なお、『Shower』はアルバム曲ということもあり、アーティストおよびレーベルの公式チャンネルではミュージックビデオなどが公開されておりません。よって、当ブログにおいても動画の添付はありません。
※当ブログが過去に取り上げたヒゲダン作品についてはこちらをご覧ください⇒ヒゲダンの音域一覧
『Shower』(Official髭男dism)
【地声最低音】mid1E(E3) ※聞き取りにくい
★生きられるような人になんてそうm1E[な]れるはずないのに【Aメロ】
※重要性としてはmid1F#の方が高い
【地声最高音】hiB(B4) ※曲全体で20回前後
★m2G#[い]まは[良]くもわ[る]くも落[ち]hiA#–hiB[着[き]って][も]のを【サビ】
★m2G#[いつ]だって僕らはお互hiA#–G#[い]の]A#–hiB[か[おを]
★m2G#–hiA#–hiB[あ[か[らめ]ることが出来るはずなんだ
★あまhiB–hiA#–m2G#[り]に]もマジッ]ク[ア]ワーと【2番サビ頭】
★しゃしhiB–hiA#[んを撮るこ]と]m2G#–hiA#[もなく[なっ]て【Cメロ】
【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場
★(シャワーの後に)バスhiA#–hiB[タ[ブ]の]hiC#裏–B[な]か]ぁで【サビ】
【補足】mid2G~hiBを含むフレーズ一覧
★曇った窓にゆm2F#[び]をはしらせて【Aメロ】
★消しm2G#–m2F#[て]も]ちゃんとのG#[こっ][た]名画を笑えただろうにな
★肩が触れm2G–m2F#[て]か]らの[こ]G[とを][ぉ]鮮明に覚えている【Bメロ】
★まるでm2G#[シャ]ワーの[よ]うにしG#–hiA#–hiB裏[あ[わ[せ]を浴びせ合ってた【サビ】
★あの頃はm2G#–m2F#[どう]だった?]
★立ち上る湯気のようにm2G#–m2F#[ほ]ら]
まず、『Shower』(シャワー)についてです。この楽曲は、2021年に4人組ロックバンドOfficial髭男dismによりリリースされたアルバム『Editorial』(エディトリアル)に収められております。同アルバムには、『I LOVE…』(過去記事)、『Cry Baby』(過去記事)、『Laughter』(過去記事)などの人気曲が収められております。
さて、『Shower』はアコースティックギターなどが基調となったバンド曲です。シングル曲などと比べると少し落ち着いた印象があります。私自身は、ヒゲダンといえばピアノなどを中心としたアレンジをするイメージでしたので、アコギが登場するフォーキーなアレンジという点で新鮮に感じました。
同曲は、詞先で制作され、歌詞の後にメロディーが作られました。そうしたこともあり、個人的には歌詞の良さが印象に残りました。特に【駄菓子やテレビゲームに囲まれ 変わらないままで 変わったままで】という歌詞は、「今の時代のバンド」っぽさを感じます。
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『Shower』の音域的な特徴についてです。同曲は、一般的な男性の音域よりも高いレンジで歌メロが作られております。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいと言えます。低音域には余裕がありますので、キー調整などはしやすいです。
また、女性にとっては低音域が少し歌いにくいのではないかと思いますが、原曲キーでの歌唱もある程度可能だといえます(一般的には少しキーを上げた方がよさそう)。
最後に『Shower』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロで登場します。ただ、ここは重要度としては非常に低く、あまり気にしなくてもよいと思います。低音域ではmid1F#辺りが意外と多いので、このmid1F#辺りがしっかり歌えることを一つの目標とするとよいと思います。
女性の場合は、低音域のmid1F#辺りが少し歌いにくく感じられるかもしれませんが、原曲キーで歌唱することも可能だと思います。ただ、標準よりも音域が高い女性はキーを上げた方が歌いやすいと私は分析しました。
一方、地声最高音hiBがサビやCメロを中心に登場します。曲全体では20回程度と多いです。そのため、一般的な男性の場合はキーを上げた方が歌いやすいといえます。目安としてですが、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください(♭3~4)。
『Shower』は低音域に余裕があり、キー下げなどは可能であります。歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに合わせることができると思います。ただ、音域自体がやや広いですので、ビギナーなどはキー調整をしたとしても少し歌いにくく感じられる部分が出てくるかもしれません。また、裏声などが用いられている場面もありますので、そうした点からも歌い慣れた人向けの楽曲といえます。
ただ、私なりの印象ですが、アルバム曲ということもあってかヒゲダンの人気曲などと比べると、少し手を付けやすくなってるのではないかと思います。
『Shower』を原曲キーで歌唱する場合、地声最高音のhiBをしっかり歌いこなせる力が求められます。このhiBの登場頻度が高く、また裏声などの使い分けも必要不可欠になります。AメロBメロのでは、mid2F#~mid2G#辺りが高音として登場します。こうした点からも、原曲キーの場合は、「高音域が得意な男性」向けの楽曲といえます。また、「標準~やや低めの音域の女性」なども合いやすいと思います。
『Shower』は夕暮れなどを思わせる切ない作品であります。カラオケで盛り上がる曲とは言い難いですが、私自身は、アルバムの中でも特に好きな作品の1つです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
※当ブログが過去に取り上げたヒゲダン作品についてはこちらをご覧ください⇒ヒゲダンの音域一覧
コメント
編集&投稿お疲れ様です。
Editorialの曲は基本的に既にリクエスト来てるかなと思い、リクエストせず待ってました。
やはり最高音自体は高くないですが、hiBだけだとこれくらいの回数になってしまうんですね笑
他の曲もhiC以下のみを数えて見るのも面白いかもしれませんね。
ベーコンさん、コメントありがとうございます。
Showerは結構前からリクエストが来てたのですが、
ヒゲダン自体が人気があるので、旧譜の曲の要望も来てて
そっちを対応してたのです。
他の曲もhiBなどの回数を数えてもいいかもですね。
hiAが4回だけの曲と、全体で20回登場する曲だと
感じ方も変わりますからね。
いい曲
コメントありがとうございます
個人的には歌詞が非常に好きな曲ですね