(2019/02/25)初投稿
(2019/03/13)音域表記のミスがあったため修正しました
(2020/04/25)mid2D~mid2E辺りの部分を詳細に記載しました

 こんにちは。今回はBUMP OF CHICKENの配信限定シングル『アンサー』(2016)を取り上げます。BUMP OF CHICKENを当ブログで取り上げるのは今回が初めてとなります。よろしくお願いします。


『アンサー』BUMP OF CHICKEN、Answer(BUMP OF CHICKEN)
2016年12月21日リリース

『アンサー』BUMP OF CHICKEN










【地声最低音】mid1C#(C#3) Aメロに見られます

★魔法の言葉覚えてる 虹の始まったm1C#[と]ころ


【地声最高音】mid2F#(F#4)  サビで見られます

★そm2F#[れ]だけ 分m2D#[かっ]てる ぼ[く]F#だけ 分2D#[かっ]てる


【フェイク】    hiB(B4)   

※ 楽曲のラスト(youtube公式動画の5:07辺りから)

【補足】mid2D#mid2E辺りの注意箇所

★あの時世界の全てに 一瞬でm2D#[い]ろが付いた
m2D#[ここ]m2E[ろがずっ]D#[とあ]E[つい事]D#[ぉの]
★君が持っていm2D#[ぃ]m2E[る]から


 さて、BUMP OF CHICKENの『アンサー』についてです。この楽曲は配信限定シングルとしてリリースされていますが、フィジカルでのリリースはまだありません。『アンサー』はBUMP OF CHICKENのyoutube公式チャンネルでは1800万回超再生されており、近年の楽曲では人気の高い作品になっております。次のアルバムで収録されることが期待されます。
 
 『アンサー』は、テレビアニメ3月のライオン』のオープニング楽曲として書き下ろされた作品であり、私も好きなアニメであります。原作者の羽海野チカさんの漫画作品は『3月のライオン』、『ハチミツとクローバー』どちらも非常に好きな作品であります。漫画好きのBUMP OF CHICKENもこの『3月のライオン』をフェイバリットに列挙しております。

 さて、この『アンサー』ですが、サウンドの特徴としては英国のロックバンドColdplayやU2などの影響を感じます。近年のBUMP OF CHICKENの作品は非常にキラキラしたクリーンなサウンドが展開されております。活動初期やセールスの全盛期の彼らは小気味のよい若者らしいギターサウンドで多くのフォロワーを獲得してきましたが、バンド自体も少しずつ変化・進化していってるようです。
 
 サウンドで個人的に好きな点は楽曲の2番から展開されるベースギターのフレーズです。1番と2番で大きく変化しており、この楽曲の盛り上がりを縁の下で支えております。個人的にベースが存在感を示すバンドというのは非常に好みです。
 

 歌詞の点では『3月のライオン』の主題歌ということもあって、藤原基央さんの繊細な表現描写が目を引きます。個人的に印象に残ったフレーズは「鈍く残った 痛みとか しまってしまった 想いとか 滲んだって 消えないもので 町はできている」という箇所です。『アンサー』は楽曲全体を通して素晴らしいフレーズで溢れていますが、敢えて挙げるならここです。

 『鈍く残った痛み』『しまってしまった想い』というものは、観察者の鋭敏な感性が無ければ見逃してしまいますし、価値を見出すことも出来ません。それを『滲んでも消えない』と拾い上げ、『町ができている』とまで表現しています。藤原さんのセンスがキラリと光るフレーズであると思います。




 さて、『アンサー』の音域についてですが、
地声最低音mid1C#(C#3)~地声最高音mid2F#(F#4)、フェイク hiB(B4)といった音域で作られています。アニメの主題歌ともあって、「Aメロが導入で低音部、Bメロで少しずつ盛り上がり始めて、サビで一気に開けていく」という分かりやすい展開であります。
 楽曲の最後に出てくるフェイクの部分「Fu~~」は、もしかしたらカラオケ等では省略されてしまうかもしれません。特段の事情が無い限り、あまり気にする必要は無いと思います

 楽曲全体としては一般の男性の音域の範囲内に収まります。非常に手の付けやすい楽曲であると思います。ただ、歌詞は非常に特徴的であるためしっかり覚えておいた方がいいでしょう。特にサビの部分は音程が上がるために見た目以上に余裕が無くなります。ただ歌うだけなら問題ないかもしれませんが、『歌いこなす』にはやはり努力がある程度必要になると思います。

 この楽曲はユニセックスで男女差を超えたような歌詞やメロディーであると思います。女性が歌っても全く違和感が無いと思います。女性が原曲キーで歌うのは難しいので、キーを4~5上げる(#4~#5)といいと思います。個人差があるので、各々微調整してください。とても良い曲です。