『Dandadan』(HEY-SMITH)
【地声最低音】mid2A(A3)
★m2A[Cause “yes” is] always “no”, m2G#[you] say【Aメロ】
★Never m2F[know] hiA[what’s] G#[real] or a l[ie]m2A
★m2A[Now] tell [me] what that could mean【Bメロ】
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で6回
★hiC[Singing] hiB[love] A[songs] To reco[ver]【サビ】
★hiA[You] just don’t give me hiB[what] hiC[I] B[have] [asked] for
【補足】mid2G#~hiBを含むフレーズ一覧
★m2E[What did you just say It’s feeding jealousy]【Aメロ】
★Hey m2F[you] hiA[I’m sick of] m2G#[kiss]ing your ass [I wanna let] A–G#[it g]o]【Bメロ】
★Let m2G#[it] hiA[go] Go A–hIB[a[way] G#–A[Wo[w] [wo[w]A [wow]【サビ】
★m2G#–hiA[I gotta get a[way]
★(Never know what’s real or a lie) hiA[No!]【2番Aメロ】
まず、『Dandadan』(ダンダダン)についてです。この楽曲は、2016年にロックバンドHEY-SMITHによりリリースされたアルバム『STOP THE WAR』に収録されております。
『Dandadan』はアルバムの発売に先立ち、HEY-SMITHのYouTubeチャンネルでミュージックビデオが公開されました。こうしたことから、アルバムのリード曲のような位置づけにあると思います。また、HEY-SMITHの楽曲群の中ではストリーミングやカラオケでも人気が高く、上位に位置しております。
HEY-SMITH(ヘイ・スミス)は2006年に結成されたロックバンドです。ハードコアやパンクロック系でありながらメンバーにサックスやトランペットなどを担当するホーン隊が在籍する点が特徴的な点の1つです。今年の秋には5年ぶりのフルアルバムがリリース予定であり、ファンなどは今から待ち遠しいのではないかと思います。
HEY-SMITHは勢力的なライブに定評があり、フェスでもメインステージを担当することが多いライブバンドです。今回取り上げる『Dandadan』もライブで聴くと非常に楽しそうだと感じます。
さて、『Dandadan』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高い、もしくは「かなり高い」レンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は最低音がmid2Aであり、男性曲としては高いです。そのため、相対的に中高音域の登場回数が多く、ある程度高音域が得意な男性でも体力的に辛くなりやすそうです。場合によっては複数人で歌唱するのもよいかもしれません。
同曲を女性が歌唱する場合、原曲キーでもマッチする人が多いのではないかと推測しております(おおよその目安です)。今回は最低音がmid2Aと高く、hiA以上の回数も少なくないです。音域的には男性よりも女声域に近く、女性の方が歌いやすいのではないかと推測されます(原曲のニュアンスとは異なる表現になるかもしれませんが)。
最後に『Dandadan』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、「高い」もしくは「かなり高い」です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはAメロBメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲で最低音がmid2Aとなる楽曲はほぼ、「キーが高い男性曲(スタミナも不可欠)」となります。今回の『Dandadan』についてもそうした傾向が明確に当てはまります。
反面、同曲は最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能そうです。個人差があるため、キーの微調整はあると思いますが、音域的には男性よりもむしろ女性の方が合いやすそうだと私は推測しました。
次に、地声最高音hiCはサビを中心に登場します。登場回数は6回程度です。このhiCは男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください(一般的にはこれでも少し高いかもしれません)。
『Dandadan』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。今回の楽曲は音域自体はそこまで広くなく、キー調整の融通は利きやすいです。ただ、今回は最高音が高いため、一般的な男性が歌いやすくなるためには大きなキー下げが必要になります。その点で違和感を抱きやすいため、注意が必要です。また、歌詞も英語詞であるため、その点でも少し取っ付きにくいかもしれません。
『Dandadan』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiCといった音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。これらのレンジは男性曲としては高く、今回はスタミナも不可欠になります。こうしたことを踏まえると、「女性」や「高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。原曲のニュアンスを考慮しないのであれば、音域的には女性の方がマッチしやすいのではないかと推測しております。男性は複数人で歌唱することも選択肢だと思います(それでも高音域がある程度得意である必要がある)。
『Dandadan』はアッパーなバンド曲であり、カラオケでも歌いやすいと思います。英語詞というハードルもあり、原キーでの歌唱は大変かもしれませんが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
やっぱり高いですよね、猪狩も意外と高いのが驚きます、見た目的に男らしい低音かと思ってました
ヘイスミは2018年のフェス出たランキングで1位らしいですがこのホーンセクションは聞いてるだけで野外フェスに行きたくなるので納得ですよね
ぴたっくまさんありがとうございます。
猪狩さんはコーラスでhiB出してるので、見た目よりも全然高いです。
記事に「【複数人でも歌唱可】(ただしある程度高音域が得意である必要がある)」
というのは猪狩のコーラスを想定してます。声が男らしいのもいいです。
ヘイスミは「ホーン隊いるけどロック系」ってのがまたいいですよね。
フェスにそんなに出てたんですね。多いとは思ってたんですが、想像以上でした。
単独ライブの本数も多いのに、凄まじいです。
今年も既にフェスでかなり名前を見かけている気がします
ヤバTがTwitterに書いてましたがここ3年の曲が伸びてないらしく…流行る曲もつまらん曲ばっかで自分もウンザリしますね 制限が撤廃されたこれからが楽しみです
し今後も基本バンド中心にリクエストさせてもらいます
またリクエスト下さい。
ゴリゴリのバンド曲はリクエストが少ないので助かります。