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『全力少年』(スキマスイッチ)の音域と感想

 こんにちは。今回はスキマスイッチの『全力少年』(2005)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『全力少年』(スキマスイッチ)、Zenryoku Shounen(Sukima Switch)


【地声最低音】mid1D(D3) 

★躓いて、[こ]ろんでたら置いてかれんだ 
★泥水の中を今日も [よろめ]きなが[らす]すむ
[た]めされてまでも[こ]こにいることを決めたのに


【地声最高音】hiA(A4)  

★積み上hiA[げ]mid2G[た]mid2F#[も]のぶっこ[わ]して(サビ)
★乾いた脳をう[る][お]hiA[せ]
★ぜんりょhiA[く][で][しょ]hiA[だっ]
[透][み]hiA[たっ][て][い]く(Cメロ)
★視界はhiA[もう]澄み[切っ]てる(ラストサビ)


【補足】その他、mid2F,mid2Gなど

★呪文のmid2F#[よう]に「仕方ない」とつぶmid2G[や][い]ていた(Bメロ)
[止][め]処ない血[と][あ]せで(サビ)


『全力少年』(スキマスイッチ)










 まず、『全力少年』についてです。この楽曲は2005年に、スキマスイッチによりリリースされたシングル作品です。この楽曲でスキマスイッチはブレイクし、その年のNHK紅白歌合戦で初出場を果たしました。スキマスイッチを代表する1曲と言っても良いと思います。YouTube公式チャンネルでは2019年5月現在、5400万回もの再生回数を記録しております。

 『全力少年』のサウンドについてですが、スキマスイッチらしいポップチューンです。スキマスイッチはギターボーカル、キーボードというメンバー構成ですので、全体としてキーボードアレンジなどのアレンジが目立ちます。ボーカルの大橋卓弥さんはMr.Childrenや玉置浩二さんなどに影響を受け、キーボードの常田真太郎さんは槇原敬之さんや小林武史さんに影響を受けたそうです。楽曲などを見ていても非常に理解できます。

 歌詞についてですが、タイトルの『全力少年』が楽曲の世界観を象徴していると思います。無我夢中で夢を追いかけることを後押ししてくれるような前向きな内容です。
 個人的に好きだと思った箇所は「遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ」というフレーズです。遊び心というものは非常に大事であり、あまり役に立たないと思っていたものでも、後々非常に役に立つということが多くあります。
 これは普通の遊びだけではなく、例えば科学技術などにおいてもそうです。技術者やオタクのオモチャだと言われていたIT技術などは今や世界では必要不可欠なものになっています。また、自動車なども発明当初は馬や鉄道よりも不便なオモチャだと言われていました。身近な例でも、遊びのつもりでやっていたことが、仕事になるということはあります。そうしたものが天職として見つかると、非常に幸せなことかもしれません。





 さて、『全力少年』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiA(A4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも少し高いです。

 この楽曲ではhiA(A4)という音階が頻繁に登場します。このhiAが使いこなせると、歌える楽曲が飛躍的に増える印象です。ただ、努力すればだれでも歌いこなせるようになるという音階ではないと思います。もしくは歌いこなすまでに弛まない努力が必要になるような音階です。その点だけは留意しておいてください。また、歌い慣れないうちはキーを下げるなどして対応した方がいいと思います。

 一般的な音域の男性は、一つの目標として、原曲キーよりも1~2つ低い(♭1~♭2)で巧く歌いこなせるのであれば合格点だと考えていいと思います。この基準で行けば、最高音域はmid2G~mid2G#になります。その域に達していれば、選択肢はかなり増えると思います。また、プロの男性ミュージシャンなどでもmid2Gなどを最高音にする方は多くいます。『全力少年』はカラオケなどで歌っても非常に盛り上がる類の作品だと思います。

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