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『抱きしめたい』(Mr.Children)の音域と感想

(2020/04/07)MVを添付しました。

 こんにちは。今回はMr.Childrenの『抱きしめたい』(1992)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
 なお、Mr.ChildrenのYouTube公式チャンネルではMVではなく、ライブ版の映像のみ公開されておりますので、当ブログでもそちらの動画を添付します。


『抱きしめたい』(Mr.Children),Dakishimetai


【地声最低音】mid1D(D3) 

[出]会った日と [お]なじように [き]り雨けむる 静かな夜
★目を閉じれば 浮かんでく2E[る] あの日の[ま]まの二人


【地声最高音】hiA(A4)  ※転調後ラストサビ

★どん2F[な]2G[と]も 君とか[た]をならべて 歩いてゆけmid2G[る] hiA[oh oh oh] [oh]


【裏声最高音】hiA#(A#4) 

★二人mid2F[だ]けの 夢をむ[ね]に あhiA#裏[る]hiA裏[い]2G[て][ゆ][こ][う]


【補足】

★終mid2F[わ]った恋の心の傷跡mid2G裏[は] 僕にあずけて(通常サビ)
★抱き[し][め]たい 溢れる[ほ]どに 君への想いが 込[み]あげてく(転調後ラストサビ)


『抱きしめたい』(Mr.Children)










 まず、『抱きしめたい』についてです。この楽曲は1992年に、4人組ロックバンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。同時にリリースされたアルバム『KIND OF LOVE』にも収録されており、ベストアルバムにも収録されてます。人気の高い楽曲ですが、リリース当時は大きな話題にはならなかったそうで、1993年のシングル『CROSS ROAD』以降に大きく知名度を上げた作品です。

 『抱きしめたい』のサウンドについてです。編曲に小林武史さんが関わっており、序盤はピアノなどの音色も印象的です。小林武史さんは、最近ではback numberの編曲でも有名です。サビ以降にギターを含めたバンドサウンドが厚みを増してきます。
 また、ラストのサビでは転調が行われ、楽曲全体がドラマティックに展開します。通常のサビよりもキーが2つ上がります。ミスチルの楽曲は転調が多い印象ですが、初期からそうした特徴を持っているようです。メロディー全体が非常に美しく、非常にロマンティックです。

 歌詞についてですが、冬がイメージされるラブソングです。「震えそうな夜に 声をひそめ 君と 指切りした あの約束」という2番の歌詞は当初は「クリスマスの夜」となる予定だったそうですが、プロデューサーの小林武史さんが「季節を限定しない方が良い」とアドバイスし、結果として現在の形になったそうです。こうしたエピソードは非常に面白いと思います。もし当初のスタイルであればクリスマスの定番曲になっていたかもしれません。逆に季節を限定しない原曲の歌詞のおかげで、楽曲がより広い形で受け入れられる下地が出来たのかもしれません。非常に考えさせられるエピソードです。

 





 さて、『抱きしめたい』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiA(A4) 、【裏声最高音】hiA#(A#4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域より少し高いです。

 まず、hiAという音階が目に付きますが、基本的には楽曲全体でmid2Gまでの音域が頻出します。一般的な男性の音域であるmid2F,mid2Gといった音階を確実に歌いこなせると、『抱きしめたい』のかなりの部分は歌いこなせます。その点を意識しておいてください。

 問題の地声hiAの箇所についてですが、歌詞の無い場面で歌われています。しかし、大サビの重要な場面で歌われているため、カラオケなどで歌う際も省略しない方がいいです。また、裏声で対応するとニュアンスも崩れると思いますので、その点で少し難易度が上がります。

 このhiAを歌いこなすコツについて。もし余裕が無い場合は「歩いてゆけmid2G[るー]hiA[oh oh oh][oh]」の「るー」の部分を若干曖昧に歌っても良いです。「るーを少し犠牲にしたうえで、hiA[oh oh oh] の方に力を入れてください。そちらの方が完成度が高いと思います。

 『抱きしめたい』は1992年と古い作品ですが、メロディーが美しい普遍性の高い作品だと思います。
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