習する際は、低音部はあまり意識しなくてもよいと思います。歌い慣れていない人は最初の一つのハードルとして、hiBやhiCを確実に発声できるように練習してみてください。

 どこか不気味なニュアンスを持った曲ですが、サビ等は爽やかなロックナンバーですのでカラオケなどで歌うのにも適しているのではないかと思います。
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