なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。代わりの動画として、Senri Kawaguchi(川口千里)さんのドラムカバー動画を添付いたします。こちらであれば、ボーカルの表現がフル尺で確認できます。
『Don’t say “lazy”』(桜高軽音部[放課後ティータイム])
【地声最低音】mid2B(B3)
★m2B[こ]の目でしっかり見定m2G[めて] (Aメロ)
※mid2D辺りで置き換えても違和感は少ないです
【地声最高音】hiB(B4) ※サビやBメロで多く登場
★hiB[Please] hiA[don’t] m2G[say] A[“You] [are] [la-][-zy”]]B(サビ)
★hiB[白]hiA[鳥]m2G[た]A[ち]G[は]B[そう]
★ヤm2G[バ] 爪割hiA[れ]hiB[た] グG[ルー]で補修A[し]た(Bメロ)
★m2G[ひ]ともあhiB[いせ]hiA[ない]
【補足】mid2G~hiA辺りの注意箇所
★見えないとこでバタ足すm2G[るんです](サビ)
★そm2G[れ]だ[け]でhiA[な]G[ん]かG[達]成感(Bメロ)
まず、放課後ティータイムについて少し説明します。放課後ティータイムは、かきふらいさんの4コマ漫画作品、および同漫画を原作としたアニメ『けいおん!』に登場するガールズバンドです。ジャンルとしては、ポップロック、ポップパンク辺りに属するのではないかと思います。アニメのヒットに伴い、楽曲もヒットし、広く認知されるようになりました。楽曲としては、『GO!GO!MANIAC』、『U&I』、『Cagayake!GIRLS』、『天使にふれたよ!』辺りが知られているのではないかと思います。昨今、アニメキャラクター名義の楽曲が、音楽ランキングの上位に来ることも多くなりました。そうした流れを作った代表的なバンドの1つと私は考えております。
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さて、『Don’t say “lazy”』についてです。この楽曲は、2009年に放課後ティータイム(旧バンド名:桜高軽音部)によりリリースされたシングル作品です。秋山澪役の日笠陽子さんがメインヴォーカルを務めております。アニメのヒットのともない、音楽チャートでも上位にランクインするようになりました。非常に知られることになった楽曲の1つです。
『Don’t say “lazy”』はアップテンポのバンドナンバーです。楽曲はAメロBメロサビといった馴染みやすい形で作られております。通常メインボーカルを務める豊崎愛生さんの作品と比べて、クールな作品に仕上がっております。
同曲は、音域的には比較的狭いレンジで歌メロディーが作られております。こうしたレンジの楽曲は、キーの調整は行いやすく、歌い慣れていない人の練習曲としても使いやすいです。反面、狭い範囲で高めの音階が連続しやすいため、原曲キーで歌唱する場合、見た目以上に持久力が要求される楽曲なのではないかと思います。最高音はhiBですが、意外としんどいと考えております。
さて、『Don’t say “lazy”』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3) ~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内といえます。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2BについてはAメロで登場します。ただ、楽譜などによってはmid2Dで判定されていることもあるらしく、基本的にはあまり意識しなくても良いです。
さて、地声最高音hiBはサビ等で何度も登場します。hiBは一般的な女性の音域の範囲内ですが、登場回数としては多めですので、見た目以上にしんどいです。hiB辺りは歌い慣れていない女性だと、スムーズは発声が損なわれやすいです。場合によっては、キーを下げて練習しても良いと思います。
『Don’t say “lazy”』は音域自体は、そこまで広くないため、キーの調整は行いやすいです。普段歌い慣れていない人が歌いやすいところまで調整して歌唱したり、練習することも可能です。個人的には、練習曲として非常に向いている作品なのではないかと考えております。お奨めです。
コメント
大好きなアニメの楽曲を記事にしてくださりありがとうございます。まさか取り上げてくれるとは、という感じでした笑
>>1
私もけいおんが好きなのですが、
楽曲自体も記事にできたらいいなと考えておりました。
今後、また別の曲も取り上げたいです。
コメントありがとうございます。
同じHTTの曲ですと、go go maniacがかなり高いように思えます
>>3
GO! GO! MANIACは最高音がhiF#でハチャメチャに高いですね。
演奏とかもかなりしんどいはずです。
最初に選曲するのはキーがエグいと感じましたので、
現実的なDon’t say “lazy”の方を選ぶことにしました。
>>4
かなり早口なのと、単純に曲が長いのとで、えげつない歌唱難易度だと思います。
>>5
そうですね。テンポも滅茶苦茶速いです。