『10% roll, 10% romance』(UNISON SQUARE GARDEN)
【地声最低音】mid2A#(A#3)
★カチコチとm2A#[歯]m2G[ぐる]まがまわ[りG#[だ]す]【Aメロ】
★m2A#[どこ]へ[で]も行けるさ ドアm2G#[は開]け[て]おいたんだよ、奏[で]た[ま]え【Bメロ】
【地声最高音】hiC(C5) ※全体で4回程度
★hiA#–m2G#[リンクしたってしば]らく]内[緒A#[に]しhiC–A#[よ]う]【サビ】
★hiA#[有]史以[来] [僕]だけで十分hiC–A#[だ]か]ら[さ]【ラストサビ】
※hiA#が40回程度登場し、かなり多い
【補足】mid2G#~hiBを含むフレーズ一覧
★2sec そして check m2G[my] m2G#[toe 3sec お]手を]どうぞ、right?【頭サビ】
★変だhiA#[な] m2G[ど]うやって呼吸をしてるのか【Aメロ】
★わかm2G#[ら]な[い]ま[ま]日々が rolling play[ing] していく
★子供だまし like such m2G#[a] G[メ]ロドラマ?【Bメロ】
★嗤っていm2G#[る]だけならお呼G#–hiA#[びじゃ[な]いぜA#[さ]あ]
★m2G#–G[純情]コー]ディネート ちょっと[着G#[替]え]たら
★hiA#–m2G#[テイクミーアウト! 照れ]なが]ら[手A#[を]握ったら【サビ】
★君m2G#[が どんな]風に世界とお[ど]るのか
★もったいないからちょっm2G#[とず]つ[お]しえて欲しいんだ
★m2G#–hiA#[だって[こん]な]君を近[く]で見れるのは
★hiA#[有]史以A#[来] A#–m2G#[僕]だ]け[か]も ねえ
★hiA#[有]史以[来] [僕]だけか[も]【2番サビ】
★ひとつまm2G#[み]くらいの勇気でロマンスは加速G#–hiA[し[て]い[く]か]し[ら]【Dメロ】
★いっそ地m2G#[球]の/自転を急かしちゃうく[らい]の hiA[BPMで 1],[2],A–hiB[1,[2]
★m2G#[テイクミーアウト!照れ]ながら手[を]握ったら【ラストサビ[転調-2]】
★片足ずm2G#[つ]でいい [キャ]ンバスに ta-ta-la-ta 踏み[込]んだら【ラストサビ】
まず、『10% roll, 10% romance』(テンパーセント・ロール、テンパーセント・ロマンス)についてです。この楽曲は、2017年に3人組ロックバンド・UNISON SQUARE GARDENによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2018年のフルアルバム『MODE MOOD MODE』に収録されております。同アルバムには、『fake town baby』や『Invisible Sensation』(過去記事)などが収録されております。
『10% roll, 10% romance』は竹内友さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『ボールルームへようこそ』のために書き下ろされました。ユニゾンは2018年にも『Invisible Sensation』(過去記事)も書き下ろしており、同アニメと縁の深いバンドとなっております。
『10% roll, 10% romance』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域と比べかなり高いレンジで歌メロが作られております。通常はキーを下げた方が歌いやすいです。低音域には余地が多く、キー調整はしやすいです。
同曲は最低音が高く、声域的には男性よりも、むしろ女性の方が歌いやすいのではないかと思います。標準的な女性でも原曲キーでの歌唱は可能ですが、人によっては少しキーを上げるのもよいです。
最後に『10% roll, 10% romance』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、かなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2A#はAメロやBメロ等で登場します。この辺りは男性曲の最低音としてはかなり高いです。mid2A#が最低音となる男性曲は、ほぼ「キーの高い男声曲(要スタミナ)」となります。今回の『10% roll, 10% romance』は、この傾向に明確に当てはまると言えそうです。
一方、最低音が高い分、女性が原曲キーで歌うことも可能です。私なりの印象ですが、男性よりもむしろ女性向けの曲ではないかと思います。ただ、ユニゾンの作品らしく、歌メロが速く、息継ぎするタイミングが取りにくいなど難しい部分も多いです。そのため、女性であってもある程度練習が必要だといえます。
次に、地声最高音hiCはサビやラストサビで登場します。登場回数は4回程度です。一方、同曲は全体を通してhiA#が40回以上登場します。そのため、最高音以上に高音感があり、男性としてはかなり高いです。そのため、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4つ程度下げてみてください(♭4程度)。
『10% roll, 10% romance』は低音域に余裕が多く、キー調整はしやすいです。同曲は音域自体はそこまで広くはありません。そのため、大きなキー調整に抵抗が無いのであれば、ビギナー向けの調整も可能だと思います。
一方、同曲は歌メロがかなり速く、息継ぎなどもしにくい作品です。そうした点を考慮すると、歌い慣れた人向けの楽曲だと私は強く感じます。
『10% roll, 10% romance』を原曲キーで歌唱する場合、hiA#~hiC辺りをしっかり歌いこなせる力が求められます。とりわけ、hiA#の登場回数が非常に高く、またmid2G~mid2G#辺りも超頻出です。高音域が得意な男性であっても体力がゴリゴリ削られるタイプの曲です。そのため、「高音域が非常に得意な男性」、「標準的な女性」などが原曲キーに合いやすそうです。どちらかといえば、女性の方が原曲キーにマッチしやすそうな曲です。
『10% roll, 10% romance』はアッパーなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすいと思います(難易度は高いですが)。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
記述が恐ろしいほど多くなってますね
HiCが4回だけでも『かなり高い』表記なのが納得の難易度だと思われます。歌メロが相当に忙しく音域が上に狭いのでhiC出す前に疲れ切る感じがあります。
余談ですがアップテンポでノリのいい曲というイメージでしたがあるきっかけで結婚式とかに流すのに向いていると思いました(歌詞が意外とロマンチックな感じが有るので)
コメントありがとうございます。
やはりユニゾンは1曲1曲の密度が濃く歌うのが大変そうです。
今回の音域調査でも感じましたが、
過去に記事にしたユニゾンの曲について
今回のようにhiAやhiBの回数を数えて、加筆してもよいかもしれません。
そっちの方が、高音域や難易度の判定に役立つような気がします
この曲は確かに歌詞もいいですよね。私も以前より調査したいと感じていました。
全くの別件ですが以前リクエストした最終回STORYが自分の説明少し分かりにくかったので、調査は原曲2013年版でお願いします
あとフォーリミの新曲先行配信されたので近いうちに調査お願いします。
なるほど。2013年盤をベースですね。
フォーリミの新曲、今たまたま聴いてました笑
他にもフォーリミのリクエストがありますが、新曲優先します。
今回のは以前のガラパゴスよりはずっとやりやすそうです。