『GreenGreen』(ゆず)、GreenGreen(Yuzu)
【地声最低音】mid1D(D3)
★「忘れなm2F#[い]から」「わm1D[す]れないでF#[ね」]【Aメロ】
※重要度としてはかなり低いです。m1F#を低音の基準としても良い
【地声最高音】hiC(C5) ※ラストサビ[転調+1]で4回
★丘の上m2G[寝]hiC[そ]hiA#[べ]って見m2G#[て][る]空
※通常サビではhiBが最高音(8回登場)
【補足】mid2F#~mid2G#を含むフレーズ一覧
★扉の向こうに手を振った 遠m2F#[い]m2G[む][か]し話【Aメロ】
★「全部このm2F#[ま]まm2G[さ」]「なにも変わらm2F#[ない」]
★若m2F#[葉]が光受F#[け]るような【Bメロ】
★浮かんでくるのm2F#[は] 眩しすぎる日F#[ぃ々]ぃ
★m2G#[グリーン]m2G[グリーン]【ラストサビ[転調+1]】
★教えてくれm2G[た]んだ 道に迷う[とき]は
★ここから またm2G[は]m2G#[じ][め]ればG#[いいん][だ]
★風の向こm2G[う]m2G#[に手][を]振る G#[グリーン]G[グリーン]
まず、『GreenGreen』(グリーングリーン)についてです。この楽曲は、2019年に男性デュオ・ゆずによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとしてリリースされ、アルバムとしては、2020年にリリースされた『YUZUTOWN』(ユズタウン)に収められております。
同曲は、伊藤園の「お〜いお茶」CMソングとしてタイアップが付きました。また、シングルリリースの直前に、YouTube公式チャンネルでもMVが公開されております。
『GreenGreen』はミディアムテンポの爽やかなポップナンバーです。リリース当初の謳い文句としては、『サヨナラバス』、『桜木町』を彷彿とさせる楽曲ともされておりました。私としては、どことなく、あいみょんさんなどの楽曲と近いものを感じました。アレンジは、釣俊輔さんとゆずによりなされております。釣さんは、Aimerさん、でんぱ組.incなどに縁が深いアレンジャーです。
歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、全体として親しみやすい美メロです。また、ラストのサビで転調し、キーが1つ上がります(#1)。そうした点も含めて、多くの人の耳に残るのではないかと思います。
『GreenGreen』の音域的な特徴についてです。同曲は、ラストのサビの最高音がhiCになるなど、男声曲としてはかなり高めです。また、曲全体を通して、中高音域が多く登場します。
反面、低音はそこまで多く登場しませんので、見た目よりは音域が広くないです。レンジとしては、女性の声域に近いです。
最後に『GreenGreen』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Dについてです。ここについては、殆ど気にしなくてもよいと思います。mid1F#辺りで歌ってもほぼ違和感はありません。
一方、地声最高音hiCについては、ラストのサビで4回登場します。この辺りは一般的な男性の音域よりも高いです。ただ、サビのこのフレーズ以外はhi音階は登場しません。hiA#辺りが安定して出せる方は頑張ってみるのも選択肢です。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。原曲キーから3つ程度を目安に下げてみてください(♭3)。
『GreenGreen』は図で示すよりも低音に余裕があるため、キー調整はしやすいです。ビギナー向けの調整は難しいですが、歌い慣れた人であれば、合いやすいレンジに調整することは可能だと思います。同曲は、歌メロ自体はかなり親しみやすく、何度か聴いているうちに、口ずさめるようになると思います。
『GreenGreen』は原キーの場合は、hiCやhiBが登場するため、高音が得意な男性向けの楽曲になります。ゆずの作品としては、『夏色』(過去記事)、『桜木町』(過去記事)などよりは手を付けやすいです。また、音域的には、男性よりも女性の方が歌いやすいかもしれません。歌詞も性差が少ないですので、女性も含め、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
fripSide「ひだまりバスケット」
リクエストします!
リストアップしておきます。
南條愛乃さんの作品、まだ記事に出来てなくてすみません。