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『タマシイレボリューション』(Superfly)の音域と感想

こんにちは。今回はSuperflyの『タマシイレボリューション』(2010)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『タマシイレボリューション』(Superfly),Tamashii Revolution


【地声最低音】mid2A(A3) 

※Aメロ箇所

【地声最高音】hiE(E5)  

★ go-hiC#[-ing] hiB[on], mo-hiE[-ving] [o-][-n] [た][か][い][の]歌(通常サビ)
★全て心意気 hiE[起]hiC#[こ]hiB[せ][new wave](Bメロ)
★スhiE[タンド]hiC#[アップ]hiB[!ファイ][ター] [とん]がっ[て](ラストサビ)



【補足】hiBhiC#の注意箇所

★頂hiB[上]hiC#[へ][ち][なき][ち][を 切][ひ]hiC[ら][く]時(通常サビ)
★ride on, hiB[ride] on 回りだすメリーhiC#[ゴー]ランド(Aメロ)
★イhiB[メー]ジしhiB[た]らばhiC#[アク]hiB[ション] そう(Bメロ)

『タマシイレボリューション』(Superfly)









 まず、『タマシイレボリューション』についてです。この楽曲は2010年にSuperflyにより配信リリースされた作品です。翌年にリリースされたアルバム『Mind Travel』に収録されました。
 『タマシイレボリューション』は2010年のNHKサッカーテーマソングとしてタイアップされました。W杯南アフリカ大会での日本代表の活躍により、この楽曲も大いに注目されました。シングル曲では無いものの、Superflyの代表的な楽曲の一つだと思います。YouTube公式チャンネルでもMVが公開され、2019年6月現在、2800万回以上の再生回数を記録しています。

 『タマシイレボリューション』のサウンドについてです。編曲は蔦谷好位置さんにより行われています。蔦谷さんは多くのミュージシャンのアレンジを担当していますが、Superflyでもおなじみのプロデューサーです。『タマシイレボリューション』は元々、「志帆ロック」というタイトルでボーカルの越智志帆さんがサビのみ作成されていたらしいです。仮タイトルの段階からロック色の強いアレンジを想定されていたのだと思います。
 エレキギターのイントロが非常にカッコイイですが、全体としてエスニック(民俗音楽)寄りのアレンジになっております。MVにも登場しますが、パーカッションが非常に重要な役割を果たしています。
 
 歌詞についてです。サッカー中継の主題歌ということもあり、非常に前向きで元気が出る歌詞内容になっております。また、『タマシイレボリューション』というタイトルは、多くの人の耳に響く重要な役割を果たしたのではないかと私自身は考えております。以前、B’zの『ウルトラソウル』の回でも言及しましたが、リスナーの耳に突き刺さる呪文のようなワンフレーズがあると、楽曲が一気に締まります。





 さて、『タマシイレボリューション』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3) ~【地声最高音】hiE(E5) でメロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高めです。

 地声最高音がhiEであるため、高音域が得意な女性であれば原曲キーで楽しめると思います。しかし、普通の音域の女性の場合、原曲キーで歌うのはあまり一般的ではないです。原曲キーより3~4程度下げると、かなり歌いやすくなると思います。これにより、地声最高音がhiC#(hiC)に設定されます。ただ、声の低い女性は、これでもきついかもしれません。その点は留意しておいてください。

 『タマシイレボリューション』はサウンドやメロディーラインはロック色が強い作品です。よって、力強い声色、低めの声色が合うと思います。ロックやソウルミュージックなどで使われるような歌唱法がこなせるのであれば、かっこよく歌いこなせます。キーを下げてもよいので、そうしたニュアンスを意識すると、原曲に近づけると思います。

 難易度が高い作品ですが、カラオケやライブなどで歌うと非常に楽曲だと思います。

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