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『夏色』(ゆず)の音域

(2020/07/18)初投稿
(2020/08/27)Bメロ冒頭にミスがありましたので修正しました(hiChiB)。

 こんにちは。今回はゆずの『夏色』(1998)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。自選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。代わりの動画として、小学生のドラムこっしーさんの演奏動画を添付します。


『夏色』(ゆず)、Natsuiro(Yuzu)
『夏色』(ゆず)









【地声最低音】mid2A#(A#3) 

m2G[駐車場の]ネコはm2A#[アク]G[ビをし]hiA#[な]G[がら]


【地声最高音】hiC(C5)  ※登場回数多いです

★染m2G[め]hiA#[て]hiC[ゆ]A#[く]G[か]ら(Bメロ)
hiA#[この長]hiC[い]A#[な]m2G[が]い下りざG[かを]ぉ(サビ)
hiA#[少しでもそばにい]hiC[るよ]A#[ぉ](Cメロ)

※mid2Gについては一部のみ記載してます


【補足】mid2GhiBの注意点

m2G[今日もい]ちにちを過G[ごし]G[ゆく]ぅ(Aメロ)
★大hiA#[き]hiB[な]五時半の夕やけ(Bメロ)
 m2G[こ]hiB[ど][ものこ]ろとお[な]じように(Bメロ)

★ブm2G[レ]hiA#[ー]G[キ]いっぱい握G[り]しめて (サビ)
★ゆっm2G[く]りゆっG[く]り下ってく

m2G#[いつか君のなみ]m2G[だ]G#[が](Cメロ) 
hiA[何もしてあげられないけど]


 まず、『夏色』についてです。この楽曲は、1998年に2人組デュオゆずによりリリースされたシングル作品です。記念すべきデビューシングルであり、ゆずの代表的な作品の1つです。アルバム『ゆず一家』を始め、ベストアルバムにも収録されています。

 『夏色』はアコースティックギターを基調としたポップソングです。今ではこうしたテンポの曲も当たり前になりましたが、当時としてはかなり歌メロのテンポが速いです。また、高音担当の岩沢厚治さんがメインボーカルを務めるということもあり、男性曲としてはキーがかなり高いです(キー調整は利きやすいです)。夏らしい作品です。




 さて、『夏色』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiC(C5) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 『夏色』は上述のように、hiA#,mid2Gといった高めの音が冒頭からいきなり登場します。最高音hiCですが、そこを除いても楽曲全体として高めの音階が連続して登場します。一般的な男性の場合は、原曲キーから4つ程度下げた方が歌唱しやすいと思います。

 『夏色』は音域自体は広くなく、キー調整はしやすいです。キーを大きく調整すれば歌い慣れていない人向けの調整もできると思います。
 一方で、歌メロのテンポが速めであり、AメロとBメロ【見せたいものがあるんだ 大きな五時半の夕焼け】に境目が無いです。こうした点がやや練習曲としては不向きです。ただ、私個人としてはお奨めしたい1曲ではあります。キー調整に抵抗の無い方は、チャレンジしてみてください。

 高音域が得意な方は原曲キーで歌唱してもよいです。原曲キーの場合、一般的には非常に高難易度です。

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コメント

  1. んが より:

    夏色はカラオケで歌うことがありますが、高くてしんどいです。

  2. もりっしー(管理人) より:

    >>1
    私も経験あります(笑)。
    原曲キーだと辛いと思います。

  3. ウサ夫 より:

    ミセスグリーンアップルのJust a Friendって曲に最近はまってるんですけど音域調査やってほしいです!

  4. 名無し より:

    すみません、Bメロの「大きな〜」の部分ですがあそこはhiBですよ。

  5. もりっしー(管理人) より:

    >>4
    確認いたしました。確かにhiBでした。
    取り急ぎ修正しました。
    ご指摘感謝いたします。ありがとうございます。
    何度も聴いたスタンダードナンバーなのですが。助かりました。

  6. 名無し より:

    人気曲でカバーされることも多いですが、大体はキー下げて歌われてますね。序盤からmid2G連発+hiA#と飛ばしてますし()

    原キーだと「非常に高音域が得意な方向け」になるんでしょうか?(高音域が得意でも体力的にしんどそう)

    • もりっしー より:

      コメントありがとうございます。
      そうですね。この曲、私も歌うのですが、
      1人で歌うと息継ぎとかが大変です。
      高音域が非常に得意な人でも体力的に辛いと思います。
      歌メロの速さなどは、最近の楽曲の傾向に近い気がします。