『アーセンの憂鬱』(スキマスイッチ)

【地声最低音】mid1F#(F#3)
★m2E–D[関係ない別にだ]れ]の[目E[も]ぉ]気にしていなm1F#[い]【Aメロ】
★くm2D[ろうとな]ら[や]り過2A–m1F#[ごせ[ぇ]【Bメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で3回
★m2F#[愛]って言や [きゅG–hiA地[う[さ]いだ【Dメロ】
★きhiA地–m2G–F#[み]が]待]つ場所F#[へと]ぉ【ラストサビ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場
★見つかれE–m2F#[ば[ま]さ]に[エF#地–hiC#裏–A[マー[ジェン]シー]【サビ】
【補足】mid2F#~hiBを含むフレーズ一覧
★m2F#–E[期待]して] D[は]やる[の]う【Aメロ】
★用心2D–m2F#[棒[に]見つかっ[ちゃF#–E–D^[そん]なの]しろ[お]おと])【Bメロ】
★ガウディ風m2F#[の]豪邸をF#–E[目]の]ま[えF#[にし]て]ぇ
★つm2F#–m2G[い[に]こ[こ]ま])でF#–E[来]た]
★m2F#–E[No] [no] no hiB裏–A–m2F#地[双]眼鏡]の]ぞ]いて【サビ】
★ むhiB裏–A–m2F#地–E[ら]が]る]ヤ]ツラF#[に]は]
★m2F–E[瞬]間]で[掌]底
★くF#[らい]未来F#–m2G[は[イ]ヤ[イ]ヤ]【Dメロ】
★m2A[自]分m2D–m2F#–E[の[手で]ぇ]
★つm2E[か]みhiB裏–F#地[取っ]て]
★やるんhiB裏–A–m2F#地[だ]くらい]の]ことをF#–m2G[言え[い]え[い]え]
★m2F#–E[期待]して] D[は]やる[の]う【Aメロ】
★用心2D–m2F#[棒[に]見つかっ[ちゃF#–E–D^[そん]なの]しろ[お]おと])【Bメロ】
★ガウディ風m2F#[の]豪邸をF#–E[目]の]ま[えF#[にし]て]ぇ
★つm2F#–m2G[い[に]こ[こ]ま])でF#–E[来]た]
★m2F#–E[No] [no] no hiB裏–A–m2F#地[双]眼鏡]の]ぞ]いて【サビ】
★ むhiB裏–A–m2F#地–E[ら]が]る]ヤ]ツラF#[に]は]
★m2F–E[瞬]間]で[掌]底
★くF#[らい]未来F#–m2G[は[イ]ヤ[イ]ヤ]【Dメロ】
★m2A[自]分m2D–m2F#–E[の[手で]ぇ]
★つm2E[か]みhiB裏–F#地[取っ]て]
★やるんhiB裏–A–m2F#地[だ]くらい]の]ことをF#–m2G[言え[い]え[い]え]
まず、『アーセンの憂鬱』についてです。同曲は、音楽ユニット・スキマスイッチによりリリースされたアルバム『夕風ブレンド』に収録されています。同アルバムには、『ガラナ』、『アカツキの詩』、『ボクノート』などのシングルが収められております。アルバムは、出荷ベースで50万枚超のセールスを記録し、日本レコード協会よりダブル・プラチナ認定がなされました。
『アーセンの憂鬱』はアップテンポのファンクポップです。歌メロはAメロBメロサビと親しみやすい展開をします。ちなみに、アーセンとはフランス語でアルセーヌを意味しております。歌詞もアルセーヌ・ルパンに代表されるような「怪盗」がモチーフとなっており、そうした点でも耳に残ります。作詞作曲編曲はスキマスイッチによりなされました。
『アーセンの憂鬱』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高め(もしくは明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は、全体的にmid2D~mid2F#辺りが多く、要所でmid2GやhiAが登場します。また、低音も男性曲としては高めである点を考慮すると、中高音域が得意な男性の方がマッチしやすい曲であると私は分析しました。発声は地声ベースですが、サビやDメロで裏声がよく見られます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~5つ程度上げてみてください。ただ、今回は低音域が比較的高いため、人によっては原キーがマッチする可能性もあります。具体的には「標準より低めの音域の女性」は原キーで試してみるのもよいかもしれません。
最後に『アーセンの憂鬱』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲としては高い低音です。
次に、地声最高音 hiAはDメロやラストサビで計3回登場します。mid2Gがピークとなる場面が全体で10回、mid2F#59登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『アーセンの憂鬱』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。また、ビギナー向けの調整も一応可能だと思いますが、今回はサビで裏声が多いため、その辺りがハードルになるかもしれません。
今回の楽曲は、メロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにもおススメです。サビやDメロでは裏声(ファルセット)が多いため、裏声の練習にもにもよいと思います。
『アーセンの憂鬱』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiA(裏声はhiA~hiCまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にmid2E~mid2F#辺りが多く、要所でhiA等が登場します。また、低音も男性曲としては高めです。加えて、間奏が短いため、体力的にも余裕を持ちにくいです。
こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は考えました。また、限定的に「標準より低めの音域の女性」なども原キーがマッチする可能性があります。
【まとめ】
①サビやDメロが高いが、ABメロも中高音寄り
②原キーだと「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③「標準より低めの音域の女性」なども原キーが合うかも(女性は通常はキー上げ推奨)
④メロは分かりやすい。音域が合うのであればカラオケ向き
⑤要所で裏声が登場するため、器用な発声は不可欠