『ヒカリへ』(miwa)
【地声最低音】mid2B(B3) ※重要度は高くない
※【補足】参照
【地声最高音】hiE(E5) ※全体で2回程度
★せhiB–hiA[つ]ない] hiD–hiE地[ほ[ど]に]【サビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※ラストサビで1回
★せhiB–hiA[つ]ない] hiD地–hiE裏[ほ[ど]に]【ラストサビ】
【補足】hiB~hiDを含むフレーズ一覧
★m2B[理]想げhiB裏–hiA[ん]じ]つ ワンクB裏[リッ]ク]【1番Aメロ】
★かhiD裏–hiC地–hiB[な]し]み]の生まれた場所たどって
★そhiD裏[の]ぉきhiB[ず] やB–hiA[さ]し]く触れて癒せたなら
★溢れるおhiB–hiA[も]い] hiD地[愛]は君を照らすひか[り]になれる【サビ】
★hiD地[そ]こに私がいないとA–hiB[し[て]も いB地[まは]そっと抱きし]めてあげる
★m2B[う]んhiA–hiB[め[いだ]って]引[き[寄せ]ぇて] か[がB[やき]つ[づB[け]た[いB[よ]
★(奇跡だって) 起こhiB–hiC[せ[る]って] 信B–hiD地[じ[たい] 信[じ]たい
★そんhiA–hiB–hiC^[な[こ[と]な]い もっB[と]あ[いを知]りC地–B[た]い]【Cメロ】
★孤独がぬくもりをhiA[知るために]あ[るのなhiB[ら]
★hiB[し]あ[わ]せはいhiA[つだってそ]こにあるのに hiC–B[A]h]
まず、『ヒカリへ』についてです。この楽曲は、2012年に女性シンガーソングライターのmiwaさんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされた『Delight』に初収録されました。同アルバムには、『ホイッスル〜君と過ごした日々〜』、『ミラクル』といったシングル曲が収録されております。アルバムは12万枚を超えるヒットを記録しました。こうした実績により、2013年には自身初の紅白歌合戦への出場を果たします(ランキング分析ブログBillion Hitsより引用)。
さて、『ヒカリへ』はフジテレビの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲は出荷ベースで10万枚のCDセールスを記録しました。2013年に出場した紅白では、同曲が披露されます。
『ヒカリへ』は配信部門でもロングヒットを続け、2018年にはミリオンヒットを達成しました。2012年リリースの作品で100万ダウンロードを達成した邦楽曲は『ヒカリへ』のみであり、こうした点からも2012年を代表する人気曲の筆頭といえると思います。2020年にmiwaさんのYouTubeチャンネルでフル公開されたミュージックビデオも2000万回を超える再生回数を記録しており、人気の高さがうかがえます。
『ヒカリへ』は打ち込みサウンドとアコースティックギターを主体としたダンスポップナンバーです。歌メロはAメロサビと展開します。四つ打ちのノリの良い楽曲ですが、全体的にサビの尺が長く、そうした点も心地よさの1つだと思います。作詞作曲はmiwaさん、編曲はNAOKI-T(ナオキ・ティー)によりなされました。NAOKI-Tさんはmiwaさんの楽曲のアレンジを多く務めたほか、ヒップホップグループのケツメイシやFUNKY MONKEY BΛBY’Sとも縁が深く、代表曲の多くに携わっております。
『ヒカリへ』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高い(裏声を駆使しても全「高め」)のレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的な女性はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音がmid2Bと比較的高いです。また、実質的なメロはmid2D~hiE辺りで作られており、相対的にhiA,hiB辺りの中高音域が非常に多く登場します。そのため、ある程度高音域が得意な女性でもスタミナが求められるのではないかと私は分析しました。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。歌ってみたなどの動画を確認すると、同曲の1オクターブ下のレンジを歌唱する男性もおられるようで、音域的には男性がオク下げで歌唱することも可能です。私の印象では、カラオケで歌い慣れた男性だと「オク下げ+キーを3つ程度上げる」とよりマッチするのではないかと推測しております(一つの例として)。
最後に『ヒカリへ』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2BはAメロやサビ等で登場します。ただ、今回登場する最低音は歌い出しの瞬間的な音であるため、あまり厳密でなくてもよいのではないかと私は分析しました。このmid2Bに次ぐ低音としてはmid2Dが登場し、女性曲としても低音域が高い楽曲だといえます。そのため、相対的にhiA以上の中高音域の割合が高くなり、スタミナが要求されます。
次に、地声最高音hiEについてはサビで登場します。登場回数は2回程度です。ただ、ライブ映像などを確認すると、miwaさん自身はhiEを裏声にすることも多いようです。私としても地声のhiEにそこまでこだわらなくてもよいのではないかと推測しました。
ただ、同曲はhiEに次ぐ高音としてhiDが多く登場します(全体で10回前後登場)。hiDは女性の音域としては高めの音階ですので、一般的な女性はやはりキーを下げた方がより歌いやすいのではないかと私は推測しました。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『ヒカリへ』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。同曲は基本的なメロがmid2D~hiE辺りで作られており、体感的な音域は広くありません。原キーだと大変な曲ですが、キー調整を加えれば、練習曲としても使いやすいのではないかと私は分析しております。同曲はメロディー自体も親しみやすく、その点でも取っつきやすいと思います。
『ヒカリへ』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD(hiE)辺りのレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は相対的に中高音域の割合が高く、体力的にも辛くなりやすいです。こうしたことを踏まえると、「(ある程度)高音域が得意な女性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。全体的に中高音域の割合が高いため、高音域が得意な人の方が有利に働きやすいです。ボカロ曲などが歌える「高音域が非常に得意な女性」もレパートリーの視野に入れてよいのではないかと思います。
