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『sanagi』(POSSIBILITY)の音域 /アニメ『銀魂』第9期ED曲

 こんにちは。今回はPOSSIBILITYの『sanagi』(2008)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。なお、今回の楽曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVが公開されていません。よって、当ブログでも動画は添付しません。


『sanagi』(POSSIBILITY)
『sanagi』(POSSIBILITY)の音域







【地声最低音】mid1F#(F#3) ※サビでよく見られる

★決して逃げたm2C#[よう]に 見m1G#[えたのは]C#[病]【Aメロ】
m1F#[僕ら]m2D#[現実と理想]郷で【サビ】
m1F#[おくびょ]m2D#[う者だと風]は笑[う]


【地声最高音】mid2F#(F#4) ※サビを中心に計13回

m2F#ED#[だ]け]ど]まだ【サビ】
m1F#[夜空]2D#m2F#E[の下で僕ら[蝶]に]変わる]
m2F#ED#[fly] high] in] the sky
m1F#2D#[飛[び]立つ[細]胞をm2F#E[醒]まし]て]【ラスト】


【補足】mid2D#(一部略)mid2E辺りを含むフレーズ一覧

2Bm2C#[僕らはずっと[待っ][たん]だ])【Aメロ】
★なったかm2D#[らじゃなくずっ][耐え][たん]
★木枯らしm2D#[や] 長い夜の間
m2D#[やらずに後]悔する[く]らいならば
m2D#[正解] [なんてないこのm2E[世]界]【2番Aメロ】
★イメーm1G#[ジ]通りにはいかないm2D#[事も]あんだぜ【Cメロ】
★羽のきm2D#[ずだっ]てもう何千何万
★このはm2D#[ね][味わ][た]いんだ[そ]らの[音]
m2D#[こ]わさ[だっ]て不[安m2E[だっ]て]
m2D#[未]D#地L[へ]【ラスト】

 まず、『sanagi』についてです。この楽曲は、2008年にミクスチャーロックバンドのPOSSIBILITY(ポッシビリティー)によりリリースされたシングル作品です。同曲は、空知英秋さんの同名漫画を原作としたアニメ『銀魂』の第9期エンディングテーマとして書き下ろされました。そうしたこともあり、同バンドとしては特に知られた楽曲となっています。作詞はメンバーの43Kさん、EIGさん、作曲はKAZU-Oさん、SHIMADAさん、HAYATOさん、編曲はPOSSIBILITYとNAOKI-Tの共同でなされました。


 『sanagi』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
 今回の楽曲は地声最高音がmid2F#程度であり、そこまで高くはありません。ただ、全体的に中高音寄りであり、mid2D#などが頻出します。また、①息継ぎのしにくさ、②男性曲としては低音が高いといった要素も考慮すると見た目より高く感じやすい曲であると私は分析しました。標準より高めの音域の男性などがマッチしやすいと思います。発声は地声ベースです。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~6つ程度上げてみてください。ただ、今回は見た目より低音が高いため、人によっては原曲キーがマッチする可能性があります。カラオケで気軽に歌う場合なども原キーでも良いかもしれません。その辺りは各々の状況などを鑑みて微調整を加えてください。



 最後に『sanagi』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】mid2F#(F#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め~高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1F#はサビなどで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回は男性曲としては低音が高いため、相対的に中高音域が得意な男性の方が歌いやすいことが示唆されています(女性が原キーで歌えるくらいには高い)。

 次に、地声最高音mid2F#はサビなどで計13回登場します。このmid2F#に次ぐ地声高音としては、mid2Eがピークとなる場面が全体で5回程度登場します。加えて、mid2D#辺りの中高音がかなり多いため、今回は見た目よりは高く、一般的にな男性はいくらかキーを下げた方がより歌いやすいと私は分析しています(一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください)。


 『sanagi』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域が1オクターブと狭いため、キー調整の融通はかなり利きやすいです。歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だと推測しています。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。一方、ラップパートも多いため、歌詞などはしっかり覚えておきたいです(が曖昧だとスムーズな発声が損なわれやすい)。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもよいですが、ソロだと息継ぎがしにくそうな場面もあるため、注意してください。可能であれば、2人以上で歌唱するのもよいと思います。

 『sanagi』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2F#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にmid2D#辺りが頻出であり、サビなどの要所でmid2F#も観られるようになります。低音はmid1F#と高めであり、見た目より高く感じやすい曲です。間奏も全体で15秒程度と短めです。複数人のボーカル曲ということもあり、息継ぎしにくそうな場面もあります。
 こうした点を考慮すると、「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は考えました。今回はメロが断続的に続くため、2人以上で歌うとより安定しやすいと思います。


【まとめ】

①最高音自体は高くないが、全体的に中高音寄りで高く感じやすい
②原キーだと「標準より高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③音域は広くなく、キー調整はしやすい
④メロは分かりやすい。ただラップパートも多く、息継ぎなどが大変そう
⑤ソロでの練習もよいが、辛いときは2人以上で歌うとより安定する

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