なお、『Pieces』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルなどでMVが公開されておりません。よって、当ブログにおいても添付動画はありません。ご了承ください。
『Pieces』(L’Arc-en-Ciel)
【地声最低音】mid1E(E3)
★m1E[そ]のままのあなたでい[て]
【地声最高音】hiB(B4) ※Bメロ
★hiA[目をこら]m2G#[し][て]hiB地[さ]A[あ!]
【裏声最高音】hiC(C5) ※サビ
【補足】mid2F#~hiAの注意箇所
★悲しm2F#[さ]につまずいてもしん[じ]つを見ていてね(Aメロ)
★hiA[あ]m2G[な]たのすぐそばG裏[に]ま[た]hiA[あ]hiB[たら]hiC裏[しい]
【補足】mid2F#~hiAの注意箇所
★悲しm2F#[さ]につまずいてもしん[じ]つを見ていてね(Aメロ)
★m2F#[あぁ] [お]だやF#[か]なhiA[か]がやきに彩られ(Bメロ)
★歳月は夜を夢に 変m2F#[え]m2G[る][み]たF#[い]だかhiA裏[ら]
★m2G[は]なが生まれhiA裏[て](サビ)
★木もれm2G[日]の中[で] hiA[あ]hiA#[ざ][や]か[に][揺]れG[て]hiA[る]
★m2G[は]なが生まれhiA裏[て](サビ)
★木もれm2G[日]の中[で] hiA[あ]hiA#[ざ][や]か[に][揺]れG[て]hiA[る]
まず、『Pieces』(ピーシーズ)についてです。この楽曲は、1999年に4人組バンドのL’Arc-en-Cielによりリリースされたシングル作品です。アルバム『ray』、『ark』の先行シングルとしてリリースされました。同曲はアルバム『ark』のラストの曲として収録されており、ベストアルバムなどにも収録されております。
『Pieces』のサウンド等についてですが、ストリングスなどを交えたバラード作品です。hydeさんの美しく、艶やかなボーカルが非常に印象的です。個人的にはtetsuyaさんのベースも非常に心地よいですし、間奏のギターソロも非常に印象的です。『Pieces』はリクエストにより記事にしましたが、この楽曲を歌いこなしたいという人は非常に多いのではないかと思います。
『Pieces』歌詞については、別れがテーマとして歌われております。歌詞にもあるように、死別とも解釈できるようなフレーズが出てきます。ただ、寂しさというよりも美しさや前向きな印象を強いです。
さて、『Pieces』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域より高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiBはサビの直前に登場し、楽曲全体で2回登場します。一般的な男性の音域より高めです。また、サビでは裏声が多用される中で、hiA#が登場します。私としては、Bメロに登場するhiBよりもサビに登場するhiA#あたりの方が難易度的高いのではないかと考えております【木もれm2G[日]の中[で] hiA[あ]hiA#[ざ][や]か[に][揺]れG[て]hiA[る]】
『Pieces』は一般的な男性の場合は、少しキーを少し下げた状態で歌唱するのが良いのではないかと思います。原曲キーから3つ程度下げると、地声最高音がmid2G#あたりに設定されます。キーを下げることに抵抗を持たれる方も多いかもしれません。ただ、原曲を聴いてみると分かりますが、この楽曲をキー下げても歌いこなせるのであれば、相当な表現力がある方だと思います。
ちなみに、この『Pieces』は女性が歌ってもよい楽曲だと思います。声域の低めの方であれば、原曲キーでも良いかもしれませんが、一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいような気がします。また、歌唱については、hydeさんのような艶やかな表現をしてもよいですし、自分の歌いやすい歌唱をしても良いと思います。
以前、シンガーソングライターのaikoさんが『Pieces』をカバーしておりましたが、aikoさんらしい真っ直ぐな歌唱でした。こうした表現も参考になるのではないかと思います。私個人の推測ですが、この『Pieces』も別の歌手にカバーされ話題になるのではないかと考えております。