『歓声をさがして』(My Hair is Bad)、Kansei wo Sagashite(My Hair is Bad)
【地声最低音】mid1G(G3)
★なんでもあるなんて嘘m2A#–m1G[だっ[たん]だ]【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA#(A#4) ※全体で5回程度
★全hiA#地–m2G–F[生]徒が]聴い]ていた【Bメロ】
★m2G–G#–hIA#[大[好き[ば]か[り] 見つけに[行G#[きた]い]【サビ】
★もうm2G–hiA#[持って[い]る]m2F[の]に足りないや【2番Aメロ】
【補足】mid2F~mid2G#を含むフレーズ一覧
★ベッドの上m2F–m2G[か[ら]もううG–G#[ごけな[く][な]って【Aメロ】
★テレビでは友達がわm2F–m2G[らって[い]た]んだ
★m2G[DJ] おG[願い さぁ] [ぼ]くのm2F–G[曲[を]か]けて
★悲しみをm2F[ティッ]シュに包まF–m2G[せ[てくれ]
★一m2G[週]間F–m2G[ま[るごと 学校]や[す]んで出かけて【Bメロ】
★探してみても見つからm2G[ない]
★心の放m2G[送]室 鍵は掛m2F[け]な[い]で[ね]
★おんがm2G–F[く]で]もいい 映G{画]で]も[いい]【サビ】
★(YouTubeでも) お笑m2G–m2G#[いで[も]いい]
★今ドキm2F–m2G–G#[ド[キで[き]る]も]のをG[手]に]取り[たい]
★(DJ放送室 僕の曲をかけて) みんながかm2F–m2G[えっちゃ[う]ま]えに
★もうm2G–m2F[持っ]てる]のにどこG[に]ある]のか【2番Aメロ】
まず、『歓声をさがして』についてです。この楽曲は、2022年に3ピースロックバンドMy Hair is Badによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌月にリリースされた『angels』に収められております。同アルバムには、シングル『カモフラージュ』、『白昼夢』、『味方』といった作品が収録されております。
その中で、『歓声をさがして』はアルバムの先行曲として配信シングルリリースされました。私自身も特に歌詞が好きで、リリース当時よく聞いていた記憶があります。マイヘアのYouTube公式チャンネルではミュージックビデオだけでなく、ライブの映像も公開されております。
『歓声をさがして』はアップテンポのバンド曲です。歌メロはAメロBメロサビと展開しますが、全体的に元気のいい作品で、その分歌メロのレンジも高音寄りになります。また、歌詞については「1週間丸ごと学校を休んで」、「DJ放送室 僕の曲をかけて」といった学生時代を連想するようなフレーズが多く並んでおります。作詞作曲はボーカル&ギターの椎木知仁さんによりなされました。
『歓声をさがして』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高め、もしくは高いレンジで歌メロが作られております。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は最低音がmid1Gであり、男性曲としては高いです。そのため、相対的に中高音域の頻度が高く、mid2F~mid2G辺りが非常に多いです。そのため、このレンジがしっかり歌える人でも体力的に辛くなりやすいのではないかと推測されます。
一方、最低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。女性の得意レンジなどを考量すると、一般的な音域の女性はキーを少し上げた方が歌いやすいと思います。ただ、「標準よりやや低めの女性」等は原曲キーでもマッチするかもしれません。また、「普段歌い慣れていない女性」などにも良さそうです(少しリズムが難しい部分がありますが)。
最後に『歓声をさがして』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Gは2番Aメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、男性曲でこのmid1G辺りが最低音となる曲は、かなり高い確率で「男性にとってはキーの高い楽曲(スタミナも不可欠)」となります。今回の『歓声をさがして』についても明確にそうした特徴を備えております。
反面、同曲は低音が高い分、女性が原曲キーで歌唱することも可能です。とりわけ、「標準より(やや)低めの音域の女性」は原曲キーがマッチしやすそうです。一般的な音域の女性は、キーを少し上げた方がより歌いやすいと思います。
次に、地声最高音hiA#については、Bメロやサビで登場します。登場回数は5回程度です。また、このhiA#以外では、曲全体を通してmid2F~mid2G辺りが非常に多いです。そのため、一般的な音域の男性は通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キー〜2〜3つ程度下げてみて下さい。
『歓声をさがして』は低音域に余地が大きく、キーを下げしやすいです。同曲は音域自体はそこまでも広くないため、ある程度キー調整の融通が利きやすいです。そのため、ビギナー向けの調整も可能だといえます。ただ、キー調整をしたからといって、ボーカル椎木知仁さんのような表現がすぐにできるわけではありません。また、同曲は、一部でリズムが取りにくい部分もあります。原曲を何度も聴き込みながら、練習に励んでください。
最近のJ-POPの1つの傾向ですが、『歓声をさがして』は歌メロが速く、またメロとメロの感覚が短いため、息継ぎがしにくい部分があります(今回はAメロやBメロ)。そのため、テンポを落として練習するのもよいと思います。また、「どこで息継ぎをするか」といったことも頭に入れておいた方がいいです。
『歓声をさがして』を原曲キーで歌唱する場合、高音域はmid2F~hiA#といったレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。先述のように、同曲はAメロ~サビまで全体的に高音寄りで、中高音域が超頻出です。そのため、体感的にキーが高く感じやすく、体力的に消耗しやすいです。そのため、「(ある程度)高音域が得意な男性」、「標準より(やや)低めの女性」などが原曲キーに合いやすいと私は分析しました。
『歓声をさがして』はアッパーなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。また、私自身は歌詞が非常に好きです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
次に、地声最高音hiA#については、Bメロやサビで登場します。登場回数は5回程度です。また、このhiA#以外では、曲全体を通してmid2F~mid2G辺りが非常に多いです。そのため、一般的な音域の男性は通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キー〜2〜3つ程度下げてみて下さい。
『歓声をさがして』は低音域に余地が大きく、キーを下げしやすいです。同曲は音域自体はそこまでも広くないため、ある程度キー調整の融通が利きやすいです。そのため、ビギナー向けの調整も可能だといえます。ただ、キー調整をしたからといって、ボーカル椎木知仁さんのような表現がすぐにできるわけではありません。また、同曲は、一部でリズムが取りにくい部分もあります。原曲を何度も聴き込みながら、練習に励んでください。
最近のJ-POPの1つの傾向ですが、『歓声をさがして』は歌メロが速く、またメロとメロの感覚が短いため、息継ぎがしにくい部分があります(今回はAメロやBメロ)。そのため、テンポを落として練習するのもよいと思います。また、「どこで息継ぎをするか」といったことも頭に入れておいた方がいいです。
『歓声をさがして』を原曲キーで歌唱する場合、高音域はmid2F~hiA#といったレンジをしっかり歌いこなせる力が求められます。先述のように、同曲はAメロ~サビまで全体的に高音寄りで、中高音域が超頻出です。そのため、体感的にキーが高く感じやすく、体力的に消耗しやすいです。そのため、「(ある程度)高音域が得意な男性」、「標準より(やや)低めの女性」などが原曲キーに合いやすいと私は分析しました。
『歓声をさがして』はアッパーなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。また、私自身は歌詞が非常に好きです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
つい先日のJanne Da Arcと同じ感想を持ちました
最近は最高音は多少高い程度でも最低音が女性曲並に高い曲がすごく増えましたよね。
ぴたっくまさんコメントありがとうございます。
基本的なメロはJanneの曲とほぼ同じですよね。
『歓声をさがして』はAメロBメロが結構速いので、
その分息継ぎもしにくそうです。
この曲も女性の方が歌いやすそうです。