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『OCEAN』( B’z ) の 音域

 こんにちは。今回はB’zの『OCEAN』(2005)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『OCEAN』(B’z)
『OCEAN』(B'z)の音域







【地声最低音】mid1F#(F#3) 

★ふm2E[り]そそぐm1Gm1F#[陽[を]浴]びて【Aメロ】
★握りしm1F#G[めた]ぁ] この手はm2EhiA[は[なさ]ない【サビ】


【地声最高音】hiB(B4) ※全体で3回

★胸ふるm1F#G[わす]ぅ] 僕らが見てhiAm2F#hiB[ぇ]るの[は]【サビ】


【補足】mid2FhiAを含むフレーズ一覧

★汚れm2Em2F#[な[く] F#m2G[き[み]は]わ][い]【Aメロ】
★ゆっくりm2Fm2E[沖]を][すんでm2G[ゆ]F[白くひ]か]る船の[ように]【Bメロ】
m2F[ど]んな風m2GhiA[もの[み][ん]
m2Fm2G^-E[ひとつ[ず]つ]な]みを 越えたい[よ]ぉ Ba[by]
m2F#[果てないお]もいhiA[を] 君に捧げ[よ]【サビ】
m2F#m2G[どこま[でも] [広GhiA[がる [O]CEAN
★(僕はその心に) さわりm2GE[たいよ]ぉ] Ba[by]【2番Bメロ】
m2F#m2GhiA[あら[しの[な]か]でも]【ラストサビ】
hiAm2GF#^[ど]こ]まで[も] F#GhiA[広[がる[O]CEAN hiA[O]CEAN

 まず、『OCEAN』(オーシャン)についてです。この楽曲は、2005年にロックバンドB’zによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年にリリースされたベストアルバム『B’z The Best “Pleasure II”』に初収録されました。同アルバムには、1990年代後半~2005年頃までのB’zのシングル曲などが収録されております。アルバムは、120万枚程度のCDセールスを記録し、日本レコード協会よりミリオン認定がなされました。『OCEAN』は、オリジナルアルバムとしては、2006年の『MONSTER』に収録されております。

 さて、『OCEAN』は、佐藤秀峰さんの同名漫画を原作としたドラマ『海猿』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲は50万枚を超えるCDセールスを記録しました。また、配信部門でも25万ダウンロード、着うたで50万ダウンロードを記録する等幅広いヒットを記録しています。この時期を代表するB’zの人気シングルといえます。


 『OCEAN』は壮大なロックバラードです。ストリングスなども用いられております。歌メロはAメロBメロサビと展開します。「Aメロ⇒Bメロ」、「Bメロ⇒サビ」の場面では転調が行われるため、音程を取るのが苦手な方などはしっかり聴き込んでおきたいです。作詞はボーカルの稲葉浩志さん、作曲はギター担当の松本孝弘さん、編曲は稲葉さんと松本さん、池田大介さんと徳永暁人さんによりなされました。

 『OCEAN』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
 同曲は、Aメロ⇒Bメロ⇒サビと盛り上がります。ただ、Aメロでも比較的中高音が多く登場するなど、全体的に中高音寄りの曲です。そのため、相対的に高音域が得意な男性の方がマッチしやすい楽曲といえます。発声は地声ベースであり、ファルセットなど裏声はほとんど用いられておりません。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度上げてみてください。一方、今回の楽曲はmid1F#~hiB辺りで歌メロが作られております。そのため、「標準より低め~やや低めの音域の女性」などは原曲キーがマッチする可能性もあります。その辺りは、実際に歌唱して微調整を加えてください。



 最後に『OCEAN』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1F#はAメロやサビで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。今回はそこまで低音が低いわけではないので、高音域が得意な男性などもそれなりに低音は辛くなりにくいと思います。

 次に、地声最高音hiBはサビで登場します。登場回数は3回程度です。このhiBに次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が全体で21回登場します。また、曲全体を通してmid2F~mid2G辺りも多く、男性の音域としては高いです。そのため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください。


 『OCEAN』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。今回は音域も滅茶苦茶には広くないため、ビギナー向けの調整も可能そうです。ただ、キーを調整したからといって、すぐに稲葉浩志さんのように歌いこなせるわけではありません。しっかり聴き込んで、弛まぬ練習を重ねたいです。
 今回の楽曲は全体的にメロがよく、覚えやすいのではないかと私は推測しております。ただ、先述のようにA⇒Bメロ、Bメロ⇒サビの場面で転調が行われるため、音程を取るのが苦手な方などは注意したいです。転調が要所で行われる曲は、人によっては音程が非常にとりにくい場合があります。

 『OCEAN』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiBといった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2F~hiAなどの中高音域が頻出し、かなり高音感があります。人によっては体力的に辛くなりやすいです。
 こうしたことを踏まえると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」が原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。また、「標準より低めの音域の女性」などももしかしたら原曲キーが合う可能性があります。バラード曲で歌が活きやすいですので、歌いこなせると気持ちよさそうです。


【まとめ】

①Aメロ~サビと少しずつ盛り上がるが、全体的に中高音が多い
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」に合いそう。
③女性はキー上げ推奨だが、「標準より低めの音域の女性」は原キーが合うこともある
④キー調整はしやすいが、転調が多いため、音程に注意したい(メロは分かりやすい)
⑤バラードなので、歌の良さが活きやすい(その点でカラオケ向き)

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コメント

  1. 名無し より:

    B’zの方ではまだマシな方だと思いますが、それでも一般男性からしたら相当高い方ですよね(この前の「今夜月の見える丘に」然り)。
    個人的に稲葉さんのhiBはカッコよすぎて格別ですね() 自分もこんな風に高音出してみたいものです。

    • もりっしー より:

      コメントありがとうございます。
      この曲は簡単ではないですが、結構カバーも上がってますね。
      稲葉さんのこの辺りのレンジはホントにパワフルですよね。

  2. 匿名 より:

    リクエストした者です。
    地声は高いけど裏声は得意じゃないので、よく歌います。

    • もりっしー より:

      コメントありがとうございます。
      この曲いいですよね。
      記事でも言及しましたが、歌いこなせると気持ちいいと思います。
      リクエストありがとうございます。
      また何かありましたら宜しくお願いします。

  3. たこや より:

    河村隆一の「Glass」の音域を調査してください。よろしくお願いします。

    • もりっしー より:

      リストアップしておきます。
      リクエストありがとうございます。