『綺麗事』(星街すいせい)

【地声最低音】mid1D#(D#3) ※全体で10回と多い
★m2F#–F[同じ]こ]とばかり1F#[の]日[々]に あ[あ]【Aメロ】
☆m1D#–F#[意]味[を]も[と]め])て寄り添い合うの[ぉ]
★1G#[わ]らっ[てm1F#[る]
☆1F#[つ]よがる[ぅ] F#–m1D#[く[せ]に]くち[び]るを噛む【Bメロ】
★きm2F#[らいだ] から歌を1F#–m1G#^[う]た[うん])だ【サビ】
【地声最高音】hiB(B4) ※サビで計4回
★僕のhiA#[こ]と[を] く[もhiB[ら]せ]る【サビ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場
☆綺麗m2G#[事]を吐[くhiA#地–hIC#裏[そ[の][く]ちが【サビ】
★2F#–hiC#裏–hiA#地–G#[きっ[と]間]ちがえ]て]
【補足】mid2G#~hiA#を含むフレーズ一覧
★ひF#–2G#[し[めき]合う]G#–hiA[カ[ラ]ーフィ]ルター]の[奥]で【Aメロ】
★分かってF#[ない] m2G#[あ]あ]【Bメロ】
★素F#[振]り[を]し[て]hiA#–G#^[ば]か[り])
★こんなこm2G#–hiA#[えだっ[て] 伝わ[らな]くて【サビ】
★今日もこ2G#–hiA#[ろげ[落ち]る] 不完全な[あ]さ
★ひF#–2G#[し[めき]合う]G#–hiA[カ[ラ]ーフィ]ルター]の[奥]で【Aメロ】
★分かってF#[ない] m2G#[あ]あ]【Bメロ】
★素F#[振]り[を]し[て]hiA#–G#^[ば]か[り])
★こんなこm2G#–hiA#[えだっ[て] 伝わ[らな]くて【サビ】
★今日もこ2G#–hiA#[ろげ[落ち]る] 不完全な[あ]さ
まず、『綺麗事』についてです。この楽曲は、2025年に女性バーチャルアイドルの星街すいせいさんによりリリースされたアルバム『新星目録』に収録されています。アルバムの最後に収録されており、星街さん自身が作詞作曲を担当した点でも話題になりました(編曲はTAKU INOUEさん)。公開されたミュージックビデオは900万回近い再生回数を獲得しており、アルバム曲としては高い人気を獲得しています(2026年6月現在)。
『綺麗事』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としてはやや低め(低音は顕著に低い)レンジで歌メロが作られています。一般的な女性は少しキーを上げた方が歌いやすいのではないかと考えています。
今回の楽曲は、頭サビで歌メロが始まり、Aメロ⇒Bメロ⇒サビと展開していきます。中高音はサビを中心に多く登場しますが、ABメロにもhiA~hiA#が含まれます。一方、低音についてはABメロでmid1D#が登場するなど顕著に低く、サビでも一部低い場面が含まれます。
こうした傾向から、「【Aメロ⇒Bメロ⇒サビ】と盛り上がっていくものの、メロのアップダウンが目立つ曲」であると私は分析しています。加えて、①地声最高音がhiBであることや、②最低音mid1D#が多いことなどを考慮すると、「女性の音域としてはやや低め」であり、かつ「広い音域が要求される」という特徴があるといえそうです。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度下げてみてください。今回は「高音域が非常に得意な男性」については原キーで歌唱しうるかもしれません(それでも若干キーを下げた方が安定すると思われる)。
最後に『綺麗事』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、やや低めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#はAメロを中心に計10回登場します(mid1F#も15~20回と多い)。このmid1D#は女性の音域としてはかなり低いため、一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいと推測しています。一つの目安ですが、原曲キーから1~4つ程度上げてみてください。
次に、地声最高音hiBはサビで計4回登場します。このhiBに次ぐ地声高音としてはhiA#がピークとなる場面が全体で30回、hiAが3回登場します。中高音についてはおおよそ女性の音域の範囲内であり、一般的な音域の女性が原キーで歌唱しうると私は分析しています。ただ、歌い慣れていないなどはスムーズな発声が損なわれやすいので、その点は注意が必要です。
今回は回数が少ないものの、サビのhiC#で瞬時に裏声(恐らくファルセット)に切り替えて歌唱しています(【裏声最高音】の☆の場面)。地声高音が高い人は地声hiC#として歌っても良いかもですが、高音が得意でない人は、地声と裏声を器用に使い分けたいです。
『綺麗事』は低音がかなり低いため、キーを下げる余地はほとんどありません。高音については若干余地があるため、キー調整をするのであれば、少しキーを上げるケースが多いのではないかと私は推測しています。ただ、今回は音域が広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。星街すいせいさんは抑揚の付け方が細かく繊細であるため、余裕のある人はそうした部分も参考にしたいです(サビの裏声も細かい)。
『綺麗事』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiB(裏声はhiC#)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2G#~hiA#辺りが比較的多く、サビの要所で一部hiBが登場します。一方、低音はmid1D#とかなり低めです。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)低め~やや高めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①AメロBメロサビと声域が高くなる。その反面、メロのアップダウンが目立つ
②Aメロの低音がかなり低いので注意(サビも含め低音も重要な曲)
③原キーだと「標準より(やや)低め~やや高めの音域の女性」向け
④音域が広いため、キー調整しても一部歌いにくい部分が出るかも
⑤メロ自体は分かりやすい。音域が合うなら練習曲やカラオケ向き