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『不器用な二人で』(山根万理奈&Official髭男dism)

【地声最低音】mid2A(A3) ※全体で41回程度
★F#–m2G[昨日[の]夜は 2A–F#–m2G^[す[れち[が]いで]【Aメロ】
★m2A–hiA–m2G{言[え]ず]ね2B–m2A#[む[れ]ぬ[二]度]目の朝
★い2B–m2A[つ[も]ふ[あA[ん]で[くA[る]しm2F#[い]【Bメロ】
★m2A[本]当F#–m2G[に好[きっ]て]【サビ】
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で1回
★hiA[きっ]と そA–m2G[れ]ほ]ど[に]こ[いA–hiC^[し[て]た]ぁ]【ラストBメロ】
【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場
★hiA–hiB地–hiD裏^[このままふ[た[り]で]ぇ]【サビ】
【補足】mid2G(一部略)~hiB辺りを含むフレーズ一覧
★F#–m2G–hiA^[けっきょ[く[会]え]ず]G[に]きょ]うが来て【Aメロ】
★hiB–m2F[対]と]うの恋は実らhiA–m2G–F#[な]いま]まで]【Bメロ】
★hiA[も]う 2A–hiA–G–F#[い[き]も]で]G[き]なく]なりそうで
★hiA–m2G–F#[どう]に]も]G[で]き]なくて【サビ】
★君から逃げm2A–hiA–m2G–F#[出[す]不]器]G[用]な]左手
★思い出になるhiA–m2G–F#[よ]逃]げ]出したことG[も]泣]いたこと[も]【ラスサビ】
★F#–m2G–hiA^[けっきょ[く[会]え]ず]G[に]きょ]うが来て【Aメロ】
★hiB–m2F[対]と]うの恋は実らhiA–m2G–F#[な]いま]まで]【Bメロ】
★hiA[も]う 2A–hiA–G–F#[い[き]も]で]G[き]なく]なりそうで
★hiA–m2G–F#[どう]に]も]G[で]き]なくて【サビ】
★君から逃げm2A–hiA–m2G–F#[出[す]不]器]G[用]な]左手
★思い出になるhiA–m2G–F#[よ]逃]げ]出したことG[も]泣]いたこと[も]【ラスサビ】
まず、『不器用な二人で』についてです。この楽曲は、2015年に女性シンガーソングライターの山根万理奈さんとロックバンド・Official髭男dismによりリリースされたシングル作品です。2者によるコラボシングルであり、山根さんが作詞作曲した『恋の最chu !』との両A面シングルとしてリリースされました。作詞作曲はボーカル&ピアノの藤原聡さん、編曲は山根さんとヒゲダンによりなされました。
『不器用な二人で』の音域的な特徴についてです。まず、同曲は女性と男性のツインボーカルで歌われています。どちらもメロがかなり共通しており、中高音としてmid2G~hiB辺りが登場します。低音もmid2A程度であり、男性にとってはかなり高いです(女性は標準的or 少し低いかも)。これらを踏まえると、男性はかなり高く、女性はおおよそ標準的の範囲内(J-POP女性曲としては若干低いくらいか)といえます。発声は地声ベースですが、サビの一部で裏声が使われています。
今回の楽曲は、男性女性のツインボーカルですが、ソロで歌う際は、男性が原曲キー1人で歌うのはかなりハードルが高いです(不可能ではないですが)。低音のmid2Aが少し多いですが、どちらかといえば女性の方が原キーに合いやすいと想定してます。
最後に『不器用な二人で』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです(女性はおおよそ標準的)。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AはAメロ~サビまで広く登場します。この辺りは女性の音域としては標準的です(男性にとってはかなり高い低音)。ただ、登場回数が40回以上と多いため、女性の一部は少し低音が歌いにくいかもしれません(「中高音寄りの女性」はキーを上げてもよい)。
次に、地声最高音hiCはラストBメロで1回登場します。このhiCに次ぐ地声高音としてはhiBがピークとなる場面が全体で20回、hiAが24回、mid2Gが32回登場します。こうした点を考慮すると、おおよそ標準的な女性の音域の範囲内といえ、一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうる楽曲です。
一方、男性にとってはかなり高いため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。ただ、男女のペアで歌う場合はキーを下げ過ぎると女性が歌いにくくなるのでその辺りは注意が必要です。基本的に男女のデュオ曲はキー調整に手間がかかることが多いです。そのため、男女で難しい場合は、女性二人で歌唱するというのもよいかもしれません。
『不器用な二人で』を男性が歌唱する場合は、低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、自分が得意とするレンジに調整することができそうです。男性がもし歌う場合は、原曲キーから4~6つ程度下げてみてください(男声ソロか男声デュオ)。
女性についてはキーを下げることは可能ですが、最低音mid2Aの回数が多いため、人によっては低音が歌いにくくなるかもしれません。歌い慣れた人であればいいですが、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります(これは男性も同様ですが)。その点は留意しておいてください。
今回の楽曲は、メロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。全体的にメロが映えるポップであり、歌のよさが映える曲です。
『不器用な二人で』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G~hiC(裏声はhiDまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は中高音としてmid2G~hiB辺りが多いです。また、低音も男性曲としては高いです(女性にとっては標準的なレンジ)。
こうした点を考慮すると、女性は「標準よりやや低め~やや高めの音域の女性」、男性は「高音域が非常に得意な男性(or女声域に近似するような高音男性)」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①男女によるデュエット曲。男性にとってはかなり高い
②「おおよそ標準的な音域の女性」に歌いやすい(人によっては低音が少し辛いかも)
③男女のデュオだと男性はかなり高い。女性同士の方が合わせやすいかも
④メロがよく、歌が映える曲。音域が合うなら練習曲やカラオケにもおススメ
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