『Bang Bang』(Jessie J + Ariana Grande + Nicki Minaj)

【地声最低音】mid1G(G3) ※瞬間的で聞き取りにくい
★m2B[You’ve been waiting for that]【Aメロ】
★hiA#[You need] a [good] girl to blow your min[d]m2B, B–A#–m1G^^[ye[a[a]a]h]
★m2C[It’s] Myx [Moscato, it’s] frizz [in a bottle, it’s]【ラップ】
★Uh, m2C[B] m2A#–C[to the] A] A#[to the] N] A#[to the] G]
【地声最高音】hiG(G5) ※全体で2回(1場面)
★You C[need] a hiG–F–D#[bad] girl] to] F[blow] G[your] F–D#–C[mi]n]d], [your m]in[d]【ラストAメロ】
【補足】hiC~hiD#辺りを含むフレーズ一覧
☆hiD#–A#[She got a bo]dy like an hourglass]【Aメロ】
☆hiA#–hiC[But I can give it to you all [the time]
★m2B[Bang, bang] into hiA#–hiC[the [room]【サビ[Chorus]】【地声最高音】hiG(G5) ※全体で2回(1場面)
★You C[need] a hiG–F–D#[bad] girl] to] F[blow] G[your] F–D#–C[mi]n]d], [your m]in[d]【ラストAメロ】
【補足】hiC~hiD#辺りを含むフレーズ一覧
☆hiD#–A#[She got a bo]dy like an hourglass]【Aメロ】
☆hiA#–hiC[But I can give it to you all [the time]
★(hiA#[I know you want it])
★hiD#[Wait] A#[a minute, let me take] D–C[you] there]
★(hiF–D#–C[Seat] of] my ca]r)【2番サビの副旋律】
★C–hiD#^[See, any[bo]dy could] be C[good] to [you]hiD#【ラストAメロ】
※☆がよく登場する
まず、『Bang Bang』についてです。この楽曲は、女性シンガーソングライターのJessie J(ジェシー・J)さん + Ariana Grande(アリアナ・グランデ)さん + 女性ラッパーのNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)さんによりリリースされたシングル作品です。同曲は、全米シングルチャートBillboard Hot 100では最高位3位を獲得し、全米だけで1000万DLを達成するなど大きなヒットとなりました。日本でも配信部門で10万DLを達成したほか、ストリーミング部門でも5000万再生を達成するなどロングヒットしました。
『Bang Bang』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高いレンジで歌メロが作られています。一般的な女性は少しキーを下げた方が歌いやすいと思います(ただ人によっては原キーのままでもいい【詳細は後述】)。
今回は、全体的に中高音寄りのメロであり、hiA#~hiD#といった中高音がよく登場します。また、一部はhiFやhiGなどに達するなど高い場面も見られます。低音についてもそこまで低くはありません。こうした傾向から、基本的には「中高音寄りの声域の女性」などに歌いやすい曲だと私は分析しています。
※一方、今回の高音はロックやソウルなどによく見られる発声が用いられ、力強さが強調されています。そのため、ロックやソウルなどの力強い発声が得意な人であれば、「標準的な音域の女性」であっても原キーで歌唱しうると想定しています(J-POPでざっくりいえば、MISIAさん、Superfly、Adoさん、HANAのCHIKAさんなどのような発声が得意であればパワフルな高音が出やすい)。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから6~8つ程度下げてみてください(もしくはキーを4~6つ上げて1オクターブ下を歌う)。ただ、今回はかなりキーを下げる必要があり、一般的な男性だと調整に手間がかかる可能性があります。
「高音域が非常に得意な男性」についてもいくらかキーを下げた方が歌いやすいと思います(ソロの場合は特に)。ただ、原曲のように3人で歌唱するのであれば、原曲キーで歌唱することも可能かもしれません(メタル・ハードコアなど高音が要求される楽曲に慣れておく必要がある)。
最後に『Bang Bang』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiG(G5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、高め(一部は明確に「高い」)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Gは1番Aメロで登場します。ただ、このmid1Gについては瞬間的であり、かなり聞き取りにくいです。そのため、あまり厳密な音程にこだわらなくてもよいと私は想定しています。低音としてはラップパートで登場するmid2A#辺りまでが安定して歌えると形になりやすいと私は想定しています。
次に、地声最高音hiGはラストAメロで計2回登場します(1フレーズに2回含まれる)。このhiGに次ぐ地声高音としては、hiD#がピークとなる場面が計21回と多く、hiDが7回、hiCが24回登場します。これらを考慮すると女性の音域としては高めであり、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいといえます。
一方、今回の高音場面は全体を通して尖ったキンキンとしたニュアンスがあります(アリアナ・グランデさんのパートは幾分か柔らかい)。そのため、ロック系などの発声に慣れている人であれば、頑張って原曲キーで歌唱してみるのも選択肢だと私は想定しています。ただ、「標準より低めの音域の女性」については、いくらかキーを下げた方がより歌いやすい可能性があります。その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。
『Bang Bang』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです(ロック系やソウルなどの歌唱に慣れていた方がよい)。一方、今回は音域が広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにおススメです。ただ、同曲は歌詞がすべて英語詞であるため、日本人だとその辺りがハードルになる可能性があります。ただ、全体的にパワフルかつキャッチーであるため、カラオケなどで歌いこなせると気持ちよさそうだとも私は感じました。
『Bang Bang』を原曲キーで歌唱する場合、hiA#~hiD#(一部でhiF~hiG)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はAメロとサビでこれらが顕著に見られます。ただ、全体的にキンキンしたニュアンスであるため、慣れた人であれば見た目より歌いやすいと私は分析しています。低音についても大よそ標準的です(ただ、「低音が苦手な人」だと少し辛いかも)。
こうした要素を考慮すると、「標準的~高音域が得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました(ただロック系などに慣れてない人だと高音が辛くなりやすい)。今回はソロで歌えなくもないですが、原曲同様に3人で歌った方がより質を高めやすそうです。
【まとめ】
①全体的に中高音が目立つ。低音はラップで顕著だが、そこまで低くはない
②原キーだと「標準的~高音域が得意な女性」向け
③高音はロックやソウルなどに慣れている人の方が取っつきやすいかも
③メロ自体は分かりやすく、練習曲やカラオケ向き
④ソロでも歌唱しうるが、2人以上で歌った方がより質を高めやすい