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『猫になりたい』(スピッツ)の音域

こんにちは。今回はスピッツの『猫になりたい』(1994)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。なお、今回の楽曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されてません。よって、当ブログでも動画の添付はありません。


『猫になりたい』(スピッツ)
『猫になりたい』(スピッツ)の音域







【地声最低音】mid1G#(G#3) 

m1G#[あ]m2F#E[り]を]【Aメロ】
m1G#[消し]m2F#E[ま]ま]話を続けたG#[ら]


【地声最高音】hiA(A4) ※全体で19回と多い

★このアm2E[パ][ト2F#m2G#hiA[は[う[す]ぐ]も]ぉり]【Bメロ】
m2D#[き]m2A[の]m2Em2G#hiAF#[で[の[な]か]【サビ】
F#m2G#hiA[さ[びしい[よ]ぉるが]終]わるまG#[で]
★ここm2EG#hiA^-F#[に[い[た]いよ]ぉ]


【補足】mid2E(一部略)mid2G#を含むフレーズ一覧

★星がひとm2D#[つ][えたm2E[ぁ]【Aメロ】
★広m2E[す][るm2G#F#^[れ][え]ん])の]そばの【Bメロ】
★ねm1G#[こ]EF#m2G#[な[り[た][い]【サビ】

 まず、『猫になりたい』についてです。この楽曲は、1994年にロックバンド・スピッツによりリリースされたシングル『青い車』(過去記事)のカップリング曲として初リリースされました。元々は『猫になりたい』の方がシングル曲となる予定だったそうですが、B面の方に変更されたようです。アルバムとしては、1999年のコンピレーションアルバム『花鳥風月』に収録されています。
 ちなみに、2002年のスピッツのトリビュート・アルバム『一期一会 Sweets for my SPITZ』ではつじあやのさんが同曲をカバーしています。


 『猫になりたい』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高い(声質などを考慮すると「かなり高い」でもよいかも)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
 今回の楽曲は全体を通して中高音が頻出し、特にBメロやサビが顕著です。低音も男性曲としては高く、その点でも「中高音寄りの声域の男性」が原曲キーで歌いやすい曲だといえそうです。音域的には女性が原キーで歌えなくもない曲です(女性の得意な声域を考慮すると、原曲と異なる発声ニュアンスになると思いますが)。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度上げてみてください。ちなみに、同曲をカバーしたつじあやのさんは原曲キーよりも1つ高いキーで歌唱しています。ウクレレによる弾き語りであり、原曲よりも幾分まったりしたニュアンスですが、こちらも参考にしてみるとよいと思います。
 今回は全体的に中高音寄りであり、男性曲としては低音も高いです。そのため、「標準より低めの音域の女性」などは原キーがマッチする可能性もあります。その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。



 最後に『猫になりたい』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1G#はAメロやサビで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲の低音としてはかなり高いため、相対的に中高音が多く登場することが示唆されています。

 次に、地声最高音hiAはBメロやサビで計19回登場します。このhiAに次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で20回、mid2F#が8回、mid2Eが12回登場します。こうした点を考慮すると男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~4つ程度下げてみてください(2つだと少し高いかも)。


 『猫になりたい』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。今回は音域がそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も可能そうです。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。ただ、全体的にゆったりした曲であり、歌のよさが光る曲です。そのため、アップテンポの曲と比べると、歌い手の力量などが問われやすいです。

 『猫になりたい』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiAといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は曲全体を通してこれらが頻出します。また、低音もmid1G#と高く、その点で全体的に中高音に寄った曲です。
 こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、「標準より低めの音域の女性」なども原キーを選択肢に入れてみてもよいかもしれません。

【まとめ】

①全体的に中高音寄りの曲
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」
③音域が狭くキー調整しやすい(ビギナー向けの調整も可能)
④メロがよく、練習曲向き
⑤ゆったり目の曲で歌が映えやすい。反面、力量も問われる

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コメント

  1. 名無し より:

    これが来ましたか。ファン人気がかなり高い曲というイメージです

    この曲はhiAが最高音の女性曲みたいな感じですね。かなり高いと言っても遜色ないと思います。