こんにちは。今回はMY FIRST STORYの『不可逆リプレイス』(2014)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『不可逆リプレイス』(MY FIRST STORY)、Fukagyaku Replace
『不可逆リプレイス』(MY FIRST STORY)









【地声最低音】mid2A(A3)  ※Cメロのみ

★I don’t know why But you saved m2A[me].(Cメロ)

※Cメロで登場します。Cメロ以外では、mid2A#が低い


【地声・裏声最高音】hiD(D5)  ※曲全体で24回

★Wake in hiD-hiC#-hiA[Lone-li-ness!!] [Lone-li-ness!!](サビ)
★Falling hiA-hiD-hiC#[in-si-de] [your] hiB[sto]A[ry] 
☆何年hiD裏[経っ]hiC#[て]A[も]D[待っ]C#[て][も] 失くさぬD[様]C#[に]

※裏声のhiD部分は☆のところが分かりやすいと思います。


【補足】hiAhiA#の注意点

★walking after hiA[you!] after A[you!!](サビ)

★僕の影と重hiA[なって] 今 I can’t go back.(Aメロ)
★時代を今超えて ものがhiA#[た]hiA[る]
★I will be the brand hiA[new] hiA#[age] A[yeah] from this day!!
★I will save myself and the hiA[time] is A[now!!](サビ前)

hiA[I will prove] myself that I have lived today S-[tar]-ting Now!!(サビ)
★For the hiA[brigh]ter future(Cメロ)


 まず、『不可逆リプレイス』についてです。この楽曲は、2014年に5人組ロックバンドMY FIRST STORYによりリリースされたシングル作品です。2016年にリリースされたアルバム『ANTITHESE』に収録されました。
 『不可逆リプレイス』はテレビアニメ『信長協奏曲』の主題歌として書き下ろされた作品です。マイファスのファン以外の方にも知られている作品かもしれません。レーベルで公開されていたMVは2500万回を超えるなど、MY FIRST STORYの中でも人気の高い作品の一つであると思います。ちなみに、レーベルで公開されていたMVは現在削除され、マイファス自身の公式チャンネルで再公開されています。

 『不可逆リプレイス』は疾走感のあるハードコアサウンドです。要所要所でメタル風のフレーズも散見され、個人的にはワクワクします。歌メロについては、冒頭からサビが登場します。全体としてサビメロの割合が高い印象です。

 『不可逆リプレイス』の音域的な特徴についてです。ボーカルのHiroさんの特徴でもありますが、女性ボーカルのような声域で歌メロが作られております。とりわけ最高音hiDが裏声地声を含め、24回も登場します。一般的な男性の場合はキーを調整した方が歌いやすいのではないかと思います。音域自体はそこまで広くないですが、ボーカルのニュアンスなどを考慮すると歌い慣れた人向けの作品といえます。



 最後に、『不可逆リプレイス』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声・裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べてかなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDは各サビで3回ずつ登場します。 同曲はサビメロが多めであるため、楽曲全体で24回も登場します。Hiroさんは「静」の場面では裏声で歌唱し、バンド感の強い「動」の局面では地声に切り替えております。
 この辺りは、一般的な男性の音域と比べてかなり高いですので、キーを下げた方が歌いやすいと思います。ただ、ボーカルのニュアンスを考えると、自分の得意な音域でギリギリ出せる辺りに最高音を設定した方が、原曲のニュアンスが表現しやすいのではないかと思います。そうしたことから考えても歌い慣れた人向けの作品といえます。

 『不可逆リプレイス』は音域自体はそこまで広くなく、キーの調整は行いやすいです。ただ、ボーカルHiroさんのアクが強いですので、キーを下げるとしても表現力が要求されます。キーを大きく下げれば、歌い慣れていない人が合うレンジに設定することも可能ですが、上手く歌いこなすのは難しいと思います。キーを調整するにしても、歌い慣れた人向けの作品です。
 ちなみに、音域が「狭い分難易度が低い」というわけではなく、「高めの音域が連続して続く」という点で、持久力が要求されると思います。
 
 同曲は、音域的には女性の方が合いやすいかもしれません。男性のみならず、女性で興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。