『The Everlasting Guilty Crown』(EGOIST)

【地声最低音】mid2A(A3) ※AメロとBメロが分かりやすい
★m2F#[せか]い[は]終わりを告げようとm2A–2B[し]てる[ぅ]【Aメロ】
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で22回程度
★誰にももう止められはしhiB裏–hiC^-A[な[い]ぃ]ぃ] A–hiB地[は[じ]まる【Aメロ】
★しhiA–hiB地[は[い]し[し]は]いされ人m2A[達は]【Bメロ】
★m2G#–hiA#–hiB^[こ[の[歌が聴こ]え]て]る【サビ】
★hiB裏–hiA#地[真]じ]つはあ2G#–hiB地–A#[な[たの胸の中]に]あ]る
★持てるm2F#–hiB地L[か[ら]【ラストサビ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※Bメロで登場
★(いつかその心に)にhiC#裏–hiA地[く]しみを]【Bメロ】
★そhiB地–hiC#裏–m2F#[して愛[す]る]こ[と]を思い出せ[ず] 争う[の]
【補足】mid2G~hiA#を含むフレーズ一覧
★m2F#–m2G#[い[のちある]す]べての者m2B[よ]【サビ】
★強m2B[さを] くれるm2F#[から]
★m2A–m2F#–G[そ[の手で守ろうとした[も]のは【Dメロ】
★hiA裏–m2G[やっ]と] 自らがしてきた愚かさを
★とめどなくあふれるその涙をm2G#–hiA#地[知[る]
まず、『The Everlasting Guilty Crown』についてです。この楽曲は、2012年に音楽ユニットEGOISTによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発売された『Extra terrestrial Biological Entities』に初収録されました。同アルバムには、『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜』などの楽曲が収められています。
さて、『The Everlasting Guilty Crown』は、アニメ『ギルティクラウン』の後期オープニングテーマとして書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はロングヒットを記録します。2014年には10万ダウンロード、その後2022年には20万ダウンロードを達成し、配信部門でプラチナ認定がなされました(ランキングテータブログBillion Hits!より引用)。カラオケ人気も高く、『名前のない怪物』などとともに人気の高い1曲となっています。
『The Everlasting Guilty Crown』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域の範囲内(もしくはやや高め)のレンジで歌メロが作られています。一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱可能ですが、場合によっては少しキー調整をするのもよいと思います。
今回の楽曲は、Bメロサビ辺りで中高音が多く、hiB辺りが多く登場します(ロングトーンも含む)。この辺りは女性の音域の範囲内とされますが、登場回数などを考慮すると人によっては少し高音感があるかもしれません。場合によっては少しキーを下げてください。
今回は、低音域としてmid2Aやmid2Bが所々で見られ、地声最高音のすぐ後に最低音が登場することもあります(急激に音程が下がる場面がある)。そのため、「高音域が得意な女性」などは若干キーを上げた方が歌いやすい可能性があります。その辺りは実際に歌唱して、微調整を加えてください。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、4~6つ程度下げてみてください(4つだと少し高い可能性もある)。「高音域が非常に得意な男性」については、原キーで歌唱しうる可能性がありますが、若干キーを下げた方がより安定すると私は分析しています。
最後に『The Everlasting Guilty Crown』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域としては標準的(もしくはやや高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはAメロやBメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、地声最高音hiBのすぐ後に最低音が登場する場面などもあるため、人によってはは若干低く感じる可能性があります。「高音域が得意(or非常に得意)な女性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。低音域が滅茶苦茶に低いわけではないですが、意外と頻度多いため、低音も重要度は高いと私は分析しています。
次に、地声最高音hiBはBメロやサビで計22回登場します。このhiBは女性の音域の範囲内とされますが、今回は回数が多く、またロングトーンなども含まれます。このhiBに次ぐ地声高音としてはhiA#がピークとなる場面が全体で6回、hiAが4回程度登場します。こうした点を考慮すると、女性の音域としては標準的(もしくはやや高め)であると私は分析しました。一般的な音域の女性が原キーでマッチしうる楽曲ですが、高音域が得意でない人などは少しキーを下げることも選択肢に入れてもよいと思います。
『The Everlasting Guilty Crown』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。また、ビギナー向けの調整も可能であると私は分析しました。ただ、ボーカルのchellyさんのような歌唱をするためには、弛まぬ練習が不可欠です。その点は留意しておいてください。
今回の楽曲はメロディー自体は比較的分かりやすく、リズムなども取りやすいといえます。全体的にノリのよい楽曲であり、カラオケや練習曲にも向くと私は考えています。ただ、Bメロ⇒サビにかけては転調しているため、音程を取るのが苦手な人などは少し注意してください(比較的克服しやすいと思います)。シリアスなロック曲であるため、声質的には暗いニュアンスや、ダウナーな発声が得意な人の方が合いやすいと思います。
『The Everlasting Guilty Crown』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiB(裏声はhiC#まで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はAメロではmid2F#辺りが見られ、BメロサビにかけてhiA~hiB等が登場します(hiBが多め)。低音域はmid2A辺りと標準的ですが、人によっては少し低音感があると思います。
こうした点を考慮すると、「標準的(orやや高め)~ある程度高音域が得意な女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が得意(or非常に得意)な女性」については少しキーを上げてもよいと考えています。
【まとめ】
①Bメロサビが中高音寄り。低音は急に下がる場面があるので注意
②原キーだと「標準的(orやや高め)~ある程度高音域が得意な女性」に合いそう
③「高音域が非常に得意な女性」などはキーを上げてもよいかも
④カラオケや練習曲に向きやすい
⑤声質的には暗めの人、ダウナーな発声が得意な人に合いそう
コメント
最初のところが
EGOISTの『EGOIST』
になってますよ!
ながたにさんご指摘ありがとうございます
修正しました。助かりました
いつも音域調査お疲れ様です
少し気が早いですが夏歌のリクエストです
キマグレン「LIFE」
I Don’t Like Mondays.「Summer Ghost」
never young beach「サイダーのように言葉が沸き上がる」
以上の楽曲を良ければよろしくお願いします
いずれもリストアップしておきます
ネバヤンは別の曲を自選曲をリストアップしていたんですが
リクエスト曲を優先します
ありがとうございます!