『しおり』(Aqua Timez)

【地声最低音】mid1D(D3)
★m1F[か]わ沿いに伸びる[小]道[をm1D#–m1D[抜け[ぇ]【Aメロ】
★1D–m2D–2D#^[あ[のとけ[い]だ]いまであと少し
【地声最高音】hiA(A#4) ※サビで計3回程度
★そこm2F[で]待[ちhiA#–A[合]わ]せる]【サビ】
【補足】mid2F~mid2G#を含むフレーズ一覧
★燃やm2D#–m2F[し[て]し[まF[お]う[とF[決]め[てF–m2G[か[ら]【Bメロ】
★そよm2F[か]ぜ[の]か[え]りm2G[み]ち]【サビ】
★遥か遠いm2D[日]のm2D#[ゆ]う]暮れ
★未来をm2D#–F–m2G[縫[い[付]け]ようと]す[る]ことで【2番Aメロ】
★駅m2D#[ま]え[の]と[け]いm2F[だ]い]【ラストサビ[転調−2]】
★ふた2D#[り]が[いm2G#地–G[た]の]になぁ]
まず、『しおり』についてです。この楽曲は、2007年にロックバンドAqua Timezによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発売された『ダレカの地上絵』に収録されました。同アルバムには、シングルとしては他に『ALONES』(過去記事)、『小さな掌』といった作品が収められており、約12万枚のCDセールスを記録しました。
『しおり』はアサヒ飲料が販売している炭酸飲料「三ツ矢サイダー」のCMソングとしてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同曲は着うたフルの部門で25万ダウンロードを達成し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました(ランキングデータブログBillion Hits!より引用)。
同曲はAメロBメロサビと歌メロが進行します。ラストサビではキーが2つ下がったのちに、原キーに戻ってサビが展開されます。作詞作曲はボーカルの太志さん、編曲はAqua Timezによりなされました。
『しおり』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては、高め(体感的には明確に「高い」でもよいかも)のレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は、サビを中心に中高音域が頻出します。ABメロはmid1D辺りが登場し標準的ですが、一部mid2D~mid2G辺りを含みます。サビではmid2D#~mid2F辺りがかなり多いため、見た目の音域より高く感じやすいのではないかと私は推定しています。こうした点を考慮すると、「中高音域が得意な男性」の方がマッチしやすい曲だと私は分析しています。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1Dやmid1D#が登場します。この辺りは女性の音域としてはかなり低いです。一つの目安としては、原曲キーから3~4つ程度上げてみてください。今回は音域が広いため、一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
最後に『しおり』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiA(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としては、高め(体感的には明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1DはAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。「高音域が非常に得意な男性」の一部には若干歌いにくい可能性もありますが、頻度はそこまで多くないため、原キーで頑張ってみるのもよいと思います。
次に、地声最高音hiA#はサビで計3回登場します。このhiA#に次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で2回、mid2Gが18回、mid2Fが計50回程度登場します。こうした点を考慮すると男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいと私は推定しました。一つの目安ですが、原曲キーから3つ程度下げてみてください。
『しおり』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域が広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てきやすいです。
同曲はメロディーが分かりやすく、リズムなども比較的取りやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケには向くと思います。Aqua TimezのYouTube公式チャンネルでは『しおり』のライブ映像が公開されています。この辺りも練習の際に参考にしてみるとよいと思います(ボーカルの太志さんはライブでは半音下げて[♭1]歌唱)。
『しおり』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~hiA#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビを中心にこれらがよく見られます。ABメロについてはmid1Dなど標準的な中低音が中心ですが、一部mid2D~mid2Gなどが含まれております。サビではmid2Fがかなり多く、見た目より高い印象です。
こうした点を考慮すると、「(ある程度)高音域が得意な男性」など原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。
【まとめ】
①サビは中高音が頻出する。ABメロは標準的な低さだが、高音も含まれる
②原キーだと「高音域が得意な男性」などに合いそう
③キー調整は可能だが、音域が広めの曲
④メロがよく、カラオケ向き