こんにちは。今回はゆずの『桜木町』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。
『桜木町』(ゆず)、Sakuragichou(Yuzu)
【地声最低音】mid1F(F3)
★あの日の約束はもう 叶わない夜空のm1F[ほ]し(Aメロ)
★気づいた時はいつもおいてけぼりにm1F[な]って[た]
★m1F[きせ]つ変わり今も君の事 想い出してしまうm1F[け]れど(Bメロ)
【地声最高音】hiC(C5) ※曲全体で16回
★さよなhiA[ら] hiC[も]A[う] 【サビ】
★待ち合わせ場所いつhiC[も]hiA[の]
★さhiA-hiA#[く[ら]ぎ[ちょ]う]に きhiA#[みは]hiC[も]A#[う]A[来]ない【裏声最高音】hiC(C5) ※Cメロで1回
★あの日の二人がそこhiA[に]はいhiC裏[る]
【補足】hiA~hiA#の注意点
★ 今日も街に溶けてm2F[行]m2G[く](Bメロ・サビ前)
★あhiA–hiA#[た[ら]し[い]あし[た]へ]歩き出A[し]た(サビ)
★変わり続けてhiA[く] 見慣れてたA[ま]hiA#[ち]A[な]みも(Cメロ)
まず、『桜木町』についてです。この楽曲は2004年にフォークデュオゆずによりリリースされたシングル作品です。アルバム『1 〜ONE〜』をはじめ、ベストアルバム等にも収録されています。
楽曲の舞台となった桜木町駅は、ゆずが学生時代やストリート時代を過ごした場所でもあります。旧東急東横線の桜木町駅廃止に伴い、思い出などを描いた曲として制作されました。MVには女優の石原さとみさんが出演しており、結婚発表のタイミングでゆずの公式チャンネルでMVが公開されました。
『桜木町』はミディアムテンポのポップナンバーで、恋人との別れが歌われております。編曲は、松任谷正隆さんが担当しております。ゆずはこの曲以前は、プロデューサー寺岡呼人(JUN SKY WALKER(S)所属)さんとタッグを組んできましたが、初の外部の編曲家になります。
『桜木町』の音域についてですが、男性には非常に高いレンジであり、高音担当の岩沢厚治さんのボーカルが非常に活きております。hiCが曲全体で15回以上登場しますので、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
さて、『桜木町』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiCはサビで登場します。登場回数は16回で、かなり多めです。この辺りは一般的な男性の音域よりも高く、回数も尋常ではないので、キーを下げた方が歌いやすいです。一般的な男性の場合、原曲キーから4~5つ程度を目安に下げてみてください。また、デュオの楽曲ですので、2人で歌唱するのも良いと思います。
『桜木町』は低音部分に余裕がありますので、キーの調整は可能です。ただ、歌い慣れていない人向けの調整は、やや行いにくいかもしれません。その点は留意しておいてください。ゆずは他に歌いやすい曲があると思いますので、そちらと並行して練習すると良いと思います。
『桜木町』はゆずの作品の中でも岩沢さんの高音域が活きている楽曲の1つであります。原曲キーの場合は女性の方が歌いやすいかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
桜木町は岩沢さんメインなので高いんですよね。カラオケでもいつも大変です。
他のゆずの曲の音域も調べて頂けると嬉しいです。
>>2
コメントありがとうございます。
ゆずは、今後も時々取り上げます。
良い曲多いですよね。
>>1
ゆずは北川さんメインの方がキー低いですよね。
サヨナラバスとかはよく歌います。
待ち合わせ場所いhiC[つ]hiA[も]の
⬆︎の部分は「も」の部分がhiCだと思いますがどうでしょうか?
>>5
すみません。今、外から返信してます。
後で細かく確認しますが、これは私のミスの可能性が高いです。
記述ミスですね。
ご指摘感謝します。ありがとうございます。