『スーパー愛したい』(ねぐせ。)
【地声最低音】mid1E(E3)
★芸m2E–m2F#[術的な[こと]で満たされた 来世ではm1E[ちゃ]んとしよう【Aメロ】
★君とあしm1E[たは] [ひ]るまで寝よう 昼まで寝よう
★m1F#–m1G#[き]み]のm2E[こ]とE–m2F[スーパー[あ]いしたい【サビ】
★スm1F#[ペ]ー[ス]シャ[ト]ル[で]き[み]の[い]えまで
★きm1F#–m1E[みがと[なり]に居ないと【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※サビで6回
★うhiA–m2G#[ちゅ]う]までm2F#[飛んでっ]て一緒に怖がろう【サビ】
★スペースシャトルで君の家まで hiA–m2F#[ま]いにち]か[よ]うのさ
【補足】mid2F~mid2F#を含むフレーズ一覧
★m2E–m2F[あぁ眠れ[ない]や]眠れないや【2番Aメロ】
★明日のm2F#–m2E[こ]と]不安で不安で不安で仕方ないや
まず、『スーパー愛したい』についてです。この楽曲は、2021年に発表されたミニアルバム『スペースシャトルで君の家まで』に収録されております。同アルバムには、『スーパー愛したい』の他に『愛煙家』、『花束が似合う君へ』といった楽曲も収められております。
さて、『スーパー愛したい』は、アルバムの発売と同じタイミングでミュージックビデオが公開されております。そのため、アルバムの中のリード曲にあたると思います。アルバムのタイトル『スペースシャトルで君の家まで』についても、同曲の歌詞から引用されております。
2022年には『グッドな音楽を』(過去記事)などのヒットに伴い、過去曲である『スーパー愛したい』にも注目が集まります。同曲は、バンドのYouTubeチャンネルでも420万回もの再生回数を記録しており、バンドの中での高い人気になっています(2023年7月現在)。
『スーパー愛したい』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高めのレンジで歌メロが作られております。低音域には余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は、最高音はhiAですが、Aメロなどではmid2E~mid2F#辺りが複数回登場します。こうしたことからも全体として中高音寄りの楽曲だといえます。そのため、標準より高いレンジが得意な男性の方がマッチしやすいと推測されます。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいと思います。今回は低音域ではmid1E,mid1F#などが登場します。そのため、低音域が得意な「標準より低い音域の女性」などは原曲キーでもマッチする可能性があります。ただ、一般的にはキー上げを推奨します。
最後に『スーパー愛したい』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、高音域が非常に得意な男性辺りだと、若干歌いにくいかもしれません。また、女性にとっては通常はかなり低いですので、キー上げをするのが良さそうだと私は考えております。
次に、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。登場回数は6回程度です。このhiA辺りは男性の音域としては高めであり、通常はキーを下げた方が歌いやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『スーパー愛したい』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。ある程度歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに調整することが出来ると思います。一方、歌い慣れた人向けの調整も可能といえば可能だとは思いますが、人によってはキーを調整しても難しい部分が出てくるかもしれません。キー調整をしても難しいと感じた場合、別の易しめの曲と並行して練習してください。
同曲はメロディー自体はそこまで難しい部分も少なく、シンプルです。音域がマッチするのであれば、練習曲としても使いやすいのではないかと私は推測しております。
『スーパー愛したい』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiAといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はmid2E,mid2F#辺りの回数が多いです。一方、低音域はmid1E,mid1F#辺りが不可欠です。
こうしたことを踏まえると、「標準より高め~ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
『スーパー愛したい』はノリの良いバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。