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『ゼロ』(BUMP OF CHICKEN)の音域

こんにちは。今回はBUMP OF CHICKENの『ゼロ』(2011)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『ゼロ』(BUMP OF CHICKEN)、Zero(BUMP OF CHICKEN)
『ゼロ』(BUMP OF CHICKEN)の音域






【地声最低音】mid1D#(D#3) 

m1D#[ま]いごのあm1F#[し]おと消F#[え]【Aメロ】


【地声最高音】mid2G#(G#4)  ※曲全体で1~2回程度

★ここm2G#[だよ]って おm2D#[そ]わったなまm2G[え]【Cメロ】
☆(ずっと一緒) 離れm2E[な]m2F#[いで] m2G#[yeah ye][ah]m2F#【ラストサビ】

※☆の【yeah】は歌詞表記は無いですが、一応記載しておきます。

【裏声最高音】hiC#(C#5) ※曲全体で1回

★あhiA#[の]hiC#[日]hiB[の]m2F#[ように]笑えなくていい【ラストサビ】


【補足】mid2EhiBを含むフレーズ一覧

★速m2D#[す]m2E[ぎ]D#[世]界で はぐれD#[ない]m2F#[よう]【Bメロ】
★終m2E[わ]m2F#[り]までE[あな]たといたい【サビ】
★それ以外確m2F#[かな]m2E[お]もいが無い
★こm2E[こ]m2F#[で]しかF#[い]E[き]が出来ない
★架hiA#[か]hiB[るに]m2F#裏[じの]m2F#地[もと]にいこう 
★いつかきっと 他にm2E[だ]m2F#[れも] いない場所へ

★やm2D#[く]m2E[そ][く]はしD#E[ない[ま]ま]でいたいよ【Cメロ】
★その瞬間に最後がおとm2D#[ずれる]m2E[よう][で]
m2F#[な]m2E[ん]どでも呼ぶよ  m1D#[最]後が来m2E[ない]ように

 まず、『ゼロ』についてです。この楽曲は、2011年に4人組ロックバンドBUMP OF CHICKENによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2014年リリースの『RAY』に収められております。同曲は、日本レコード協会からプラチナ認定を受けており、25万枚を超えるヒット曲となりました。
 『ゼロ』はゲームソフト『ファイナルファンタジー零式』の主題歌として書き下ろされました。BUMP OF CHICKENはアニメやゲームに造詣の深いバンドでもり、『ゼロ』以前にもゲームソフト『テイルズ オブ ジ アビス』で主題歌やゲーム音楽の制作に携わっております。また、バンプ自体の作品についても『グングニル』、『ユグドラシル』(アルバム名)など、中世が舞台のロールプレイングゲーム、欧州の神話などを想起させるものが見られます。
 私なりのイメージですが、神話や日本のRPGなどの世界観を強く打ち出してヒットした日本の代表的なバンドといわれると、このBUMP OF CHICKENが思い付きます。最近では、J-POPなどでもゲームを想起させる歌詞が書かれることが非常に増えたように感じます。

 『ゼロ』はゆったり目のテンポのバンドナンバーです。演奏時間が7分近い大作となっております。イントロのギターなどの雰囲気はどことなく、英国の伝説的ロックバンド・レッド・ツェッペリンの『Stairway to Heaven』(和名:天国への階段)を想起させます。『天国への階段』はフォーク、ハードロック、民族音楽などの要素からなるプログレッシブ・ロックで、ツェッペリンを代表する作品の1つであります。
 『ゼロ』はAメロBメロサビといった形で作られておりますが、全体としてやや陰影の強い作品となっております。MVなども非常に印象的であります。

 『ゼロ』の声域的な特徴についてです。ゼロの音域はおおよそ一般的な男性の声域の範囲内(もしくは若干高い)で作られております。とりわけ、mid2F#辺りの登場回数が非常に多いです。原曲キーで歌唱できる人も多いかもしれませんが、人によってはキーを下げて歌唱した方が歌いやすいです。同曲は、バンプの作品としては低音に余裕があるため、キー調整も可能です。


 最後に『ゼロ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3) ~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の声域の範囲内もしくは若干高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#については、Cメロとラストサビ辺りで1回ずつ登場します。登場回数としては少なめです。一方、同曲では、mid2F#が曲全体で30回前後登場し、非常に多いです。この辺りは一般的な男性の声域の範囲内といえますが、今回は登場回数が多く、スムーズな発声が損なわれやすくなります。努力が比較的報われやすいレンジですが、場合によってはキーを下げて歌唱してもよいと思います。

 『ゼロ』は低音部分に余裕があり、キー調整は可能です。歌い慣れた人であれば、自分の歌いやすいレンジに合わせることができるのではないかと思います。一方、歌い慣れていない人向けの調整も可能だとは思いますが、一部歌いにくい部分も出てくるかもしれません。その辺りも踏まえて練習に励んでください。
 『ゼロ』を原曲キーで歌唱する場合、地声レンジについてはmid2F#辺りが安定してしっかり歌えるとかなり形になってきます(裏声がしっかり出せる前提です)。同曲は演奏時間が長く、登場回数も多いですので、mid2D#~mid2F#辺りが1曲しっかり歌えるかが試されます。この辺りは、一般的な男性でも到達しうるレンジですので、興味を持たれた方は課題曲としてみてもよいかもしれません。

 『ゼロ』は演奏時間が長く、カラオケではヒトカラなどに向きやすいかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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コメント

  1. ぴたっくま より:

    BUMPの中では歌いやすい方だなーと思ったらやや高めなんですねー、個人的にはイントロはXの紅を想起しました

  2. もりっしー より:

    コメントありがとうございます。

    確かにそうですね。記事には書きそびれましたが、
    この曲はm1D#は意外と少なくて、m1F#辺りが多いのです。
    やはり得意な分野が違う人が見ると
    色んな視点が出てきていいですね

    確かに、『紅』とも近いですね。言われて気付きました。

    • ぴたっくま より:

      高音と同じで、低音も最低音だけでなくそれに次ぐ低い音がどれくらい出るか、大事ですね
      mid1F#なら割といい感じだと思います、rayとかハルジオンは歌いにくいですね

      • もりっしー より:

        そうですよね。最低音だけ低いなら別の高い音に置き換えたりできますからね
        確かに両者とも好きな曲ですが、低音しんどいですよね。