『ワインレッドの心』(安全地帯)

【地声最低音】mid1E(E3) ※全体で5回
★m2C#[もっ]とKi[ss]m1G#をたm2D[の]しん]m1F#[だり]【Aメロ】
★そっm1F#[と抱]いていG#–F#–m1E^[るぅぅ[ぅ[よ]り]
★かな1G#–m1E–F#[う[の]に]【サビ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で6回
★い2D[ま以]上そm2G#–F#–E[れ以]上]愛]され]るのに【サビ】
【補足】mid2D~mid2F#を含むフレーズ一覧
★m1F#–G#[わ]す]れそうな想い2E–m2F#[出を[ぉ]【Aメロ】
★m2C#[わす]れてしm2E–D[ま]えば]ぁぁぁ]
★m1F#[あ]な[た]は[そ]のC#–m2D[透[き]と]おった瞳のまC#[まで]【サビ】
★m1F#–G#[わ]す]れそうな想い2E–m2F#[出を[ぉ]【Aメロ】
★m2C#[わす]れてしm2E–D[ま]えば]ぁぁぁ]
★m1F#[あ]な[た]は[そ]のC#–m2D[透[き]と]おった瞳のまC#[まで]【サビ】
まず、『ワインレッドの心』についてです。この楽曲は、1983年末にロックバンド安全地帯によりリリースされたシングル作品です。作詞は井上陽水さん、作曲は玉置浩二さん、編曲は安全地帯および星勝さんによりなされました。
同曲はバンドとしては最大のセールスを記録した作品であり、1984年の年間レコードランキングでは2位の売上を記録しました。『悲しみにさよなら』などとともに、バンドを代表する楽曲であり、カバーも多くなされています(先述の井上陽水さんもセルフカバーしています)。
『ワインレッドの心』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としてはのやや高め(体感的には「高め」くらいかも)のレンジで歌メロが作られています。一般的な男性は少しキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲はAメロとサビで歌メロが作られています。サビでmid2G#などの高音が登場し、mid2D辺りが比較的多いです。①全体的にゆったりしたテンポであること、②低音がやや高いこと、③玉置浩二さんの声量などを考慮すると、見た目より高音感があるのではないかと私は分析しています。こうした要素を踏まえると、「中高音寄りの声域の男性」にマッチしやすい曲であると想定しています(「女声域に近似するような高音男性」についてはキーを上げてもよいかも)。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。同曲を過去にカバーした女性だと椎名林檎さんが原キー+1(m1F~hiA)倖田來未さんやが原キー+2(m1F#~hiA#[しっとりめのアレンジ])、BENIさんや高橋真梨子さんが原キー+3(m1G~hiB)、島津亜矢さんが原キー+6(m2A#-hiD[原曲に近くややポップ])で歌唱されています。この辺りが一つの目安になると思います。
ちなみに、女性歌手の秋元順子さんは原曲キーでカバーしています。原曲よりもしっとりしたニュアンスですが、低音が得意な女性などは試してみてもよいかもしれません(サブスクなどでも配信されています)。
最後に『ワインレッドの心』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロやサビで登場します。登場回数は5回程度です。これに次ぐ低音としては、mid1F#が26回登場します。こうした傾向から、男性曲の低音としてはやや高めであると私は分析しています。
次に、地声最高音mid2G#はサビで計6回登場します。このmid2G#に次ぐ地声高音としては、mid2F#がピークとなる場面が計2回、mid2Eが2回、mid2Dが14回登場します。こうした傾向から、男性の音域としては高く、一般的にはキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
ちなみに、先述の井上陽水さんは、原曲よりも4つ低いキー(m1C~m2E) で歌唱しています。原曲よりもしっとりしたニュアンスですが、このバージョンで歌ってみるのもよいと思います(特に低音が得意な男性などにおススメ)。
『ワインレッドの心』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、練習曲やカラオケにおススメです。また、ビギナー向けの調整も可能です。ただ、キー調整をしたからといってただちに原曲のような歌唱が出来るわけではないので、弛まぬ練習を心掛けたいです。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにおススメです。全体的にしっとりしており、歌のよさが映える作品です(力量は問われますが)。
『ワインレッドの心』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2G#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2D辺りが全体的に多く、要所でmid2F#やmid2G#などが登場します。低音も男性曲としてはやや高めです。一方、間奏は1番サビ2番サビ終了後に、それぞれ15秒ずつ設けられており、少し負担が軽減されます。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。
【まとめ】
①サビが特に高いが、Aメロもそこまで低くはない
②原キーだと「標準よりやや高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③カバーも含め、参考になることが多い
④メロがよく、カラオケや練習曲に向く
⑤高音が苦手な男性は井上陽水さんのカバーなども参考にしてみるとよい