『ヒカリへ』は原曲キーだと難易度が高いですが、全体的にノリの良いダンサブルなポップであり、カラオケでも歌いやすいと思います。2010年代前半を代表するヒット曲の1つでもあり、思い入れの強い人も多いかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★(奇跡だって) 起こhiB–hiC[せ[る]って] 信B–hiD地[じ[たい] 信[じ]たい
★そんhiA–hiB–hiC^[な[こ[と]な]い もっB[と]あ[いを知]りC地–B[た]い]【Cメロ】
★孤独がぬくもりをhiA[知るために]あ[るのなhiB[ら]
★hiB[し]あ[わ]せはいhiA[つだってそ]こにあるのに hiC–B[A]h]
まず、『ヒカリへ』についてです。この楽曲は、2012年に女性シンガーソングライターのmiwaさんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年にリリースされた『Delight』に初収録されました。同アルバムには、『ホイッスル〜君と過ごした日々〜』、『ミラクル』といったシングル曲が収録されております。アルバムは12万枚を超えるヒットを記録しました。こうした実績により、2013年には自身初の紅白歌合戦への出場を果たします(ランキング分析ブログBillion Hitsより引用)。
さて、『ヒカリへ』はフジテレビの月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌として書き下ろされました。楽曲の質も相まって、同曲は出荷ベースで10万枚のCDセールスを記録しました。2013年に出場した紅白では、同曲が披露されます。
『ヒカリへ』は配信部門でもロングヒットを続け、2018年にはミリオンヒットを達成しました。2012年リリースの作品で100万ダウンロードを達成した邦楽曲は『ヒカリへ』のみであり、こうした点からも2012年を代表する人気曲の筆頭といえると思います。2020年にmiwaさんのYouTubeチャンネルでフル公開されたミュージックビデオも2000万回を超える再生回数を記録しており、人気の高さがうかがえます。
『ヒカリへ』は打ち込みサウンドとアコースティックギターを主体としたダンスポップナンバーです。歌メロはAメロサビと展開します。四つ打ちのノリの良い楽曲ですが、全体的にサビの尺が長く、そうした点も心地よさの1つだと思います。作詞作曲はmiwaさん、編曲はNAOKI-T(ナオキ・ティー)によりなされました。NAOKI-Tさんはmiwaさんの楽曲のアレンジを多く務めたほか、ヒップホップグループのケツメイシやFUNKY MONKEY BΛBY’Sとも縁が深く、代表曲の多くに携わっております。
『ヒカリへ』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高い(裏声を駆使しても全「高め」)のレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的な女性はキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音がmid2Bと比較的高いです。また、実質的なメロはmid2D~hiE辺りで作られており、相対的にhiA,hiB辺りの中高音域が非常に多く登場します。そのため、ある程度高音域が得意な女性でもスタミナが求められるのではないかと私は分析しました。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。歌ってみたなどの動画を確認すると、同曲の1オクターブ下のレンジを歌唱する男性もおられるようで、音域的には男性がオク下げで歌唱することも可能です。私の印象では、カラオケで歌い慣れた男性だと「オク下げ+キーを3つ程度上げる」とよりマッチするのではないかと推測しております(一つの例として)。
最後に『ヒカリへ』の音域についてですが、【地声最低音】mid2B(B3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2BはAメロやサビ等で登場します。ただ、今回登場する最低音は歌い出しの瞬間的な音であるため、あまり厳密でなくてもよいのではないかと私は分析しました。このmid2Bに次ぐ低音としてはmid2Dが登場し、女性曲としても低音域が高い楽曲だといえます。そのため、相対的にhiA以上の中高音域の割合が高くなり、スタミナが要求されます。
次に、地声最高音hiEについてはサビで登場します。登場回数は2回程度です。ただ、ライブ映像などを確認すると、miwaさん自身はhiEを裏声にすることも多いようです。私としても地声のhiEにそこまでこだわらなくてもよいのではないかと推測しました。
ただ、同曲はhiEに次ぐ高音としてhiDが多く登場します(全体で10回前後登場)。hiDは女性の音域としては高めの音階ですので、一般的な女性はやはりキーを下げた方がより歌いやすいのではないかと私は推測しました。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『ヒカリへ』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。同曲は基本的なメロがmid2D~hiE辺りで作られており、体感的な音域は広くありません。原キーだと大変な曲ですが、キー調整を加えれば、練習曲としても使いやすいのではないかと私は分析しております。同曲はメロディー自体も親しみやすく、その点でも取っつきやすいと思います。
『ヒカリへ』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD(hiE)辺りのレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。今回は相対的に中高音域の割合が高く、体力的にも辛くなりやすいです。こうしたことを踏まえると、「(ある程度)高音域が得意な女性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。全体的に中高音域の割合が高いため、高音域が得意な人の方が有利に働きやすいです。ボカロ曲などが歌える「高音域が非常に得意な女性」もレパートリーの視野に入れてよいのではないかと思います。
『ヒカリへ』は原曲キーだと難易度が高いですが、全体的にノリの良いダンサブルなポップであり、カラオケでも歌いやすいと思います。2010年代前半を代表するヒット曲の1つでもあり、思い入れの強い人も多いかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
ついこの前にお願いしたばかりのリクエストなのに、1曲目もう出して下さって本当にありがとうございます!
引き続きよろしくお願いいたします。