『真赤』(My Hair is Bad)、Makka(My Hair is Bad)
【地声最低音】mid1D#(D#3)
★m1D#[こ]ころの中までわかった気がした【Aメロ】
★ゆm2D#[う立ちの止ん]だ街が近付けた ただ m1D#[陽]が落ちた
※聞き取りにくい。mid1Gを低音の基準としてもよい
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※曲全体で7~8回程度
★翌朝 君はさm2G#[きに出て]いった 僕にと 鍵 のm2F[こ]して【Aメロ】
★曖昧m2F–m2G–G#[なち[かい[会い]たい]がい]たい【Bメロ】
★0.1 m2F–m2G–G#[びょうで[あき[る]毎]日]が【Cメロ】
★目が合うだけm2F[で]も なぜだかむm2G–G#[ねが[い]たん][だ]
★m2G–m2F[き]み[の]い[ぬ]な[り]に]G–m2G#[気をつ[かっ]たん][だ]
【補足】mid2D#(一部のみ)~mid2Gを含むフレーズ一覧
★m2D#[携帯なんて出なく]て[いい] いつの[間にか時間が止まれ]ば[いい]【Aメロ】
★「あなた、犬m2G[み]たいm2F[でいい]」って
★m2D#[三番]m2G–m2F[線]に][か]なしい[音F[が]な]が[れた]【Bメロ】
★m2G–m2F[バ]イ[バ]イ[が]聞[こ]え[な]く[な]る[ように]
★はm2G–m2F[る 恋に落ち]て]ぇ G[耳を澄まし]て]ぇ【サビ】
★(君を探して) m2D#–m2F[僕は[だ]れ[か]m2G[を]
★m2F–m2G[夏[のに]おい]m2D#[がした]
★ (どんな写真があったのか)m2D#–m2G[気になっ[た]【Cメロ】
まず、My Hair is Bad(マイヘアーイズバッド)について少し説明します。通称マイヘアことMy Hair is Badは2008年に結成、2016年にメジャーデビューした3人組のロックバンドです。ジャンルとしては、オルタナティブロックなどに属します。
同バンドの人気のある楽曲としては、今回取り上げる『真赤』、『恋人ができたんだ』、『いつか結婚しても』などがバンドのYouTube公式チャンネルで多くの再生回数を集めているようです。2022年には、最新アルバム『angels』をリリースしております。その中に収録されている『歓声をさがして』なども私は良い曲だと感じました。
マイヘアは楽曲の質もさることながら、ライブも人気が高く、フェスなどでも大きなステージに立っております。また、2022年4月にはさいたまスーパーアリーナでの2Daysライブなどを実施しました。また、長らく出演してなかったテレビ番組でのライブパフォーマンスも果たしました。2010年代後半に特に飛躍したバンドの1つといってよいと思います。
さて、『真赤』(まっか)についてです。この楽曲は、2015年に3人組ロックバンドMy Hair is Badによりリリースされたシングル作品『一目惚れ e.p.』に収められております。アルバムとしては、同じ年にリリースされたアルバム『Woman’s』に収録されました。いずれもインディーズ時代の作品になります。
『真赤』はシングルの発売に先立ち、バンドのYouTube公式チャンネルでミュージックビデオが公開されております。公開されたMVは、2022年4月現在、2500万回もの再生回数を記録しております。バンドの中でも特に多くの人気を獲得している楽曲の1つといえます。
『真赤』はアップテンポのロックナンバーです。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られております。ただ、2番は1番の展開を踏襲せずに、Cメロ⇒ラストサビという展開をし、フィナーレを迎えます。そのため、演奏時間は3分半程度と比較的短めで密度が濃いです。こうした展開は最近のJ-POPでも非常に増えております。
『真赤』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性としてはやや高め(もしくは高め)の音域で歌メロが作られております。
同曲は低音域が男声として高く、基本となるメロディーがほぼ1オクターブで作られております。そのため、楽曲の序盤からmid2D#~mid2G#辺りが多く登場するようになります。地声最高音はmid2G#ですが、男性曲としては高く感じやすいのではないかと思います。逆に、女性などは意外と原曲キーでも歌唱可能です(歌い慣れた女性はキーを上げた方が良い)。
最後に『真赤』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高め、もしくは高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1D#については、Aメロで登場します。このmid1D#については余り厳密にこだわらなくてもよいと思います。低音域の基準としてはmid1G辺りを置いても良いです。
