※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
『道徳と皿』(Mrs. GREEN APPLE)

【地声最低音】mid1D#(D#3) ※Aメロで計5回程度
★空腹勇者m1G#[の]ストーリー【Aメロ】
★1E[き]ずを癒せる[その]アイテム1F#–E–m1D#[は[こ[ち]ら]
★1G#[い]ま さぁ1G#–m2E[お食[べ]【サビ】
★そうか。道徳のm1G#[果]実[を]食[べm1E[て]【ラストサビ】
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で3回程度
★にm2F#–hiC#地–B–A–G#–F#[く[め]ない]の](は]何[故])か【サビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※サビで登場
★m2E地–hiE裏–B[こんな[世]界]を]未[だ]【サビ】
【補足】その他の中高音域
★触m2E–m2F#地[れた[は]だ]も【Aメロ】
★m2E{盛]り付けら[れた]【Bメロ】
★いm2F#地–E^-hiB裏[ろ]ど[り]にあ])[ふぅ]れた
★そhiC#裏–B[れ]は] C#裏–B–A–m2G#地–F#[は]な]の]様]な]日々だっ[た]
★気hiC#裏–B–hiB地–A[づ]い]て]ぇる]よ【サビ】
★わhiA裏–G#–F#[かっ]ては]居る]けど
★傷をhiC#裏–B–hiA地–G#[付けな]け]れ]ば]なの
★m2G#地–E[ど]うか] G#[道]と]くを
★ひm2F#地[とみで触れれた]し[あm2G#[わ]せも【Dメロ】
★こm2F#[わ]れた [そG#–hiA–hiB地[れ[で[も]
★hiA地–m2G#[ま]た]なにかをしhiB裏–A–G#地[ん]じ]た]いな
★ひかhiA地–2G#–F#[り]と]云う]には
★程hiB裏–A–G#–F#地[と]お]い]ぃ]が
まず、『道徳と皿』についてです。この楽曲は、2015年にロックバンド・Mrs. GREEN APPLEによりリースされたミニアルバム『Variety』に初収録されました。同アルバムはバンドのメジャーデビュー作品であり、『StaRt』(過去記事)などの楽曲が収録されています。
『道徳と皿』は元々はアルバムの一曲でしたが、2025年に発売されたベストアルバム『10』のダウンロード盤のボーナストラックとしても収録されています(『道徳の皿 〜2025ver.〜』として)。こうした点からもバンドとしては重要な位置づけにある楽曲であることが想起されます。
同曲はロック色の強いバンド曲であり、歌メロはAメロBメロサビと展開します。最近ではお馴染みですが、ロック曲でありながら裏声が多用されており、そうした点でもミセスの特徴が見て取れます。作詞作曲アレンジは大森元貴さんによりなされました。
『道徳と皿』の音域的な特徴についてです。今回は男性の音域としては、高いレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回はAメロは中低音中心であり、Bメロサビは中高音中心の歌メロになります。こうした点から、音域が広いです。中高音の回数などを考慮すると男性の音域としては高く、「中高音域が得意な男性」などに合いやすい曲といえます。ただ、今回は裏声が多用されているため、器用な地声と裏声の器用な使い分けは不可欠です。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度上げてみてください。ただ、今回は音域がかなり広い曲であるため、その点で歌える人が限定されやすいです。地声hiC#等で歌唱されている場面は裏声で歌うなどの工夫を取ってみてもよいかもしれません。
最後に『道徳と皿』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】hiC#(C#5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲としては若干高いため、低音域が得意な男性などは持ち味を活かしにくい可能性があります。
次に、地声最高音hiC#はサビで計3回登場します。このhiC#に次ぐ地声高音としてはhiBがピークとなる場面が全体で2回、hiAが4回、mid2G#が15回、mid2F#が12回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、キーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください(これでも人によっては高い)。
『道徳と皿』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。ただ、今回は音域が広い楽曲であるため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。特に裏声高音は不可欠ですので、その辺りは注意したいです。
同曲は地声と裏声の使い分けが器用であり、その点が一つの大きなハードルになります。また、音域が広く、やや取っつきにくいといえます。ただ、昨今のミセスの作品と比べると、メロ等は予測しやすいため、音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケに良いと思います。。
『道徳と皿』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiC#(裏声はhiEまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はABメロは地声高音としてmid2E~mid2F#等が登場し、サビでhiA~hiC#等が地声で見られます。hiA以上はメチャクチャには多くないですが、裏声hiA~hiC#などと地声の行き来が多いです。また、間奏がそこまで長くないため、体感的に高く感じやすい曲です。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、Bメロサビで中高音が増える
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」向け
③裏声と地声の往来が多いため、器用な発声が不可欠
④音域が広いため、その点がハードルになる
⑤音域が合うならカラオケ向き(ノリがよいバンド曲)
※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
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