『「夢」~ムゲンノカナタ~』(ViViD)、「Yume」~Mugen no Kanata~(ViViD)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★m1G#–m2G#–F#[定[め]ら]れ[たG#[す]うしきって【Aメロ】
★m2E[ガラスだ]まのな[か]広がる∽[の]せかm1G#[い]【2番Aメロ】
【地声最高音】hiB(B4) ※全体で12回
★見えない物をm2F#–G#[見[よ]う]hiB–hiA–G#[と]し]て]【サビ】
★何m2G#[千]億G#–F#[の]キ]ラ[メキ]のhiB[し]たで]ぇ
★ 夢を探m2F#[す]き[みm2G#[を] [見hiB–hiA–G#[つ]けた]ぁ]
【補足】mid2F#~hiAを含むフレーズ一覧
★Do not m2G#[fear] いF#[ま] ム[ゲンノカhiA–G#[ナ]タに]ぃ【サビ】
★m2E[散りばめ]られ[たきm2F#[み]はただ]【Bメロ】
★m2E[輝き]なが[らそF#–m2G#[ら[に舞う]
★答m2E[え]はm2F#[そ]ら]の[向F#[こう]が]m2G#[わ]
まず、『「夢」~ムゲンノカナタ~』についてです。2011年にロックバンドViViD(ヴィヴィッド)によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2012年にリリースされた『INFINITY』に初収録されました。同アルバムには、『BLUE』、『REAL』といったシングルが収録されております。シングル曲のいくつかがアニメのタイアップとなっているため、ファンなどは特に印象に残っているかもしれません。
さて、『「夢」~ムゲンノカナタ~』は冨樫義博さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『レベルE』のエンディングテーマとしてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、ViViDのデビューシングルにも関わらず、週間売上ランキングでもトップ10にランクインします。アニメのファンなども印象に残っている楽曲なのではないかと思います。
同曲の作詞はボーカルのシンさん、作曲はギター担当の零乃さん、編曲はバンドと宅見将典さんの共同でなされました。ちなみに、宅見将典さんは2023年にグラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞しております。日本では、これまでViViDやDA PUMP、Alice Nineなどのバンドや歌手などの多くの編曲に携わっております。
『「夢」~ムゲンノカナタ~』の音域的な特徴についてです。同曲は、一般的な男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は、最低音がmid1G#と男性曲としては比較的高いです。そのため、相対的に中高音域の登場回数が多く、AメロBメロでもmid2E~mid2G#辺りが登場します。ある程度高音域が得意な男性などでもスタミナが要求される楽曲なのではないかと思います。
ちなみに、同曲は最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。ただ、女性の特印レンジなどを考えると、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一方、「女性曲だと高くて歌える曲が少ない」といった女性の場合、もしかしたら原曲キーがマッチする可能性があります。この辺りは実際に歌唱してみてください。
最後に『「夢」~ムゲンノカナタ~』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid1G#が最低音となる男性曲は、高い確率で「一般的な男性にとってはキーが高い曲(スタミナも不可欠)」となります。今回の『「夢」~ムゲンノカナタ~』についても、そうした傾向が当てはまりそうです。
次に、地声最高音hiBについては、サビで登場します。登場回数は12回程度と多いです。このhiB辺りは男性の音域としては高いため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください。
『「夢」~ムゲンノカナタ~』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。そのため、歌い慣れて人であれば、ある程度自分が得意なレンジに調整することができそうです。同曲は音域自体はそこまで広くなく、ビギナー向けの調整も可能といえば可能です。ただ、ボーカルのシンさんのような抑揚を真似しようとすると、しっかりとした練習が必要になります。その点を踏まえて練習に励んでください。
『「夢」~ムゲンノカナタ~』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiBといった音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回は音域が狭く全体的に中高音寄りであるため、標準より高い男性でも体力的に辛くなりやすいです。そのため、「(ある程度)高音域が得意な男性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、先述のように、「標準よりも低めの音域の女性」の中には原曲キーがマッチする方がおられるかもしれません。
『「夢」~ムゲンノカナタ~』はアッパーなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすそうです。また、アニメを視聴していた方にとっては特に思い入れの強い楽曲の1つだと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
若干低めの女性に合いそうですよね、自分自身は男ですが割とこれくらいの曲が余裕もって歌える感じです。(低音がほぼ無いのがやりやすいです)
ViViDのシンはイケボの代名詞みたいな声してるなーと思います アルバムinfinityは発売当時鬼のように聞いた覚えがあります
ぴたっくまさん、ありがとうございます。
ぴたっくまさんだとそんな感じだと予想してました。
一般的にはやはり高くて、この辺りが歌えると滅茶苦茶レパートリー増えますね。
ViViDはあまり聴いてこなかったんですが、ボーカルの声カッコいいですよね。
こんな感じで歌いたいです。
hiCが少しだけ余裕あるような時に最高hiBで中高音頻出の曲とか歌うと楽しいし多少余裕もあるので、音域広げといて良かったっておもいますね(逆にhiEとか出る時にhiBの曲歌うと物足りなさはあります)
そのような曲は低音も出てこない事も多く、大は小を兼ねるってやつを感じます。
もりっしーさんもこういう音域の曲合いやすそうなイメージです
確かに自分だと最高音hiB位の曲が合いやすいですね。
何曲も歌ってると流石に疲れてきますが、
いい感じの声が出てると感じるレンジです。
他のリクエスト曲も少しずつ記事にしていきます。