同曲は、男性曲としては低音域が高めであります。そのため、男性よりもむしろ女性の方が原曲キーで歌いやすいかもしれません。高音域があまり得意でない女性や、歌い慣れていない女性などはおススメしやすいです。
次に地声最高音mid2G#はAメロやBメロ等で登場します。登場頻度は7~8回と比較的高めです。このmid2G#辺りは一般的な男性の音域よりも少し高く、歌い慣れた男性であってもスムーズな発声が損なわれやすいです。場合によっては、キーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、一般的な音域の男性は、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
『真赤』は大まかな音域はそこまで広くなく、キー下げなどは行いやすいです。そのため、歌い慣れた人はもちろんですが、ビギナー向けの調整も可能なのではないかと思います。当然、ただキーを下げればすぐに原曲のように歌いこなせるわけではありません。ボーカル椎木知仁さんような表現をするためにはしっかり歌い慣れておく必要があります。その点は留意しておいてください。
同曲は音域面ではキー調整などがしやすいため、取っつきやすいといえます。反面、リズムなどが取りにくい部分もありますので、原曲をしっかり聴き込んでおく必要があります。
『真赤』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G,mid2G#といった音階をしっかり歌いこなせる力が求められます。先述しておりますが、同曲は曲全体を通してmid2D#~mid2G#辺りが多く見られます。そのため、ある程度高音域が得意な男性であってもスタミナが削られやすいです。そうした点を踏まえて練習に臨んでください。原曲キーだと、「標準よりやや高めの音域の男性」~「高音域が得意な男性」などが合いやすいです。また、「標準より低めのレンジの女性」などもおススメです。
『真赤』はアップテンポのバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います(歌詞の一部は少しTPOを選ぶかもですが)。私自身は、歌詞内容なども独特であり、耳に残りました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
声質や歌い方がかなり独特ですよね、音域的にも高いのか低いのかも分かりにくかったです
当ブログはライブに強いバンドの記事が若干少ない気がしてるのでこういうリクエストは増えてしまいますね
ぴたっくまさんコメントありがとうございます。
確かに椎木さんの歌声って結構アクが強いですよね。
音域的にはポルノグラフィティとかと近いですね。
だから、一般的な音域の男性だと体力的にしんどいと思います。
必ずしも「カラオケに向きやすい」=「ライブが盛り上がる」ではないですからね。
自選曲だとどうしてもカラオケでの歌いやすさを考えてしまいます。
参考になりますので、またリクエストください。
自選曲だと歌いやすいものを選んでるんですね、個人的には難しい曲の方が音域気になるのですがブログの読者はそうでもないんでしょうか。(好きだけどBUMPの曲とかはリクエストしないですしね)
音域ブログによく来る人は、恐らく高音域の曲とかに興味があるのではないかと思います。
リクエストでも高音域な歌手に集まる傾向にあります。
一方で、「高音域ではなくても上手くなりたい」という人からのリクエストも一定数あるので
そこまで高くない自選曲の選択肢に入れることがありますね。
高音が苦手な人でも歌える曲が分かれば、全体のすそ野を広がると考えてます。
意識せずに普通に選曲するとどうしてもhiA以上の曲ばかりになってしまうので
あくまでバランスを取る意味で「m2G以下」を意識してる感じですね。
まあそれでもhiA以上の曲が多くなってしまうので、なかなか難しいのですが。
そもそもhiA以上の曲のが割合的に多いから仕方ないですね
個人的には歌メロに余裕のある曲ならhiAくらいだと一般人でも挑戦しやすそうに思えます。(90年代の曲だとhiAくらいだと、驚くほど歌いやすいように感じ、逆に最近の曲はhiAでも難しいです。)
自分のリクエストも、取り上げられてないバンドを取り上げて欲しいというケース除くとほとんど高音曲メインですね。キーの高い曲聞いてるとここのブログを気付けば開いてます()
ありがとうございます。明日取り上げる曲はまだ決めてないのですが
男性曲なら恐らく比較的高めになると思います(比較的では無いかもですが)。
全く別件なのですがクリープハイプのリクエストをHE IS MINEからSHE IS FINEに変更させていただきますか?振り回して悪いです
大丈夫です。まだ調査してないので差し替え可能です。