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『虹』(んだほ & ぺけたん from Fischer’s)の音域

こんにちは。今回はんだほ & ぺけたん from Fischer’sの『虹』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『虹』(んだほ & ぺけたん from Fischer’s)
『虹』(んだほ & ぺけたん from Fischer's)の音域








【地声最低音】mid1E(E3) 

★けれm1F[ど] [それぞ][ちm1E[が]う]道に歩きだ[し]【Aメロ2】


【地声最高音】hiC(C5) ※全体で13回と多め

★困っm2G[た]時は 力hiAA#hiC地[に[な[る][から]ぁ 気づm2G[いた]【Aメロ2】
★そm2G[れ]hiC[れ]違く[て]【サビ】
★あのm2G[に][のhiA[よ]うに 綺麗[な][なhiCA#A[い]ろ]の]ぉ]A[ぉ]ぉ]
hiA#A[な]が][きA#hiC[れ[い]な虹を
★かけて行m2GhiA[こ[うぜ] いつhiC[ま]でもかが[やけ]【ラストサビ】

【裏声最高音】hiC(C5) ※Aメロやラストサビで登場

Fm2G[趣味も[ち]が]え[ば] [特技GhiA地hiC裏[も[ち[が][う]【Aメロ】


【補足】mid2G(一部略)hiA#を含むフレーズ一覧

★こm2F[まった] [とhiC裏[き]は] m2GAhiA#^[け[合[お]う]か]【Aメロ】
m2F[決して] [そ][な]GAhiA#[係[じゃ[な]か]っ]た]
m2Fm2G[そこが[は]じ]G[だったか]ら]
★hiA#-A[そ]ば]A#A[い]た]からA[ぁ]【Aメロ2】
★ぼm2F[くらの][ぃろ][んなの][ぃろ]【サビ】
★一hiA#A[つ]に]A#A[れ]る]のさA[ぁ]
★かけて行hiA[こ]うぜ どこA#A[ま]で]A#[つ]づ]
★まだまだ行くぜここからのスm2Fm1G[トー]リー]【Cメロ[ラップ]】

 まず、『虹』についてです。この楽曲は、2017年にFischer’s(フィッシャーズ)によりリリースされたシングル作品です(【んだほ & ぺけたん from Fischer’s】名義)。配信限定のシングルです。アルバムとしては、2018年に発表された『僕らの色 みんなの色』に初収録されました。

 さて、『虹』はFischer’sの4作目のシングルで、YouTube公式チャンネルで公開されているMVは8700万回を超えています(2024年10月現在)。同グループの中でも特に人気の高いシングルであり、2018年に出演したミュージックステーションでは、メンバー全員で同曲が披露されました。作詞作曲はメンバーのンダホさんによりなされています。
 

 『虹』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としてはかなり高いレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
 同曲は、Aメロの一部とラップパートを除いてhiA~hiCといった高音域が多く登場し、男性曲としてはかなり高いです。また、最低音についても一部を除くと男性の音域としてはかなり高いです(ラップパートも意外と低音が高い)。声域が全体的に高音に寄っており、高音域が得意な男性でもスタミナが不可欠になります。原曲のように2人以上で歌唱するのも選択肢です。

 女性が同曲を歌唱する場合、人によっては原曲キーがマッチする可能性もあります。今回は低音域でmid1Eが登場するため、一般的には低音が辛いのですが、全体でみるとかなり中高音に寄った歌メロです。そのため、「標準よりやや低めの音域の女性」などは原キーがマッチするかもしれません。今回の楽曲は低音の一部を除くと、女性の方が歌いやすい曲です。2人以上でパート分けをする際は、女性を入れるのもよいと思います。



 最後に『虹』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1EはAメロの一部で登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。「高音域が非常に得意な男性」だと若干低く感じられるかもしれませんが、回数は少ないので原キーで歌うのもよいと思います。
 ちなみに、ラップパートの音域は大体mid1G~mid2Fから成っており、男性曲としては中高音寄りです。女性だと若干低い場合もありますが、歌えなくはないレンジです。

 次に、地声最高音hiCはサビおよびその周辺で登場します。登場回数は全体で13回と多めです。このhiCに次ぐ地声高音としては、hiA#がピークとなる場面が全体で30回程度登場します。男性の音域としてはかなり高いと私は分析しました。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度下げてみてください。

 『虹』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域自体がそれなりに広いため、ビギナーだと一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。また、高音がかなり高いため、一般的な男性が歌いやすくなるためには大きなキー調整が必要になります。そうした点で違和感などを感じる人もおられるかもしれません。
 今回の楽曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムも取りやすそうです。ただ、今回の楽曲は間奏が比較的短いため、ソロで歌唱すると体力的にしんどくなりやすいです。そのため、原曲のように複数人で歌唱すると余裕が持ちやすそうです。

 『虹』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiCといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はAメロやサビでmid2G~hiCがかなり多いです。また、低音も一部を除くと男声域としてはかなり高いです。
 こうした点を考慮すると、「高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。女性については個人差がありますが、「標準よりやや低めの音域の女性」などは原曲キーがマッチする可能性があります。


【まとめ】

①Aメロの一部を除くと、かなり中高音寄りの曲(ラップも結構高い)
②原キーだと「高音域が非常に得意な男性」向け
③「標準よりやや低めの音域の女性」なども原キーが合う可能性がある
④メロは分かりやすい。休憩できそうな場面が少なく、1人だと大変かも
⑤原曲のように複数人で歌うと安定しやすい


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コメント

  1. おぺぺろ より:

    tkfrom凛として時雨のクジャクジャノマアムアイアをお願いしたいです

  2. せゆ より:

    いつもお世話になっております。リクエストなのですが、YOASOBIの「海のまにまに」をお願いしたいです。よろしくお願い致します。

    • もりっしー より:

      リストアップしておきます
      YOASOBIはしばらく取り上げてないですね

  3. かい より:

    ACECOLLECTIONの「花火大会」の音域調査お願いしたいです