『CROSS ROAD』(Mr.Children)

【地声最低音】mid1D(D3)
★m1F#–G[look]in’] for love い[まF#[建]ち]なm2D[らぶ]【Aメロ】
★ 街m1F#[の]な[かm1E–m1D[で[口]ず]さ]E[ぁむ]
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で12回(ラストサビで7回)
☆hiA–2D[Oh] yes] A–2D[oh] yes] m2F#[uh uh] E[uh] uh]【サビ】
★おhiA–2G–F#[と]も]た]てF#–G[ず[に] 果たせぬままの夢[Dream]【Dメロ】
※☆は厳密には歌詞表記されていない
【裏声最高音】hiD(D5) ※Dメロで1回
★hiB裏–hiC#^-hiD–B[く[ず]れ])[て]く]【Dメロ】
【補足】mid2E~mid2Gを含むフレーズ一覧
★あきれるくm2D{らい] [きE–m2F#[み[へ][のメ]ロディ[ー]【Aメロ】
★まふm2E–m2F#[ゆ[の]ひまF#–m2G[わり[の]よう]に]【Bメロ】
★あm2E[ざ]やかE–m2D#^-m2F#[に揺]れ[て[る]
★置m2E–m2F#[き[忘]れた時間を もう一度つかF#–m2G[ま[え]た]い]
★誰もがm2E–m2F#[む[ね]のm2G–F#[お]く]に【サビ】
★m1F#[手]にし2E–F#–m2G^[た[ぬ[く]も]り[を]
★答えをm2E–m2F#[さ[が]しm2G–F#[て]き]た[けどF#[ぉ]【Dメロ】
★あm2E[ざ]やかE–m2D#^-m2F#[に揺]れ[て[る]
★置m2E–m2F#[き[忘]れた時間を もう一度つかF#–m2G[ま[え]た]い]
★誰もがm2E–m2F#[む[ね]のm2G–F#[お]く]に【サビ】
★m1F#[手]にし2E–F#–m2G^[た[ぬ[く]も]り[を]
★答えをm2E–m2F#[さ[が]しm2G–F#[て]き]た[けどF#[ぉ]【Dメロ】
まず、『CROSS ROAD』についてです。この楽曲は、1993年にロックバンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発売された『Atomic Heart』に初収録されました。同アルバムには、シングル『innocent world』(過去記事)などの楽曲が収められております。アルバムは340万枚を超える爆発的なヒットを記録しました。同アルバムは男性ボーカルのオリジナルアルバムとしては歴代最高売上であり、2025年3月現在でも継続しています。
さて、『CROSS ROAD』はテレビドラマ『同窓会』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲はロングヒットを記録し、最終的には120万枚を超えるCDヒットを記録しました。この楽曲でミスチルは大ブレイクし、その後トップアーティストとしての地位を確立していきます。
『CROSS ROAD』の音域的な特徴についてです。同曲はAメロBメロサビと歌メロが作られており、男性曲としては高め~高いレンジで歌メロが作られています。Aメロでは一部中低音が登場しますが、全体でみるとmid2E~mid2Gといったよく登場します(サビの最高音はhiA)。こうした点を考慮すると、中高音域が得意な男性方がマッチしやすい曲だと私は分析しています。低音域については、Aメロでmid1D-mid1F#といったレンジが登場しますが、頻度としては高くないです。また、裏声の登場する場面も少ないです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1D辺りが見られるため、女性の音域としてはかなり低いです。一つの目安ですが、原曲キーから3~5つ程度上げてみてください(高音域が得意な女性はもう少し上げてもよい)。
最後に『CROSS ROAD』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高め(体感的には明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DはAメロで登場します。登場回数は3回程度です。このmid1Dはおおよそ男性の音域の範囲内ですが、低音域が苦手な人などは少し歌いにくく感じられるかもしれません。「高音域が非常に得意な男性」などは若干キーを上げるのもよいと思います(低音の回数は多くないので、原キーで歌うのもよい)。
次に、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。登場回数は計12回です(11回は歌詞表記のない部分)。 このhiAに次ぐ地声高音としてはmid2Gがピークとなる場面が全体で29回、mid2F#が35回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常は少しキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『CROSS ROAD』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲はそれなりに音域が広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすそうです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケなどに向くと私は推定しています。この頃のミスチルは、まだそこまでリズムや発声に癖がないため、その点でも歌いやすい私は考えています。
『CROSS ROAD』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiA(裏声はhiDまで登場するが頻度は少ない)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はBメロサビでこれらが多いです。低音についてはAメロでmid1Dなどが登場しますが、頻度は少なめです。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①低音は見た目ほど多くはなく、中高音寄り(特にBメロサビDメロ)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」向け
③裏声は登場するが、頻度はかなり少ない
④メロがよく、カラオケや練習曲向き
⑤ミスチルの作品としてもそこまで癖がない歌い方
コメント
back numberの助演女優症の音域を調べてほしいです!
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます
リクエスト応えていただきありがとうございます!
こちらこそリクエストありがとうございます
私自身も学びが多かったです